九州電力-急騰 今期最終益52%減見込むもコンセンサス上回る
九州電力<9508.T>が急騰。同社は4月30日、25.3期通期の連結純利益予想を800億円(前期比51.9%減)、年間配当予想を50円(前期は25円)にすると発表した。市場コンセンサスは775億円。
燃料価格の下落による燃料費調整の期ずれ差益縮小や、卸電力市場価格の上昇による購入電力料の増加などを踏まえた。
24.3期通期の連結純損益は1664億円の黒字(前の期は564億円の赤字)だった。燃料価格の下落により燃料費調整の期ずれ影響が前年度の差損から差益に転じたことに加え、原子力発電所の稼働増などにより燃料費が減少したことや、卸電力市場価格の下落により購入電力料が減少したことなどが寄与した。
なお、減益見通しとなったものの、コンセンサスを上回ったことで、株価は買いが優勢となっている。
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