〔Market Flash〕日本企業のDX意欲は強いが需要には変化も~SMBC日興

2024/03/28(木) 13:50
【13:50】日本企業のDX意欲は強いが需要には変化も~SMBC日興  SMBC日興証券では、25.3期のビジネスソフト・ITサービスセクターのファンダメンタルズは良好と判断し、業種格付けを「強気」としている。ただし、DXは検証期に入っていると指摘。投資効率を高めるために、対象を絞った集中投資や、AI活用の模索、さらにはIT内製化を通した長期的なDX体制を目指す日本企業が増加し、需要が変化しているとのこと。また、過去1年間はSEの工数単価増を顧客企業が受け入れたことなどから、増収率が例年より高まった。SMBC日興では、今後の需給は引き続きタイトとみているものの、それらの効果が薄れて増収率が徐々に低下し、費用増が利益率に影響を与える企業も出てくる可能性があると考えている。 【13:25】全人代後の中国株式相場の行方~東海東京  東海東京インテリジェンス・ラボでは、上海総合指数とハンセン指数が2月から3月にかけて緩やかながらも回復展開にあることに注目している。中国当局が中国本土株式市場の救済に動いたことが回復の原動力になったとみている。上海総合指数は200日移動平均線の突破を目指す位置にいるが、突破するかどうかは中国当局がイノベーションや消費拡大に政策支援をうまく行えるかどうかにかかっているとコメント。そのカギを握るのは、全人代で決定された財政赤字に含まない枠となる超長期国債の活用と指摘している。早い段階で効果的に使うならば景気先行きに対する不安解消につながり、相場安定化の材料になると東海東京では考えている。 【10:40】上昇が続く日本株、銘柄物色に変化は訪れるか~SMBC日興  SMBC日興証券では日本株に関して、本決算発表やマクロ環境の変化を前に物色の変化が起こりやすい時間帯と考えている。現時点では、割安株を念頭に「金融株」や「外需株」を優先しつつ、徐々に「内需株」をバランスよく保有していくことが望ましいと考えている。外需株のセクターとしては「輸送用機器」「電気機器」「機械」「ガラス土石」に注目しており、内需株に本格シフトした後の注目セクターには「建設」「小売」「サービス」「不動産」を挙げている。 【9:55】通貨オプション市場ではボラが急低下~東海東京  東海東京インテリジェンス・ラボでは為替に関するリポートの中で、通貨オプション市場において、予想変動率(インプライド・ボラティリティ:ボラ)が大きく低下していることを指摘している。1カ月物ボラは、ドル円が150円を超えた昨年11月につけた7%割れの水準に並んだとのこと。ボラが低下すると動きに対する備えが手薄になっている状態となる。昨年11月半ば以降の円高局面では、ボラの急上昇を伴って円が急騰した。東海東京では、何らかの円高ドル安材料が出てきた場合には、昨年11月の再来に一定の警戒が必要とコメント。その一方で、ドル円が152円を明確に超えてくると、ボラの急上昇が円を一段と押し下げる原動力になり得る点にも留意が必要と指摘している。 【8:45】寄り前気配は明電舎、ニッパツ、菱地所、日本ペが高い気配値  主力株の寄り前気配では、明電舎<6508>+6.93%、ニッパツ<5991>+5.55%、菱地所<8802>+4.98%、日本ペ<4612>+4.91%、住友不<8830>+4.89%、THK<6481>+4.47%、NRI<4307>+4.04%、リコー<7752>+2.90%、NXHD<9147>+2.83%などが高い気配値。  安い気配値の方は株式分割を実施した銘柄が多く、データの取得が困難のため、本日は開示を見送りとさせていただきます。ご了承ください。
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