前場コメント No.9 トヨタ、AIメカテック、曙ブレーキ、小野建、東映、インバウンPF
★9:50 トヨタ-3日ぶり反落 米長期金利低下し円高進行 自動車株に売り
トヨタ自動車<7203.T>が3日ぶり反落。為替市場において、円高が進行していることから自動車株が売られている。
前日の米国市場では、注目された米4月消費者物価指数(CPI)などが市場予想を下回ったことで、年内の利下げ期待が強まった。長期金利は4.3%台に低下し、日米金利差の縮小から円高が進行。足元では153円台を付ける場面もあった。
円安の恩恵が大きい自動車株が軟調に推移しており、三菱自動車<7211.T>、日産自動車<7201.T>、ホンダ<7267.T>など関連株が軒並み下落している。なお、自動車大手各社は、今期の想定為替レートを1ドル140円~145円の間で設定している。
トヨタ自動車<7203.T>が3日ぶり反落。為替市場において、円高が進行していることから自動車株が売られている。
前日の米国市場では、注目された米4月消費者物価指数(CPI)などが市場予想を下回ったことで、年内の利下げ期待が強まった。長期金利は4.3%台に低下し、日米金利差の縮小から円高が進行。足元では153円台を付ける場面もあった。
円安の恩恵が大きい自動車株が軟調に推移しており、三菱自動車<7211.T>、日産自動車<7201.T>、ホンダ<7267.T>など関連株が軒並み下落している。なお、自動車大手各社は、今期の想定為替レートを1ドル140円~145円の間で設定している。
★9:51 AIメカテック-ストップ安 今期営業益を下方修正 3Q累計は4.5億円の赤字
AIメカテック<6227.T>がストップ安。同社は15日、24.6期通期の連結営業利益予想を従来の14.2億円から3.5億円(前期比39.9%減)に引き下げると発表した。
生成AIサーバ-用の先端半導体パッケ-ジ向けウェハハンドリングシステムやパワ-半導体向けUV/プラズマ装置は順調に推移する一方、IT機器・汎用サーバ-向け投資回復の動きが鈍く、はんだボールマウンタについて翌期以降への期ずれが発生していることから、前回予想を下回る見通し。
24.6期3Q累計(7-3月)の連結営業損益は4.5億円の赤字(前年同期は4.9億円の赤字)だった。
AIメカテック<6227.T>がストップ安。同社は15日、24.6期通期の連結営業利益予想を従来の14.2億円から3.5億円(前期比39.9%減)に引き下げると発表した。
生成AIサーバ-用の先端半導体パッケ-ジ向けウェハハンドリングシステムやパワ-半導体向けUV/プラズマ装置は順調に推移する一方、IT機器・汎用サーバ-向け投資回復の動きが鈍く、はんだボールマウンタについて翌期以降への期ずれが発生していることから、前回予想を下回る見通し。
24.6期3Q累計(7-3月)の連結営業損益は4.5億円の赤字(前年同期は4.9億円の赤字)だった。
★10:01 曙ブレーキ工業-大幅安 今期最終益10%減見込む 前期は3.6倍
曙ブレーキ工業<7238.T>が大幅安。同社は15日、25.3期通期の連結純利益予想を31.0億円(前期比10.2%減)にすると発表した。
賃金率の上昇による人件費の増加や、米国ケンタッキー州の工場閉鎖に向けた前倒し生産および、インドネシアの西ジャワ州に建設中の新工場への移転に伴う一時費用などが響く。
24.3期通期の連結純利益は34.5億円(前の期比3.6倍)だった。日本における退職給付制度改定益や2022年6月に閉鎖したアラス工場(フランス)の不動産売却により固定資産売却益を計上したことなどが寄与した。
曙ブレーキ工業<7238.T>が大幅安。同社は15日、25.3期通期の連結純利益予想を31.0億円(前期比10.2%減)にすると発表した。
賃金率の上昇による人件費の増加や、米国ケンタッキー州の工場閉鎖に向けた前倒し生産および、インドネシアの西ジャワ州に建設中の新工場への移転に伴う一時費用などが響く。
24.3期通期の連結純利益は34.5億円(前の期比3.6倍)だった。日本における退職給付制度改定益や2022年6月に閉鎖したアラス工場(フランス)の不動産売却により固定資産売却益を計上したことなどが寄与した。
★10:05 小野建-大幅安 今期営業益3%増見込むも前期の計画下振れを嫌気
小野建<7414.T>が大幅安。同社は15日、25.3期通期の連結営業利益予想を85.0億円(前期比3.4%増)に、年間配当予想を69円(前期は69円)にすると発表した。
