後場コメント No.2 デジタルデザイン、伊藤忠、ビジョン、ノーリツ鋼機、コロプラなど

2017/03/28(火) 15:00
★12:53  デジタルデザイン-続落 救急.comとの業務提携を解消
 デジタルデザイン<4764.T>が続落。同社は27日に、救急.com(東京都中央区)との業務提携を解消すると発表した。
 同社の「耐騒音型マイクおよびクラウド救援支援システム事業」の撤退に伴い、同社と救急.comは、別々の取り組みを行うことが最善であるという考えに至った。同社が、この業務提携解消に伴い同事業より撤退することおよび既に販売した製品の保守などを含め、同事業を救急.comが継続することについて合意しているという。

★12:50  ポーラオルビス-反発 理化学研究所と共同研究契約 皮膚再生研究を強化
 ポーラ・オルビスホールディングス<4927.T>が反発。同社傘下のポーラ化成工業(横浜市)は3月28日、理化学研究所(埼玉県和光市)と共同研究契約を締結したと発表した。
 発生・再生分野の最先端研究機関である理研多細胞システム形成研究センター(CDB) 細胞外環境研究チーム(チームリーダー:藤原裕展氏)とともに、皮膚再生に関わる基礎研究および技術開発に取り組み、ポーラ化成の強みである肌科学研究分野の発展・強化を図る。特にエイジングの肌悩みであるシワやタルミの改善につながるような美容分野、医療関連分野における独自価値の創出を目指すとした。

★13:01  伊藤忠-3日ぶり反発 国内で物流施設を相次ぎ開設 物流インフラ需要取り込む
 伊藤忠商事<8001.T>が3日ぶり反発。28日付の日刊工業新聞で、国内で物流施設を相次ぎ開設すると報じられた。
 千葉市内に常温物流施設を建設し、2017年12月に稼働を始める。総投資額は数十億円という。また、茨城県でも、複数テナントの入居に対応する施設を開設する。拡大する物流インフラ需要を取り込むとしている。今後の収益拡大への寄与が期待され、買いが入っている。

★13:09  ビジョン-反発 ウェアラブル翻訳デバイス「ili」レンタルサービス開始
 ビジョン<9416.T>が反発。同社は3月28日、ウェアラブル翻訳デバイス「ili(イリー)」のレンタルサービスを、4月30日から開始すると発表した。
 まず、4月30日から5月末までに海外へ出発予定でWi-Fiルーターレンタルサービス「グローバルWiFi」の予約をした同サービス利用経験がある人のうち、先着1000名へ提供する。本格的なサービス開始は、十分な在庫数・供給体制を確立した6月以降に開始する予定とした。

★13:15  ノーリツ鋼機-6日ぶり反発 投資有価証券売却益11億円を金融収益として計上
 ノーリツ鋼機<7744.T>が6日ぶり反発。同社は27日に、保有する非上場有価証券の売却による投資有価証券売却益10億8900万円を、17.3期4Qに金融収益として計上すると発表した。
 今回の投資有価証券売却は、保有資産の効率化を図るため。17.3期の連結業績予想については、他の要因も含め、業績予想の修正が必要と判断された場合には、速やかに開示するとしている。

★13:17  コロプラ-いちよしがフェアバリュー引き上げ 新作ゲームやVR関連事業に期待
 コロプラ<3668.T>が3日ぶり反発。いちよし経済研究所では、今17.9期3Q(17年4~6月)以降の新作ゲームやVR関連事業に期待。レーティング「B」を継続、フェアバリューは800円→900円と引き上げた。
 今17.9期1Q(16年10~12月)実績は売上高144億円(前四半期比29%減)、営業利益36億円(同41%減)。いちよしの従前予想(各163億円、50億円)を下回っており、今17.9期通期予想の達成はやや厳しくなっている点は否定できない。一方、前回レポート(16年12月5日)の業績予想について、来18.9期以降についてやや慎重過ぎた面もあったと判断。今回は今17.9期3Q(17年4~6月)以降の新作やVR(Virtual Reality:仮想現実)などについて一定の期待値を盛り込んだとした。


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