前場コメント No.3 三重銀行、第三銀行、しまむら、イフジ産業、コンコルディアなど

2017/02/24(金) 11:30
★9:01  東芝-反発 半導体新会社に台湾鴻海精密など出資検討
 東芝<6502.T>が反発。24日付の日経新聞朝刊で、同社が分社する半導体メモリーの新会社を巡って、米ウエスタンデジタル(WD)と米マイクロン・テクノロジーの同業2社が出資を提案する方針だと報じられた。
 韓国SKハイニックスや、電子機器の受託製造サービス(EMS)世界最大手の台湾の鴻海(ホンハイ)精密工業も出資を検討しているという。

★9:02  三重銀と第三銀-底堅い 経営統合で基本合意
 三重銀行<8374.T>と第三銀行<8529.T>が底堅い。24日付の日経新聞朝刊で、両社が2018年4月に統合することで近く基本合意すると報じられた。
 共同で持ち株会社をつくり両行をぶら下げ、将来の合併も検討するという。人口減少や日銀のマイナス金利政策で収益環境は厳しさを増しており、規模の拡大で経営効率を高めて生き残りを目指すもよう。

★9:02  アークランドサービス-岩井コスモが「B+」へ引き下げ 今後の既存店売上動向に注目
 アークランドサービスホールディングス<3085.T>が反落。岩井コスモ証券では、他の外食チェーンが積極的な出店を計画しており、その懸念が株価上昇の足かせになると判断。投資判断を「A」→「B+」と引き下げた。目標株価は3600円を継続。
 高い価格競争力や既存店売上高の伸長により、前期まで8期連続2ケタ営業増益を達成。今期は出店ペースを一段と加速させるほか、新業態である「からやま」の事業展開を強化しており、9期連続で2ケタ営業増益と順調な収益拡大を予想。一方、市場拡大が続く低価格のとんかつ市場に他の外食チェーンが積極的な出店を計画しており、今後の既存店売上動向に注目とした。

★9:03  しまむら-反落 2月度既存店2.4%減収 客数0.8%減
 しまむら<8227.T>が反落。同社は23日、「ファッションセンターしまむら」の2月度(20日締め)の既存店売上高が前年同月比2.4%減(1月は1.9%増)だったと発表した。客数が0.8%減(同3.3%増)、客単価は0.5%低下(同0.3%低下)した。

★9:03  三菱UFJFG-3日続落 米国で個人向け金融サービスを開始
 三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306.T>が3日続落。24日付の日経新聞朝刊で、同社が今春から全米で個人向け金融サービスを始めると報じられた。
 インターネットバンキングで新たなサービスを立ち上げ、未出店だった中部や東海岸に今後1年程度で20店舗以上を新設するという。ネット銀行を活用して米国で預金業務に本格参入し、欧米金融機関と競争できる体制を目指すとされる。しかし、軟調な地合いのなかで株価は下落している。

★9:04  イフジ産業-買い気配 3月2日付けで東証1部銘柄に指定
 イフジ産業<2924.T>が買い気配。同社は23日、東京証券取引所の承認を受け、3月2日付けで東証2部から同1部銘柄に指定されることになったと発表した。

★9:04  国際石油開発帝石-三菱UFJMSが目標株価引き上げ 純利益予想を上方修正
 国際石油開発帝石<1605.T>が4日ぶり反落。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、ブレント原油価格前提の引き上げなどにより、来18.3期~19.3期の純利益予想を上方修正。投資判断「Neutral」を継続、目標株価は1040円→1250円と引き上げた。
 エクイティストーリーを変更。豪州のイクシスLNGプロジェクトの生産開始時期の予想を6カ月間先延ばしにした。同プロジェクトの生産開始時期の会社計画は2017年7~9月であるが、生産開始時期が遅延するリスクがあると考え、2018年1~3月期(従来2017年7~9月)に変更。株価上昇カタリストは、コスト削減の動向、イクシスLNGプロジェクトの生産開始。

★9:05  コンコルディア-3日続落 自己株式1300万株を消却へ
 コンコルディア・フィナンシャルグループ<7186.T>が3日続落。同社は23日、自己株式1300万株を2017年3月15日に消却すると発表した。消却前の発行済み株式総数に対する割合は1.00%。


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