後場コメント No.2 花王、ＣＴＣ、ファーストコーポ、小野薬品、新日鉄住金など
★12:46 花王－ドイツ証が目標株価引き下げ 目先の利益率圧迫が上振れリスクを抑制
花王<4452.T>が3日ぶり反落。ドイツ証券では、目先の利益率圧迫が上振れリスクを抑制していると判断。レーティング「Hold」を継続、目標株価は5800円→5700円と引き下げた。
同社に関する保守的な見方を維持するとし、17年度には増益率が軟化すると予想。ドイツ証の見解では、中長期的な成長への投資に集中するという同社の戦略的動機により、当面はコスト負担が増し、17年度の増益率は営業利益で前年比1ケタ台へと減速する見通しであるとした。投資家には、より良い買い好機を待つように推奨。
花王<4452.T>が3日ぶり反落。ドイツ証券では、目先の利益率圧迫が上振れリスクを抑制していると判断。レーティング「Hold」を継続、目標株価は5800円→5700円と引き下げた。
同社に関する保守的な見方を維持するとし、17年度には増益率が軟化すると予想。ドイツ証の見解では、中長期的な成長への投資に集中するという同社の戦略的動機により、当面はコスト負担が増し、17年度の増益率は営業利益で前年比1ケタ台へと減速する見通しであるとした。投資家には、より良い買い好機を待つように推奨。
★12:48 伊藤忠テクノ－底堅い AIに本格参入 開発ベンチャーのグリッドと提携
伊藤忠テクノソリューションズ<4739.T>が底堅い。9日付の日経新聞朝刊で、同社がAI（人工知能）開発ベンチャーのグリッド（東京都港区）と提携し、AI事業に本格参入すると報じられた。
AI関連のシステムを共同で開発するほか、AIに詳しい人材を育成するという。製造業やエネルギー関連企業を中心に、AIを活用したデータ分析サービスも提供するとみられる。
伊藤忠テクノソリューションズ<4739.T>が底堅い。9日付の日経新聞朝刊で、同社がAI（人工知能）開発ベンチャーのグリッド（東京都港区）と提携し、AI事業に本格参入すると報じられた。
AI関連のシステムを共同で開発するほか、AIに詳しい人材を育成するという。製造業やエネルギー関連企業を中心に、AIを活用したデータ分析サービスも提供するとみられる。
★12:48 ファーストコーポ－反落 上期営業益32.7％増も材料出尽くしで売り優勢
ファーストコーポレーション<1430.T>が反落。同社は10日12時に、17.5期上期（6-11月）の営業利益は10.2億円（前年同期比32.7％増）だったと発表した。上期の会社計画は9.1億円だった。不動産売上高が前年同期比で大幅に増加したことなどが寄与した。しかし、材料出尽くしで売りが優勢となっている。
ファーストコーポレーション<1430.T>が反落。同社は10日12時に、17.5期上期（6-11月）の営業利益は10.2億円（前年同期比32.7％増）だったと発表した。上期の会社計画は9.1億円だった。不動産売上高が前年同期比で大幅に増加したことなどが寄与した。しかし、材料出尽くしで売りが優勢となっている。
★12:52 小野薬品－ＪＰモルガンが目標株価引き下げ オプジーボの魅力に変わりはなし
小野薬品工業<4528.T>が3日続伸。ＪＰモルガン証券では、オプジーボのグローバル製品としての魅力度、今後の適応追加を含めた成長性には変わりないとし、投資判断「Overweight」を継続した。目標株価は4000円→3600円と引き下げた。
2016年末に会社が発表した通期計画の下方修正を受け、業績予想を見直し。例外的な薬価改定を鑑み、今期の国内オプジーボ売上予想を会社計画並みに引き下げた。また、研究開発費、および販売管理費が期初想定を上回るとの会社発表を受け、コスト面も見直し。今後の薬価改定に関してはタイミングや度合いに不透明な要素が多いが、2018年4月および2020年4月ともに25％の改定を受けると暫定的に想定。結果として5年DCFベースの目標株価は引き下げるとした。
