前場コメント No.11 日本郵船、北川精機、エフティＧ、商船三井、川崎汽船など
★10:18 日本鋳鉄管－3日続落 通期営業益を下方修正 水道用鋳鉄直管の売上高減少で
日本鋳鉄管<5612.T>が3日続落。同社は29日に、17.3期通期の連結営業利益予想を従来の6.2億円から5.2億円（前期比16.7％減）に引き下げると発表した。水道用鋳鉄直管の売上高減少が響く。
日本鋳鉄管<5612.T>が3日続落。同社は29日に、17.3期通期の連結営業利益予想を従来の6.2億円から5.2億円（前期比16.7％減）に引き下げると発表した。水道用鋳鉄直管の売上高減少が響く。
★10:24 日本郵船－三菱ＵＦＪＭＳが目標株価引き上げ 非コンテナ船事業の収益改善が必要
日本郵船<9101.T>が3日続伸。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、ドライバルク部門など非コンテナ船事業のさらなる収益改善が必要として、投資判断「Neutral」を継続した。目標株価は270円→280円と引き上げた。
ドライバルク運賃市況は足元回復傾向。しかし、市況回復とともに船舶供給量も再び増加圧力が高まっているため、中長期的な運賃市況見通しについては、従来以上に強気に見ることは難しい。自動車船の大幅回復も見込めない中で、コンテナ船部門の非連結化以降に「Overweight」とするだけの十分なROEを生み出すことは困難と判断。
日本郵船<9101.T>が3日続伸。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、ドライバルク部門など非コンテナ船事業のさらなる収益改善が必要として、投資判断「Neutral」を継続した。目標株価は270円→280円と引き上げた。
ドライバルク運賃市況は足元回復傾向。しかし、市況回復とともに船舶供給量も再び増加圧力が高まっているため、中長期的な運賃市況見通しについては、従来以上に強気に見ることは難しい。自動車船の大幅回復も見込めない中で、コンテナ船部門の非連結化以降に「Overweight」とするだけの十分なROEを生み出すことは困難と判断。
★10:27 マックスバリュ九州－続伸 前期営業益を上方修正 店舗改装の精力的な推進などで
マックスバリュ九州<3171.T>が続伸。同社は29日に、17.2期通期の営業利益予想を従来の21.5億円から26.2億円（前期比27.6％増）へと引き上げると発表した。店舗スタイルの刷新を目指し店舗改装を精力的に推進したことや、ヘルス&ウェルネス関連商品を拡充したこと、地元銘柄和牛を導入したことなどが奏功した。
マックスバリュ九州<3171.T>が続伸。同社は29日に、17.2期通期の営業利益予想を従来の21.5億円から26.2億円（前期比27.6％増）へと引き上げると発表した。店舗スタイルの刷新を目指し店舗改装を精力的に推進したことや、ヘルス&ウェルネス関連商品を拡充したこと、地元銘柄和牛を導入したことなどが奏功した。
★10:28 北川精機－続伸 「高機能プラスチック展」に出展 複合材積層成形装置など紹介
北川精機<6327.T>が続伸。4月5日～7日に東京ビッグサイト（東京都江東区）で開催される「第6回 高機能プラスチック展」に出展すると発表しており、材料視する向きもあるようだ。曲面パネル成形用ラミネータ装置、複合材積層成形装置の紹介を行う。
北川精機<6327.T>が続伸。4月5日～7日に東京ビッグサイト（東京都江東区）で開催される「第6回 高機能プラスチック展」に出展すると発表しており、材料視する向きもあるようだ。曲面パネル成形用ラミネータ装置、複合材積層成形装置の紹介を行う。
★10:30 エフティＧ－4日ぶり反発 商店街など向けに電力小売りに参入
エフティグループ<2763.T>が4日ぶり反発。30日付の日経産業新聞で、同社が地方の商店街などを対象に、電力小売りビジネスへの参入を支援すると報じられた。
同社の電力を独自ブランドで小売りできる「取次店」を募るという。販促ツールなどを提供するほか、独自開発した顧客管理システム（CIS）も割安に販売するとされる。課題だったシステム導入コストを抑えることで、電力ビジネスへの参入を容易にしたもよう。今後の収益の伸びへの期待から、買いが入っている。
