長瀬産業-底堅い 高バイオマス度の高吸水性ポリマーの新グレードの開発に成功
長瀬産業<8012.T>が底堅い。同社は18日、グループ会社と共同で、高バイオマス度の高吸水性ポリマーの新グレードの開発に成功し、第三者機関による試験で海洋生分解性認証に求められる分解性(海洋中180日間で90%以上の分解)を示す事が確認されたと発表した。
水中で分解される特性により、緑化や農業用の保水材として土壌で使用し河川などを通じて海に流れ出た場合でも、プラスチックごみとして残存する量を削減することができるという。
同開発は、育成領域である研究開発機能を活用したバイオ分野での素材開発の一環であり、2026年度中の上市をめざし、量産技術の確立と生産体制の構築を進めるとしている。
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