〔Market Flash〕紙パ・ガラ土・カーボンでは業績計画の前提条件が重要に~大和

2024/04/16(火) 13:05
【13:00】紙パ・ガラ土・カーボンでは業績計画の前提条件が重要に~大和  大和証券では紙パルプ、ガラス、セメントおよびカーボン各社に関して、1-3月期決算では、3月決算企業の25.3期見通しに注目している。ガラスやカーボン各社は12月決算企業が多く、期初計画に対する進ちょく状況を注視する必要があるとコメント。紙パルプ、セメント、その他素材の3月決算企業では、どのような前提で業績計画を公表するかが重要になると指摘している。大和では紙パルプ・セメントについては、為替は円安傾向、数量は引き続き弱含みの前提をそれぞれ置いてくる可能性があるとみている。その他素材では自動車や半導体などの部材を手がける企業が多く、販売面で過度に保守的な見通しが公表される可能性は低いと予想している。 【10:30】物価と賃金の好循環にはデマンドプル・インフレが必要~SMBC日興  SMBC日興証券では、物価と賃金の好循環が実現されるかどうかに関して、インフレの構造が重要であることを指摘している。デマンドプル・インフレでは物価と賃金の好循環が実現されやすく、コストプッシュ・インフレでは実現され難い。賃金を価格転嫁しても財・サービスの需給がタイトでなければ、値上げした商品は売れなくなる。そのため、物価と賃金の好循環が実現されるには、需要超過、デマンドプル・インフレの構造が必要とSMBC日興では考えている。現在は、マクロ需給はマイナスで需要不足状態にある。需要超過でないためインフレを跳ねのけられず、個人消費は3四半期連続のマイナスとなっているとSMBC日興では分析している。 【9:55】富裕層の消費意欲は旺盛~三菱UFJMS  三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、日本の現代アート市場で活発なオークション取引が見られていると指摘。国内の自動車販売においても超高級車が一定のペースで需要が伸び続けているとのことで、富裕層の消費を取り込むビジネスに注目している。個別では百貨店の三越伊勢丹<3099.T>やJフロント<3086.T>のほか、総合金融サービス、オークションハウス運営などを手がけるSBIHD<8473.T>などに注目している。 【8:45】寄り前気配は東宝、大東建、石油資源、住友ファーマが高い気配値  主力株の寄り前気配では、東宝<9602>+3.18%、大東建<1878>+1.73%、石油資源<1662>+1.37%、住友ファーマ<4506>+1.28%、スタンレ電<6923>+1.26%、豊田合<7282>+1.16%、山九<9065>+0.95%などが高い気配値。  一方、大塚商<4768>-7.01%、日テレHD<9404>-5.91%、ニフコ<7988>-5.06%、アズビル<6845>-5.02%、シマノ<7309>-5.02%、ヤマダ電<9831>-4.88%、マツキヨココ<3088>-4.77%、大塚HD<4578>-4.74%などが安い気配値となっている。
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