エフティグループ<2763.T>が4日ぶり反発。30日付の日経産業新聞で、同社が地方の商店街などを対象に、電力小売りビジネスへの参入を支援すると報じられた。
同社の電力を独自ブランドで小売りできる「取次店」を募るという。販促ツールなどを提供するほか、独自開発した顧客管理システム（CIS）も割安に販売するとされる。課題だったシステム導入コストを抑えることで、電力ビジネスへの参入を容易にしたもよう。今後の収益の伸びへの期待から、買いが入っている。
★10:32 商船三井－三菱ＵＦＪＭＳが目標株価引き上げ 邦船大手3社中で相対的には魅力度高い
商船三井<9104.T>が3日続伸。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、邦船大手3社中で相対的には魅力度が高いと判断。投資判断「Neutral」を継続も、目標株価は400円→460円と引き上げた。
今回、20000TEU型大型船投入による収支改善効果を主に18.3期に織り込むことなどにより、経常利益予想を上方修正。邦船大手3社の中では潜在リターンが3社中最も高位で魅力的と判断。
ドライバルク運賃市況は足元回復傾向。しかし、市況回復とともに船舶供給量も再び増加圧力が高まっているため、中長期的な運賃市況見通しについては従来以上に強気に見ることは難しい。風力発電事業などの新規事業の拡大が、安定収益拡大に繋がるかどうかが今後の注目点。
商船三井<9104.T>が3日続伸。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、邦船大手3社中で相対的には魅力度が高いと判断。投資判断「Neutral」を継続も、目標株価は400円→460円と引き上げた。
今回、20000TEU型大型船投入による収支改善効果を主に18.3期に織り込むことなどにより、経常利益予想を上方修正。邦船大手3社の中では潜在リターンが3社中最も高位で魅力的と判断。
ドライバルク運賃市況は足元回復傾向。しかし、市況回復とともに船舶供給量も再び増加圧力が高まっているため、中長期的な運賃市況見通しについては従来以上に強気に見ることは難しい。風力発電事業などの新規事業の拡大が、安定収益拡大に繋がるかどうかが今後の注目点。
★10:35 川崎汽船－三菱ＵＦＪＭＳが目標株価引き上げ 非コンテナ船部門の収益水準向上が必要
川崎汽船<9107.T>が変わらずを挟んで続伸。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、非コンテナ船部門の収益水準向上が必要と判断。投資判断「Underweight」を継続も、目標株価は240円→270円と引き上げた。
不定期専用船部門（主にドライバルク船部門）のコスト削減ペースが従来想定より早いことを主因に、経常利益を上方修正。
コンテナ船部門を邦船3社の新JVへ引き継ぐことにより同部門の多額の赤字が解消する見込みだが、残った不定期専用船部門などの収益水準が依然低く、投資判断を引き上げるまでには至らないと判断。新たな安定収益源が必要だが、財務体力が盤石でないために大きなリスクも取りづらい。地道な長期安定輸送契約の積み上げが必要と指摘。
川崎汽船<9107.T>が変わらずを挟んで続伸。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、非コンテナ船部門の収益水準向上が必要と判断。投資判断「Underweight」を継続も、目標株価は240円→270円と引き上げた。
不定期専用船部門（主にドライバルク船部門）のコスト削減ペースが従来想定より早いことを主因に、経常利益を上方修正。
コンテナ船部門を邦船3社の新JVへ引き継ぐことにより同部門の多額の赤字が解消する見込みだが、残った不定期専用船部門などの収益水準が依然低く、投資判断を引き上げるまでには至らないと判断。新たな安定収益源が必要だが、財務体力が盤石でないために大きなリスクも取りづらい。地道な長期安定輸送契約の積み上げが必要と指摘。
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