後場コメント No.2 島津、シグマ光機、ラクオリア、丸紅など

2016/12/27(火) 15:10
★13:10  島津製作所-反落 食品中残留農薬データベース「Smart Pesticides Database Ver.2」発売
 島津製作所<7701.T>が反落。同社は27日に、多様な食品の残留農薬分析をガスクロマトグラフ質量分析計で高精度に実現する食品中残留農薬データベース「Smart Pesticides Database Ver.2」を発売したと発表した。
 
 本データベースには、国内外で使用されている農薬530成分の分析条件が登録されており、簡便に最適な一斉分析メソッドを作成することができる。さらに、農薬分析に最適な推奨の試薬、前処理キット、消耗品を用意しており、試料の前処理から分析まで多様な食品の残留農薬分析をトータルでサポートするとしている。しかし、マーケットの反応は限定的だ。

★13:32  シグマ光機-続伸 通期営業益を上方修正 旺盛な研究開発・設備投資を予想
 シグマ光機<7713.T>が続伸。同社は26日、17.5期通期の連結営業利益予想を、従来の7.5億円から7.8億円(前期比1.3%減)へと引き上げると発表した。
 産業分野の研究開発投資・設備投資での今後の需要が引き続き堅調に推移すると予想している。

★13:32  ラクオリア-続伸 がん特化創薬のテムリックを完全子会社化
 ラクオリア創薬<4579.T>が続伸。同社は26日、同社を株式交換完全親会社、テムリック(新宿区)を株式交換完全子会社とする株式交換を実施すると発表した。

 がん領域に特化した創薬事業を手掛けるテムリックを完全子会社化することで、アカデミアとの共同研究成果の取り込み先となる創薬プラットフォームを構築することが可能となり、共同研究から創出される治療薬開発の加速化が期待されるという。

★13:34  丸紅-反発 復星医薬と日中間における医薬品等販売事業展開
 丸紅<8002.T>が反発。同社は27日に、復星医薬の100%子会社である上海復星医薬産業発展との間で、日中間における医薬品等卸販売事業の展開を共同で検討することに合意したと発表した。

 丸紅と復星医薬は、主に日本製医薬品などを中国で販売することを主目的とした合弁会社の設立の検討を進める。高品質な日本製医薬品の中国市場におけるニーズの高まりを満たす。合弁会社は、中国で製造される高品質な医薬原材料や、開発が進んでいるバイオシミラーなどの日本市場展開にも取り組む予定。今後の収益拡大への寄与が期待され、買いが入っている。

★13:36  日本ハム-みずほが目標株価引き上げ 豪州事業が19/3期に向け回復基調を強める見通し
 日本ハム<2282.T>が上昇。みずほ証券では、豪州事業は19/3期に向け回復基調を強める見通しとコメント。投資判断は「買い」を継続。目標株価は3150円→3750円と引き上げた。

 豪州牛肉事業における仕入価格と販売価格のスプレッドが、11月以降に安定化の兆しを示しつつあることを踏まえ、豪州事業の営業利益予想を引き上げた。17/3期には19億円の営業赤字を見込むが、19/3期には45億円の営業黒字に転じる見通し。国内の食肉事業では、堅調な販売が続く見通し。国内の食肉販売を担うフード会社の上期の販売数量は、ブランド食肉「桜姫」の好調もあり前年同期比で4.4%増となった点に注目している。

★13:42  シャープ-続伸 3Q営業黒字転換との観測 2年ぶり
 シャープ<6753.T>が続伸。27日付の日経新聞電子版で、同社が17.3期3Q(10-12月)の連結営業損益が黒字(前年同期は38億円の赤字)になる見通しだと報じられた。

 同期の営業黒字は2年ぶり。同社は8月に出資が完了した台湾の鴻海(ホンハイ)精密工業の傘下で経営を再建しており、25億円の営業黒字だった2Q(7-9月)に続いて黒字を確保するという。



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