北海道電力-急騰 円高・原油価格下落を材料視 電気・ガスが値上がり上位
北海道電力<9509.T>が急騰。円高進行と原油価格の下落が材料視されている。
1日のニューヨーク原油先物相場は3日続落。WTI原油先物は6月限の終値が前営業日比2.93ドル安の1バレル=79.00ドルとなった。ガザ休戦合意への期待や、予想外に積み増されたことが明らかとなった原油在庫が、相場の重しとなった。
また、2日のドル円相場は1ドル=156円に下落。朝方には153円台まで円高が進む場面もあり、円買い介入の観測が浮上している。
円高進行と原油価格の下落を受け、燃料コスト減への期待から、国内の電気・ガス関連銘柄に買いが入っている。関西電力<9503.T>、北海道ガス<9534.T>も高い。東証の業種別騰落率では電気・ガスが卸売業に次ぎ、値上がり率2位となっている。
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