前場コメント No.1 森永製菓、森永乳業、オルトプラス、エイジス、セントラル硝子など

2017/02/24(金) 11:30
★9:00  ヨコレイ-大和が新規「2」 冷蔵倉庫事業を中心に営業利益拡大が続く見込み
 ヨコレイ<2874.T>が3日続伸。大和証券では、冷蔵倉庫事業を中心に営業利益拡大が続くと想定。投資判断「2(アウトパフォーム)」、目標株価1250円として、新規カバレッジを開始した。
 注目点は、(1)冷蔵倉庫事業での営業利益拡大が続くと見込まれる点、(2)直近買収したノルウェーサーモン養殖事業の業績への寄与。冷蔵倉庫事業では、正社員を中心にオペレーションを行っていることもあり、庫腹率(在庫率)は同業他社以上に高い水準にあるもよう。また、最新鋭の設備導入も進めており、営業利益率の水準は同業他社以上に高い。
 大和の営業利益予想は、今17.9期:59.0億円(前期比+14%、会社計画57億円)、来18.9期:66.5億円(同+13%)。今来期は冷蔵倉庫事業の拠点拡大や買収したノルウェーサーモン養殖事業者Fjordlaks Aqua AS社の寄与により、営業増益が続く見通し

★9:00  森永製菓と森永乳業-売買停止 経営統合との観測
 森永製菓<2201.T>と森永乳業<2264.T>が売買停止。24日付の日経新聞朝刊で、両社が2018年4月をメドに経営統合すると報じられた。
 統合で売上高は8000億円に迫り、明治ホールディングス<2269.T>に続く総合製菓・乳業メーカーが誕生するとみられる。相互の販路を活用して海外事業を拡大し、研究開発機能を強めて消費者の健康志向に応える商品づくりを進めるという。少子高齢化で国内市場が細るなか、経営統合で成長を目指す考えのもよう。

★9:00  オルトプラス-売り気配 マッコーリー・バンク・リミテッドに新株予約権割り当て 20億円調達へ
 オルトプラス<3672.T>が売り気配。同社は23日、マッコーリー・バンク・リミテッドを割当先とする第三者割当で行使価額修正条項付新株予約権を発行すると発表した。
 セカンダリーマーケットにおける他社タイトルの運営移管並びに他社タイトル買い取りなどに充当。同社はマッコーリー・バンク・リミテッドに新株予約権を2万4500個(潜在株式数245万株、当初行使価額815円)を割り当て、手取概算で19億9177万7675円を調達する。

★9:00  エイジス-買い気配 1:2の株式分割を実施
 エイジス<4659.T>が買い気配。同社は23日、株式分割を行うと発表した。株式の流動性向上と投資家層の拡大を図ることを目的としている。3月31日を基準日に、普通株式1株につき2株の割合で分割する。

★9:00  セントラル硝子-売り気配 みずほが「UP」へ引き下げ 18.3期も営業減益と見る
 セントラル硝子<4044.T>が売り気配。みずほ証券では、先行投資負担とエネルギーコスト増を主因に、来18.3期も営業減益とみて、投資判断を「中立」→「アンダーパフォーム」と引き下げた。目標株価は460円→470円と引き上げた。
 今17.3期営業利益は全身吸入麻酔原薬「セボフルラン」が健闘するものの、会社計画比で5億円下振れの125億円(前年比10%減)と予想。また、来18.3期営業利益も先行投資負担、エネルギーコスト増などから前年比で減益が予想され、株式市場でネガティブに受け止められるとの見方を示した。

★9:01  フュージョン-2日目も買い気配/アンビシャス上場 寄り前2700円
 きのう新規上場したが初値の付かなかったフュージョン<3977.SP>は、2日目も買い気配で始まった。公開価格の2.3倍となる2622円で、差し引き約2万2000株の買い越し。直前の寄り前気配は2700円程度だった。
 同社はきのう23日に札幌証券取引所のアンビシャス市場に上場したが、買い越しのまま初値が付かなかった。きょうは約定代金の即日徴収、成り行き買い禁止、自己売買部門の初値買い禁止――の規制が入っている。


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