後場コメント No.2 チェンジ、小糸製作所、スタンレー電気、帝人、エクセディなど
★12:51 チェンジ－後場上げ幅拡大 ＪＲ西日本向けにiPhoneマイグレーション最適化サービスを提供
チェンジ<3962.T>が後場上げ幅拡大。同社は27日12時30分、ＪＲ西日本<9021.T>に対し、iPhoneの標準機能を補完し、従来から使用していたフィーチャーフォンからの切り替えをスムーズにするため、NEW-ITトランスフォーメーションライブラリの1つであるマイグレーション最適化サービスを提供したと発表した。
具体的には、チェンジパートナーのアイビス（名古屋市）の製品の一部を接続し、フィーチャーフォンで実装できていた機能をiPhoneでもスピーディに実現可能とするチェンジNEW-ITトランスフォーメーションライブラリを開発した。今後の収益拡大への寄与が期待され、買いが入っている。
チェンジ<3962.T>が後場上げ幅拡大。同社は27日12時30分、ＪＲ西日本<9021.T>に対し、iPhoneの標準機能を補完し、従来から使用していたフィーチャーフォンからの切り替えをスムーズにするため、NEW-ITトランスフォーメーションライブラリの1つであるマイグレーション最適化サービスを提供したと発表した。
具体的には、チェンジパートナーのアイビス（名古屋市）の製品の一部を接続し、フィーチャーフォンで実装できていた機能をiPhoneでもスピーディに実現可能とするチェンジNEW-ITトランスフォーメーションライブラリを開発した。今後の収益拡大への寄与が期待され、買いが入っている。
★12:54 小糸製作所－ＣＳが目標株価引き上げ 今後の北米/中国の台数モメンタムを注視
小糸製作所<7276.T>が3日ぶり反落。クレディ・スイス証券では、今後の北米/中国の台数モメンタムを注視するとコメント。投資評価「UNDERPERFORM」を継続も、業績予想を上方修正し、バリュエーションの見直しなどにより、目標株価は4100円→4800円と引き上げた。
今17.3期は日系カーメーカー各社の新車投入もあり、国内や北米の収益が拡大。LED化による売価アップ以上に、台数による増収効果が収益の拡大に寄与したと想定。一方、従来の増益基調を支えてきた中国、アジア地域は、直近業績ではやや増益モメンタムが鈍化。増産に伴う固定費の増加といった一過性の要因もあるが、3Q以降の同社の株価パフォーマンスは自動車部品セクター平均を下回る。とりわけ来期以降に向けては、増益ドライバーとなっていた北米/中国市場の台数動向ならびに同社収益への影響に注視したいとした。
小糸製作所<7276.T>が3日ぶり反落。クレディ・スイス証券では、今後の北米/中国の台数モメンタムを注視するとコメント。投資評価「UNDERPERFORM」を継続も、業績予想を上方修正し、バリュエーションの見直しなどにより、目標株価は4100円→4800円と引き上げた。
今17.3期は日系カーメーカー各社の新車投入もあり、国内や北米の収益が拡大。LED化による売価アップ以上に、台数による増収効果が収益の拡大に寄与したと想定。一方、従来の増益基調を支えてきた中国、アジア地域は、直近業績ではやや増益モメンタムが鈍化。増産に伴う固定費の増加といった一過性の要因もあるが、3Q以降の同社の株価パフォーマンスは自動車部品セクター平均を下回る。とりわけ来期以降に向けては、増益ドライバーとなっていた北米/中国市場の台数動向ならびに同社収益への影響に注視したいとした。
★12:58 スタンレー電気－ＣＳが目標株価引き上げ 生産課題を乗り越えマージンが大幅に復調
スタンレー電気<6923.T>が3日ぶり反落。クレディ・スイス証券では、生産課題を乗り越えマージンが大幅に復調していると判断。投資評価「NEUTRAL」を継続も、目標株価は2700円→3000円と引き上げた。
今17.3期は20車種を超えるヘッドランプの立ち上げを完遂し、生産ロスなどの影響を大きく受けた前年に対して、収益は大幅に改善。3Q時の連結営業利益率11.3％は、当期まで続いた生産課題の解消を示唆する内容。安定化に加え、今後の継続性が注目される。来期は当面の償却ピークと想定されるが、今17.3期後半の集中立ち上げ後の新車効果がフル寄与することで、堅調な業績の推移が予想される。今17.3期3Q以降、マージンの復調が好材料となり、株価に相応の期待値が既に織り込まれたと考えられるが、4Q以降は高品質のオペレーションの持続性が焦点と指摘した。
