前場コメント No.5 ラウンドワン、椿本興、GMOTECH、ヒューマンHD、ツカダGHD、コカコーラBJH

2024/05/09(木) 11:30
★9:04  ラウンドワン-反発 今期営業益6%増見込む 前期は43%増
 ラウンドワン<4680.T>が反発。同社は8日、25.3期通期の連結営業利益予想を257億円(前期比6.2%増)に、年間配当予想を16円(前期は12円)にすると発表した。

 新規出店、新規事業などの営業基盤の拡大と、ファン層の拡大、魅力的な景品開発などの収益構造の改善・確立に注力するとしている。

 24.3期通期の連結営業利益は242億円(前の期比43.0%増)だった。

 日本セグメントでは新規顧客層の開拓を図ったほか、経済状況を勘案しボウリング・スポッチャにて料金の見直しを実施したとしている。

★9:05  椿本興業-買い気配 今期営業益5%増見込む 前期は3%増
 椿本興業<8052.T>が買い気配。同社は8日、25.3期通期の連結営業利益予想を55.0億円(前期比5.0%増)にすると発表した。

 豊富な受注残高を順調に消化しつつ、産業全般において、自動化・省力化の提案や環境関連機器等の拡販を積極的に行うことにより業績拡大に努めるとしている。

 24.3期通期の連結営業利益は52.3億円(前の期比2.6%増)だった。

 中国での大口の偏光板生産設備をはじめ、省力化設備などの設備装置関連を中心に、受注高は前の期比で大幅に増加したとしている。

 併せて24.3期の期末配当を従来予想の120円に対して、140円(前の期末は120円)に決定した。年間配当は180円(前の期は150円)となる。

★9:06  GMO TECH-買い気配 通期営業益を上方修正 1Qは96%増
 GMO TECH<6026.T>が買い気配。同社は8日、24.12期通期の連結営業利益予想を従来の8.0億円から10.4億円(前の期比83.7%増)に上方修正すると発表した。
 
 売上高の増加を見込むことや、積極的なAI技術の活用を含めた効率化の推進により、コストの削減を見込むことを踏まえた。

 24.12期1Q(1-3月)の連結営業利益は2.7億円(前年同期比96.2%増)だった。
 
 アフィリエイト事業における海外案件の伸長が、売上高、営業利益の伸びをけん引したほか、継続的に取り組んできた業務効率改善、生産性向上効果も寄与した。

★9:06  ヒューマンHD-買い気配 前期営業益を上方修正 増配も発表
 ヒューマンホールディングス<2415.T>が買い気配。同社は8日、24.3期通期の連結営業利益予想を従来の27.0億円から31.5億円(前の期比39.8%増)に上方修正すると発表した。
 
 事業の高付加価値化と利益率の向上に努めたことで、前回発表予想を上回る見込みとなったことを踏まえた。

 併せて24.3期の期末配当予想を42.5円から62.5円(前の期末は27円)に上方修正すると発表した。年間配当予想も同額となる。

★9:07  ツカダGHD-急騰 通期営業益を上方修正 コストダウン施策などが寄与
 ツカダ・グローバルホールディング<2418.T>が急騰。同社は8日、24.3期通期の連結営業利益予想を従来の60.3億円から64.2億円(前の期比20.2%増)に上方修正すると発表した。

 上期までで、売上原価に占める変動費割合が低い宿泊売上高が増加する見込みであるほか、全社を挙げたコストダウン施策も寄与し、通期業績にも波及する見込みであることを踏まえた。

★9:10  コカコーラBJH-急落 1Q最終赤字縮小も赤字着地を嫌気
 コカ・コーラ ボトラーズジャパンホールディングス<2579.T>が急落。同社は8日、24.12期1Q(1-3月)の連結純損益(IFRS)は29.0億円の赤字(前年同期は64.6億円の赤字)だったと発表した。市場コンセンサスは44.5億円の赤字。

 ケース当たり納価の改善やチャネル・パッケージミックスの改善などにより赤字幅が縮小した。2Q(4-6月)は5月の価格改定の円滑な実施を含め、最需要期の夏場に活動の効果を最大化するための準備を徹底する。また、来年以降の持続的な利益成長に向け、10月にさらなる価格改定を実施することを決定したとしている。

 なお、1Qの赤字着地を受けて株価は売りが優勢となっている。


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