オムロン-買い気配 今期最終益5%増見込む 前期は89%減
オムロン<6645.T>が買い気配。同社は8日に、25.3期通期の連結純利益予想(米国基準)は85億円(前期比4.9%増)と発表した。市場コンセンサスは230億円。
構造改革プログラム「NEXT2025」において、収益成長基盤の再構築に取り組むとしている。なお、2000人規模の人員削減による約280億円の一時的な費用を見通しに含めている。
24.3期通期の連結純利益は81億円(前の期比89.0%減)だった。
制御機器事業の売上高が、グローバルで製造業における設備投資需要の低迷が継続したことに加え、販売代理店における在庫調整の影響を受けたことにより、前期比で大きく減少した。また、電子部品事業の売上高が、民生業界向けの需要低迷の継続により前期比で大きく減少した。
JMDCの株式について、追加取得時点の市場価格にて再評価を行ったことによる損失など(120億円)を計上したことも響いた。
また、25.3期の年間配当予想は104円(前期は104円)とした。
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