ニューヨーク外国為替市場概況・2時 ドル円 もみ合い
29日のニューヨーク外国為替市場でドル円はもみ合い。2時時点では151.27円と24時時点(151.24円)と比べて3銭程度のドル高水準。パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の発言が伝わったが、発言内容にサプライズはなく反応は限られ、ドル円は151.20円台でこう着。
パウエルFRB総裁は、「経済は強い、早急に利下げする必要はない」「インフレが低下しなければ金利を維持することも可能」「FRBは予想以上の景気悪化に対応できる」などと述べた。
ユーロドルも動意薄。2時時点では1.0787ドルと24時時点(1.0794ドル)と比べて0.0007ドル程度のユーロ安水準。2月米PCEデフレーターの結果発表後にわずかにドル売りが見られ、1.0805ドルまで高値を更新したものの方向感にはつながらず、1.0780ドル台に上値を切り下げて動きが鈍っている。
ユーロ円は2時時点で163.15円と24時時点(163.22円)と比べて7銭程度のユーロ安水準。市場参加者が少ないなか、163円前半で小幅の上下に始終した。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:151.18円 - 151.50円
ユーロドル:1.0768ドル - 1.0805ドル
ユーロ円:162.94円 - 163.43円
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