大阪ガス-底堅い 米国の天然ガス火力発電事業へ参画 海外中下流事業強化へ
大阪ガス<9532.T>が底堅い。同社は27日に、子会社を通じ、米国・ニュージャージー州において稼働中のショア天然ガス火力発電事業(以下、ショア発電所)と、ペンシルベニア州において開発中のフェアビュー天然ガス火力発電事業(以下、フェアビュー発電所)に参画すると発表した。
米国IPP事業者であるCPV社がショア発電所において保有する出資権益のうち20%、フェアビュ―発電所において保有する出資権益のうち50%を取得する持分取得契約を日本時間3月25日に締結。本件参画は、海外中下流事業強化の中核をなすものであり、プロジェクトへの燃料調達や電力市場への電力販売など、米国における発電事業ノウハウの蓄積を進め、今後も同地域を重要市場と位置づけ、主体的に発電事業を推進し、事業拡大していくことを目指すとしている。
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