佐藤商事-後場マイナス転換 今期最終益17%減見込む 前期は5%増
佐藤商事<8065.T>が後場マイナス転換。同社は8日11時30分、25.3期通期の連結純利益予想を53.5億円(前期比17.4%減)に、年間配当予想を68円(前期は73円)にすると発表した。
策定した中計で掲げたビジョンに基づき、多様化する環境に対応しながら、持続的な成長を実現するよう、引き続き重点課題に取り組むとしている。
24.3期通期の連結純利益は64.8億円(前の期比4.6%増)だった。
主力の鉄鋼事業では、主要取引業界である商用車業界や建産機業界向けの販売が低調で苦戦した。一方、電子事業において、主力のプリント配線基板用積層板の販売に加えて、液晶、半導体向け部材の輸出および部品の販売が堅調に推移したことなどが寄与した。
併せて24.3期の期末配当予想を35円から41円(前の期末は38円)に上方修正すると発表した。年間配当予想は73円(前の期は67円)となる。
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