小野薬品工業<4528.T>が3日続伸。ＪＰモルガン証券では、オプジーボのグローバル製品としての魅力度、今後の適応追加を含めた成長性には変わりないとし、投資判断「Overweight」を継続した。目標株価は4000円→3600円と引き下げた。
2016年末に会社が発表した通期計画の下方修正を受け、業績予想を見直し。例外的な薬価改定を鑑み、今期の国内オプジーボ売上予想を会社計画並みに引き下げた。また、研究開発費、および販売管理費が期初想定を上回るとの会社発表を受け、コスト面も見直し。今後の薬価改定に関してはタイミングや度合いに不透明な要素が多いが、2018年4月および2020年4月ともに25％の改定を受けると暫定的に想定。結果として5年DCFベースの目標株価は引き下げるとした。
★12:57 新日鉄住金－ＪＰモルガンが目標株価引き上げ ディフェンシブ性には安心感もある
新日鉄住金<5401.T>がもみ合い。ＪＰモルガン証券では、ニュートラルなセクタースタンスをとる中では、ディフェンシブ性には安心感もあるとコメント。投資判断「Neutral」を継続も、目標株価は2400円→2600円と引き上げた。
17年度業績見通しに、子会社化予定の日新製鋼（5413）を反映して増額修正。原料コスト高による鋼材値上を織り込んだ株価水準とみているとし、投資判断「Neutral」は継続。日本高炉株の中では相対的に値持ちのいい状況が続くとみているとし、セクターにニュートラルなスタンスをとる中で保有するに適している。さらなる株価アップサイドをみるためには、原油ガスE&P会社の投資回復やシームレスパイプ価格の底入れを確認する必要があるとした。
新日鉄住金<5401.T>がもみ合い。ＪＰモルガン証券では、ニュートラルなセクタースタンスをとる中では、ディフェンシブ性には安心感もあるとコメント。投資判断「Neutral」を継続も、目標株価は2400円→2600円と引き上げた。
17年度業績見通しに、子会社化予定の日新製鋼（5413）を反映して増額修正。原料コスト高による鋼材値上を織り込んだ株価水準とみているとし、投資判断「Neutral」は継続。日本高炉株の中では相対的に値持ちのいい状況が続くとみているとし、セクターにニュートラルなスタンスをとる中で保有するに適している。さらなる株価アップサイドをみるためには、原油ガスE&P会社の投資回復やシームレスパイプ価格の底入れを確認する必要があるとした。
★13:01 スギＨＤ－大幅反落 決算は想定以下 業績下方修正はサプライズ 「中立」継続
スギホールディングス<7649.T>が5日ぶり大幅反落。ゴールドマン・サックス証券では、決算は想定以下で、業績下方修正はサプライズとコメント。投資判断「中立」を継続、目標株価は5500円→5300円と引き下げた。
3Q営業利益は前年同期比10％減の50億円と想定以下（ＧＳ予想53億円）で、会社計画7億円強下振れ。通期会社計画は240億円→220億円と下方修正され、サプライズ（従来ＧＳ予想230億円）とした。技術料を他社より取れているため薬価改定の影響を受けやすいほか、インバウンドを含む物販の売り上げの弱含みなど、個別的要因の影響は大きいと想定。ＧＳでは決算を受け、売り上げを中心に今期以降営業利益を4％ずつ下方修正した。
スギホールディングス<7649.T>が5日ぶり大幅反落。ゴールドマン・サックス証券では、決算は想定以下で、業績下方修正はサプライズとコメント。投資判断「中立」を継続、目標株価は5500円→5300円と引き下げた。
3Q営業利益は前年同期比10％減の50億円と想定以下（ＧＳ予想53億円）で、会社計画7億円強下振れ。通期会社計画は240億円→220億円と下方修正され、サプライズ（従来ＧＳ予想230億円）とした。技術料を他社より取れているため薬価改定の影響を受けやすいほか、インバウンドを含む物販の売り上げの弱含みなど、個別的要因の影響は大きいと想定。ＧＳでは決算を受け、売り上げを中心に今期以降営業利益を4％ずつ下方修正した。
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