後場コメント No.1 大東建、伊藤米久、ストリムメディ、タカヨシHD、郵船、ダブルエー

2024/05/02(木) 15:02
★12:30  大東建託-後場マイナス転換 今期営業益5%増見込む コンセンサス下回る
 大東建託<1878.T>が後場マイナス転換。同社は2日11時30分、25.3期通期の連結営業利益予想を1100億円(前期比4.9%増)に、年間配当予想を575円(前期は555円)にすると発表した。市場コンセンサスは1193億円。

 新たな中期経営計画(2024年度~26年度)を策定し、人的資本経営の推進、強固なコア事業の確立などの重点施策に取り組むとしている。

 24.3期通期の連結営業利益は1048億円(前の期比4.8%増)だった。建設事業において、工事が順調に進ちょくした。価格改定の効果も寄与した。期末配当は従来予想の268円に対し288円(23.3期末は259円)に決定した。

 なお、今期の見通しがコンセンサスを下回ったこともあり、株価は売りが優勢となっている。

★12:31  伊藤ハム米久-後場上げ幅拡大 今期経常益2%増見込む 新中計策定 26年度経常益300億円めざす
 伊藤ハム米久ホールディングス<2296.T>が後場上げ幅拡大。同社は2日12時、25.3期通期の連結経常利益予想を265億円(前期比1.8%増)に、年間配当予想を145円(前期は125円)にすると発表した。市場コンセンサスは268億円。

 全社で基礎収益力の底上げに取り組むことで増益の見通し。加工食品事業は、原材料高などに対し価格改定の着実な浸透、内部改善でカバーする。食肉事業は、海外における牛肉輸出価格の回復遅れ、羊肉輸出価格下落を見込む。

 24.3期通期の連結経常利益は260億円(前の期並み)だった。

 併せて、2035年度に向けた長期経営戦略および中期経営計画(24年度~26年度)を策定したことも発表した。35年度の定量目標として、経常利益500億円、ROE(自己資本利益率)8.0%以上、ROIC(投下資本利益率)6.8%以上をめざす。中計最終年度の経常利益目標は300億円とした。

★12:35  ストリームメディア-後場買い気配 1Q営業益24%増 通期計画上回る
 ストリームメディアコーポレーション<4772.T>が後場買い気配。同社は2日12時30分、24.12期1Q(1-3月)の連結営業利益は2.3億円(前年同期比23.6%増)だったと発表した。通期の会社計画0.9億円を上回った。

 エンターテインメント事業において、前年同期を上回るコンサート動員数を達成した。ポップアップストアを多数展開したことも寄与し、四半期ベースの営業利益は合併後で最高益となった。通期の見通しは据え置いた。

★12:43  タカヨシHD-後場上げ幅拡大 上期営業益8%減も神戸物産とのフランチャイズ契約を好感
 タカヨシホールディングス<9259.T>が後場上げ幅拡大。同社は2日12時15分、24.9期上期(10-3月)の営業利益は5.0億円(前年同期比7.8%減)だったと発表した。

 販管費において、人件費やシステム投資に伴う減価償却費が増加したことが響いた。

 なお、株価は同日発表された、同社子会社と神戸物産<3038.T>とのフランチャイズ契約締結が好感され、買いが優勢となっている。

★12:43  タカヨシHD-後場上げ幅拡大 子会社が神戸物産とフランチャイズ契約
 タカヨシホールディングス<9259.T>が後場上げ幅拡大。同社は2日12時16分、100%子会社のわくわく広場が神戸物産<3038.T>と4月26日にフランチャイズ契約を締結したと発表した。
 
 わくわく広場では、地域の食の産直プラットフォーム型店舗「わくわく広場」を運営している。

 さらなる成長と顧客満足に向け、オリジナリティあふれる商品や、世界各国の商品をラインアップに加えた、神戸物産の業務スーパーと融合した新たなハイブリット型店舗に挑戦するとしている。

★12:47  日本郵船-底堅い 郵船ロジ現地法人がオランダの自動車部品配送会社を買収
 日本郵船<9101.T>が底堅い。同社は2日11時39分、グループの郵船ロジスティクス現地法人Yusen Logistics (Benelux)(以下YLBX)が、自動車部品の配送に強みを持つオランダの物流会社Parts Expressを買収したと発表した。
 
 YLBXはベネルクス(ベルギー・オランダ・ルクセンブルク)を中心に物流事業を展開しており、特に自動車・ヘルスケア・リテールなど特定産業へのサービスが強みだという。今回の買収によりYLBXは、重点事業と位置付ける自動車産業への物流をさらに強化するとしている。

★12:47  ダブルエー-大幅安 4月度の単体売上高1%減 店舗販売は5%減
 ダブルエー<7683.T>が大幅安。同社は1日、4月度の単体売上高は速報値で合計12億9600万円(前年同月比1%減)だったと発表した。店舗販売は同5%減、オンライン販売は前年同月なみとなった。

 昨年は広告宣伝の一環としてコマーシャル放映をしていたが、今期は実施していなかった。販促のずれも響いた。


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