後場コメント No.1 小林製薬、アーク、TOTO、北恵、シチズン時計など

2016/12/29(木) 15:00
★12:30  小林製薬-売り買い交錯 19.12期までにM&Aで約300億円 日経報道
 小林製薬<4967.T>が売り買い交錯。12月29日付け日本経済新聞で、同社が19.12期までの3年間でM&A(合併・買収)に約300億円を投じると伝えられた。
 中国をはじめとして海外で現地企業を買収し、医薬品の海外販売を拡大するもの。同社が投資計画を明らかにするのは初めてで、300億円は過去の実績よりかなり多い水準と報じられた。
 中国では医薬品の製造販売に必要な認可を取得するために、17年中にも現地の製薬会社を傘下に収める。認可取得後は中国の薬事法に合わせた医薬品を開発し、現地で販売する。

★12:30  アーク-3日続落 証券売却益3億8100万円を計上
 アーク<7873.T>が変わらずを挟み3日続落。同社は28日、資産効率の向上に向けて有価証券を売却し、3億8100万円の利益を計上すると発表した。しかし、軟調な地合いのなかで株価へのポジティブな影響は限定的だ。

★12:41  TOTO-反落 健康状態をチェックできるトイレ開発 ICT活用で
 TOTO<5332.T>が反落。29日付の日経産業新聞で、TOTOは健康状態をチェックできるトイレを開発すると報じられた。
 排便時の臭いから腸内環境を推測する研究を進め、2020年をメドに実用化を目指す。臭いは体に良い働きをする善玉菌が多いほど弱くなるという。通信会社や医療関連企業と連携し、計測した臭いのデータをクラウド上に集めて分析。食生活の改善やサプリメントの提案など、健康と病気の間の状態を示す「未病」対策に役立てるとしている。しかし、軟調な地合いのなかで株価は下落している。

★12:44  北恵-4日ぶり反落 今期3%営業増益見込む 前期8%増益着地
 北恵<9872.T>が4日ぶり反落。同社は28日、17.11期通期の連結営業利益予想を6.5億円(前期比2.7%増)とすると発表した。
 新規取引先の開拓、外壁工事や住設工事などの工事売り上げの拡大、環境・省エネをテーマとした住宅設備機器やオリジナル商品の拡販を行うほか、工事機能も充実させる。
 16.11期通期の営業利益は6.3億円(前の期比8.2%増)だった。外壁工事や住設工事を中心とした工事売り上げの拡大、キッチン・ユニットバスなどの住宅設備機器やオリジナル商品の販売に注力した。

★12:50  シチズン時計-みずほが目標株価引き上げ 円安と北米株式市場の活況は時計事業にプラス
 シチズン時計<7762.T>が3日ぶり反落。みずほ証券では、円安と北米株式市場の活況は時計事業のプラス要因と判断。投資判断「買い」を継続、目標株価を800円→840円と引き上げた。
 みずほでは為替前提を1ドル105円から110円へ変更。会社の下期の前提為替レートは1ドル100円、1ユーロ110円。同社の営業利益に対する為替のインパクトは、1円の円安でドルが約3億円/年のプラス、ユーロが約0.7億円/年のプラス。また、北米株式市場の活況は、北米地域の時計販売に好影響をもたらす可能性があるとした。
 来18.3期は、2017年1月に予定される米国販売会社Citizen Watch Company of America Inc.とBulova Corporationの統合効果も期待可能。みずほ予想は、8月12日の通期会社計画下方修正(営業利益285億円から215億円)を考慮して引き下げたが、修正後の会社計画は上回ると予想。

★13:07  マイネット-プラス浮上 RPG「妖怪百姫たん!」で「化け猫争奪!かくし芸大会」開催
 マイネット<3928.T>がプラス浮上。同社は12月29日13時ごろ、グループ会社のマイネットゲームス(東京都港区)が、運営するスマートフォンアプリ「妖怪百姫たん!」において、新イベント「化け猫争奪!かくし芸大会」を開催すると発表した。
 イベントの開催は2017年1月6日14時59分まで。1話クリアすると次の話が開放されていく全4話のショートストーリー形式。バトルしながらストーリーを進めて、豪華報酬を手に入れるというもの。


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