〔Market Flash〕FOMCでは利下げ開始の先送りを示唆~大和総研

2024/05/07(火) 14:04
【14:00】FOMCでは利下げ開始の先送りを示唆~大和総研  大和総研では今回のFOMCに関して、声明文や記者会見を総じてみれば、利下げ開始の先送りを主なメッセージとして発信するというものであり、市場参加者にとってサプライズはなかったと捉えている。パウエルFRB議長が追加利上げに消極的であったことは市場にとって安心材料ではあるが、2024年内の利下げ開始に関してはかなりトーンダウンしており、0.25%ptの利下げを織り込む市場にとってはサプライズになり得るとコメント。大和総研では年内の利下げ開始を否定するタイミングとして、早ければ次回のFOMC(6/11~12)、あるいは9月のFOMC(9/17~18)が選択肢になると考えている。 【12:50】乱気流に備えてシートベルトを締め直す~SMBC日興  SMBC日興証券ではテクニカルリポートの中で、足元では市場の変動率が高まり、転機接近をうかがわせる動きが増えていると指摘している。米国株価指数の調整はここまで限定的なものにとどまっているが、米国債利回りの反発が拡大する中で割高感が強まっており、むしろ日本株以上に下げ圧力が高まっているように思われるとコメント。今後は3月に頭打ちとなった日経平均同様に米主要株価指数もピークアウトして下げが拡大し、7~8月頃まで調整が続く可能性があると考えている。また、米国株の調整が拡大し始めた場合には、米国やドイツの金利もピークアウトし、ドルやユーロは軟化すると予想している。 【10:10】中国の5月、6月は政策期待が高まりやすい時期に~東海東京  東海東京インテリジェンス・ラボでは中国株に関するリポートの中で、7月に第20期中央委員会第3回全体会議(3中全会)を開催することが決定されたことに注目している。3中全会は主に中長期の経済政策方針を決定する会議で、2023年秋に開催される予定だったが延期され、開催日程が注目されていた。7月の会議では低迷する不動産市場に対する支援や少子化対策、退職年齢の引き上げなどの主要な経済政策方針が決定される予定。東海東京では、7月の3中全会開催が決定されたことで5月、6月は政策期待が高まりやすい時期になるとみており、中国株の堅調な相場展開を予想している。 【9:55】5月のREIT指数は1750~1900ptのレンジ推移を予想~大和  大和証券では、5月の東証REIT指数は1750pt~1900ptのレンジでの推移を見込んでいる。ファンダメンタルズに着目し、徐々に水準を切り上げていく展開に期待しているが、国内における利上げ開始時期に関する思惑や日米長期金利の動向次第では、上値が抑えられる可能性もあるとみている。一方で、株式との比較では依然として出遅れ感があると指摘。現状のバリュエーションは割安との見方から、下値は限定的と考えている。 【8:45】寄り前気配は北海電、東エレク、スクリーン、スギHDが高い気配値  主力株の寄り前気配では、北海電<9509>+6.68%、東エレク<8035>+6.15%、スクリーン<7735>+5.42%、スギHD<7649>+5.35%、ネクソン<3659>+5.24%、ディスコ<6146>+5.16%、関西電<9503>+4.96%、オリンパス<7733>+4.86%、森精機<6141>+4.81%、丸紅<8002>+4.64%などが高い気配値。  一方、ソニーG<6758>-5.92%、阿波銀<8388>-5.79%、日光電<6849>-5.05%、キヤノンMJ<8060>-4.63%、りそなHD<8308>-3.00%、ニッコンHD<9072>-2.90%、三井E&S<7003>-2.88%などが安い気配値となっている。
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