スタンレー電気<6923.T>が3日ぶり反落。クレディ・スイス証券では、生産課題を乗り越えマージンが大幅に復調していると判断。投資評価「NEUTRAL」を継続も、目標株価は2700円→3000円と引き上げた。
今17.3期は20車種を超えるヘッドランプの立ち上げを完遂し、生産ロスなどの影響を大きく受けた前年に対して、収益は大幅に改善。3Q時の連結営業利益率11.3％は、当期まで続いた生産課題の解消を示唆する内容。安定化に加え、今後の継続性が注目される。来期は当面の償却ピークと想定されるが、今17.3期後半の集中立ち上げ後の新車効果がフル寄与することで、堅調な業績の推移が予想される。今17.3期3Q以降、マージンの復調が好材料となり、株価に相応の期待値が既に織り込まれたと考えられるが、4Q以降は高品質のオペレーションの持続性が焦点と指摘した。
★13:02 帝人－反落 ポリ繊維開発を販売子会社に統合
帝人<3401.T>が反落。27日付の日経産業新聞で、同社が4月、主力のポリエステル繊維の開発・生産部門を衣料原料販売子会社の帝人フロンティア（大阪市）に統合すると報じられた。
衣料などに使われる汎用的なポリエステルは安価な中国製に押されており、競合の東レ<3402.T>がユニクロと組んでヒット商品を開発するのを横目に見つつ、顧客に近い帝人フロンティアのノウハウを生かして生き残りを目指す考えのもよう。しかし、軟調な地合いのなかで売り優勢となっている。
帝人<3401.T>が反落。27日付の日経産業新聞で、同社が4月、主力のポリエステル繊維の開発・生産部門を衣料原料販売子会社の帝人フロンティア（大阪市）に統合すると報じられた。
衣料などに使われる汎用的なポリエステルは安価な中国製に押されており、競合の東レ<3402.T>がユニクロと組んでヒット商品を開発するのを横目に見つつ、顧客に近い帝人フロンティアのノウハウを生かして生き残りを目指す考えのもよう。しかし、軟調な地合いのなかで売り優勢となっている。
★13:04 エクセディ－ＣＳが目標株価引き上げ 主力製品の本格増産を待つ
エクセディ<7278.T>がもみ合い。クレディ・スイス証券では、主力製品の本格増産を待つとコメント。投資評価「NEUTRAL」を継続、目標株価は2700円→3300円と引き上げた。
主力のAT事業は堅調持続。今17.3期は米国のGM、Ford向けの一部ビジネスがモデル終了に伴い受注が減少する見通しであったが、国内のコスト改善やメキシコでの増産効果が補填。MT部品を含むアジア市場も収益の維持に貢献したもよう。一方、来期もこれら事業が業績をけん引すると予想されるが、償却費や立ち上げコストといった負担の増加も影響する見込み。
来18.3期は主力製品の本格増産に向けた高水準の投資が続くと予想し、拡販効果の発現は19.3期から本格化すると想定。AT部品ではトルクコンバーターが年間約18％、ダンパーが年間約40％の水準で、19.3期を起点に増産が続く見通し。収益貢献まではしばらく時間を要するが、高付加価値を誇る主力製品の拡販効果の発現に期待。
エクセディ<7278.T>がもみ合い。クレディ・スイス証券では、主力製品の本格増産を待つとコメント。投資評価「NEUTRAL」を継続、目標株価は2700円→3300円と引き上げた。
主力のAT事業は堅調持続。今17.3期は米国のGM、Ford向けの一部ビジネスがモデル終了に伴い受注が減少する見通しであったが、国内のコスト改善やメキシコでの増産効果が補填。MT部品を含むアジア市場も収益の維持に貢献したもよう。一方、来期もこれら事業が業績をけん引すると予想されるが、償却費や立ち上げコストといった負担の増加も影響する見込み。
来18.3期は主力製品の本格増産に向けた高水準の投資が続くと予想し、拡販効果の発現は19.3期から本格化すると想定。AT部品ではトルクコンバーターが年間約18％、ダンパーが年間約40％の水準で、19.3期を起点に増産が続く見通し。収益貢献まではしばらく時間を要するが、高付加価値を誇る主力製品の拡販効果の発現に期待。
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