後場コメント No.4 ワコム、ゼニス羽田、コネクシオ、アイホン、三菱重工業など

2017/01/18(水) 15:00
★13:22  ワコム-3日ぶり反発 手書き入力した文字や絵から感情抽出するモバイル機器向けシステム開発
 ワコム<6727.T>が3日ぶり反発。18日付の日刊工業新聞で、タブレット端末などモバイル機器に手書き入力をした文字や絵から人間の「喜怒哀楽」の感情を抽出するシステムを開発したと報じられた。
 デジタルペンやヘッドセットなどを組み合わせユーザーの脳波のデータを記録する。教育分野やヘルスケア分野に向けてサービスとして訴求するという。今後の収益拡大への寄与が期待され、買いが入っている。

★13:31  ゼニス羽田など-電線地中化関連の一角が高い 都が区市町村支援で補助拡大と報道
 ゼニス羽田ホールディングス<5289.T>、イトーヨーギョー<5287.T>など、電線地中化関連銘柄の一角が高い。東京都が、電線を地中に通す「無電柱化」を進めるため、2017年度予算案で区市町村への補助を上積みする方針を固めたと、朝日新聞デジタルで1月18日昼に伝えられている。
 記事によると、都は災害時の避難路確保や景観改善のため、14~18年度に計916キロで無電柱化を進める目標を立てている。国土交通省によると、都内は全国で最も無電柱化率が高いものの、無電柱化されている道路は5%弱。拡大するには区市町村道の対策が課題になっているとした。

★13:40  コネクシオ-続落 法人向けサイト「CONEXIO for Biz」サービスソリューション情報を拡充
 コネクシオ<9422.T>が続落。同社は18日、法人向けサービスサイト「CONEXIO for Biz」で、サービス・ソリューションに関する特集ページを新たに追加するなど、情報の拡充を図ったと発表した。
 同リニューアルでは顧客により分かりやすく伝えられるよう、同社のサービス・ソリューションが選ばれている理由やその効果に関する特集ページ「マネージドサービス」「MDM」「Salesforce」を新たに追加するなど、各ページを刷新させたという。しかし、株価へのポジティブな影響は限定的だ。

★13:40  アイホン-反発 海外市場の開拓に攻勢と報道 米国では営業人員を倍増
 アイホン<6718.T>が7日ぶり反発。1月17日付け日本経済新聞・朝刊で、同社が海外市場の開拓に攻勢をかけていると伝えた。
 米国では営業人員を倍増し、直販体制を強化するもの。米国では今期から自社の営業マンを倍増し、30人体制とした。増員した15人は、いずれも東海岸に集中的に配置する。北米での売上高を今期見込み比2倍の120億円を目指すとされ、欧州でも公団住宅向けのインターホン市場に本格参入する。人口減に伴い国内の住宅市場は、将来的な頭打ちが予想されており、収益の多角化を急ぐと報じられている。

★13:45  三菱重工業-3日ぶり反発 米国とフィンランドに物流機器の開発拠点を10月新設
 三菱重工業<7011.T>が3日ぶり反発。18日付の日刊工業新聞で、米国とフィンランドに、フォークリフトなど物流機器の開発拠点を10月に新設すると報じられた。
 米では大型のフォークリフトなどを、フィンランドでは商業施設で利用する小型フォークリフトを開発する計画。地域ごとに客層や使われ方が異なるため、現地での開発が必要と判断したという。また、傘下のフォークリフト会社2社が10月に経営統合することから、研究開発の効率化も見込む。今後の収益拡大への寄与が期待され、買いが入っている。

★13:57  オールアバウト-小動き 「citrus」の提携パートナーが20に
 オールアバウト<2454.T>が小動き。同社は1月18日13時に、子会社でソーシャルメディア上のマーケティング支援事業を展開するオールアバウトナビ(東京都渋谷区)が、良質なオリジナルコンテンツを保有するWEBメディアとのアライアンスネットワーク「citrus」において、提携パートナーが20になったと発表した。
 運営する国内初のFacebook社公認サイト「Facebook navi」におけるソーシャルメディア上での拡散力(公式Facebookページでのファン数:約450万人)をベースにし、良質なオリジナルコンテンツを生成する外部のWEBメディアとの新たなアライアンスネットワークとして、「citrus」を2016年4月に開始した。


関連ニュース
日本株の最新ニュース
マーケットデータ
日経平均 37,068.35 -1011.35
TOPIX 2,626.32 -51.13
グロース250 638.74 -21.13
NYダウ 37,986.40 +211.02
ナスダック総合 15,282.01 -319.49
ドル/円 154.42 -0.22
プレミアム銘柄の最新情報
ページTOPへ