、鉄鋼・建材・工事の3部門の総合力を生かすとともに、各拠点間のネットワークを生かし需要の変動に柔軟に対応できる販売・在庫体制を強化する。また、鉄鋼市況に影響を極力受けにくいように付加価値向上のための設備投資をコンスタントに行うとともに、M&Aによる営業強化も図る。
24.3期通期の連結営業利益は82.2億円(前の期比15.6%減)だった。会社計画の93.7億円から下振れて着地した。燃料の高騰や物価上昇による運賃・人件費の増加に加え、積極的な設備投資による減価償却費の増加を主要因として、販管費が大幅に増加したことが響いた。
業績が予想を下回ったことを勘案し、24.3期の期末配当を従来予想の45円に対して33円(前の期末は44円)に決定した。株価は、前期の計画下振れ着地やそれに伴う前期末配当の見通し下振れ決定が嫌気されて、大きく売られている。
小野建<7414.T>が大幅安。同社は15日、25.3期通期の連結営業利益予想を85.0億円(前期比3.4%増)に、年間配当予想を69円(前期は69円)にすると発表した。
、鉄鋼・建材・工事の3部門の総合力を生かすとともに、各拠点間のネットワークを生かし需要の変動に柔軟に対応できる販売・在庫体制を強化する。また、鉄鋼市況に影響を極力受けにくいように付加価値向上のための設備投資をコンスタントに行うとともに、M&Aによる営業強化も図る。
24.3期通期の連結営業利益は82.2億円(前の期比15.6%減)だった。会社計画の93.7億円から下振れて着地した。燃料の高騰や物価上昇による運賃・人件費の増加に加え、積極的な設備投資による減価償却費の増加を主要因として、販管費が大幅に増加したことが響いた。
業績が予想を下回ったことを勘案し、24.3期の期末配当を従来予想の45円に対して33円(前の期末は44円)に決定した。株価は、前期の計画下振れ着地やそれに伴う前期末配当の見通し下振れ決定が嫌気されて、大きく売られている。
★10:06 東映-急落 今期営業益17%減見込む 前期は19%減
東映<9605.T>が急落。同社は25.3期通期の連結営業利益予想を244億円(前期比16.8%減)に、年間配当予想を12円(前期は135円)にすると発表した。市場コンセンサスは304億円。
興行収入は前期比で減少を見込むが、全般として引き続き好調な事業環境を見込む。新たな撮影技術への投資や人的投資、「持続的な成長を支える経営基盤強化」のための不動産再開発など、長期的に安定した経営のための投資も積極的に実施するとしている。
今期の配当予想は、株式分割を考慮しない場合60円となる。前期は135円のうち75円が特別配当だったため、普通配当ベースでは今期配当は前期並みとなる。
24.3期通期の連結営業利益は293億円(前の期比19.3%減)だった。映画「聖闘士星矢 The Beginning」の棚卸資産評価損を計上したことが響いた。アニメーション作品の海外版権収入や国内映像配信のほか、映画「THE FIRST SLAM DUNK」のビデオグラム販売などが好調だった。
東映<9605.T>が急落。同社は25.3期通期の連結営業利益予想を244億円(前期比16.8%減)に、年間配当予想を12円(前期は135円)にすると発表した。市場コンセンサスは304億円。
興行収入は前期比で減少を見込むが、全般として引き続き好調な事業環境を見込む。新たな撮影技術への投資や人的投資、「持続的な成長を支える経営基盤強化」のための不動産再開発など、長期的に安定した経営のための投資も積極的に実施するとしている。
今期の配当予想は、株式分割を考慮しない場合60円となる。前期は135円のうち75円が特別配当だったため、普通配当ベースでは今期配当は前期並みとなる。
24.3期通期の連結営業利益は293億円(前の期比19.3%減)だった。映画「聖闘士星矢 The Beginning」の棚卸資産評価損を計上したことが響いた。アニメーション作品の海外版権収入や国内映像配信のほか、映画「THE FIRST SLAM DUNK」のビデオグラム販売などが好調だった。
★10:08 インバウンドPF-ストップ安売り気配 上期営業益51%減 投資増が影響
インバウンドプラットフォーム<5587.T>がストップ安売り気配。同社は15日、24.9期上期(10-3月)の連結営業利益が6400万円(前年d納期日51.1%減)だったと発表した。
マーケティング強化や新規サービス開発により投資が増加したことが響いた。
インバウンドプラットフォーム<5587.T>がストップ安売り気配。同社は15日、24.9期上期(10-3月)の連結営業利益が6400万円(前年d納期日51.1%減)だったと発表した。
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