前場コメント No.3 ヤフー、昭和電工、スタンレー電気、アルファ、ナガオカなど

2017/04/27(木) 11:30
★9:02  日立建機-売り気配 今期63%営業増益見込むも市場予想より弱い
 日立建機<8036.T>が売り気配。同社は26日、18.3期通期の連結営業利益予想を460億円(前期比62.7%増)にすると発表した。市場予想は608億円。
 17.3期通期の営業利益は283億円(前の期比21.0%増)だった。コスト低減を進め収益確保に努めたほか、事業・コスト構造改革を進め、体質強化と経営の効率化に取り組んだ。

★9:02  ヤフー-売り気配 前期営業益15%減 アスクルの企業結合に伴う再測定益の計上の反動で
 ヤフー<4689.T>が売り気配。同社は26日に、17.3期通期の連結営業利益は1920億円(前期比14.6%減)だったと発表した。
 「Yahoo!ショッピング」における広告売り上げの増加に加え、16.3期にアスクル<2678.T>を連結子会社化したことなどにより、コンシューマ事業の売り上げは前年同期比で大きく増加した。しかし、16.3期2Qにおいてアスクルの企業結合に伴う再測定益を596億円計上していた反動が響いた。

★9:02  オービック-大和が「1」へ引き上げ クラウド倍増 成長加速
 オービック<4684.T>が4日続伸。大和証券では、クラウド倍増、成長加速とコメント。投資判断を「2(アウトパフォーム)」→「1(買い)」、目標株価を5630円→6600円と引き上げた。
 前17.3期は売上高が前の期比5%増収の615億円、営業利益は同7%増益の279億円と会社計画を若干超過して着地。経常利益は会社計画307億円に対して322億円と比較的大きく超過したが、これは投資有価証券売却益14億円(15年度:5億円)など一時的な利益寄与による。
 大和予想は売上高予想では変更なし、営業利益以降を微調整。業態のクラウドシフトにより、元来の成長性と高収益性が強化される局面を迎えた。クラウド関連売上高は、前17.3期で25億円と、16.3期の11億円から倍増を超える伸びと大和では推定。

★9:03  昭和電工-岩井コスモが新規「A」 悪材料出尽くしで割安な株価は水準訂正へ
 昭和電工<4004.T>がもみ合い。岩井コスモ証券では、悪材料出尽くしで割安な株価は水準訂正を想定。投資判断「A」、目標株価2300円として、新規カバレッジを開始した。
 同社は4月25日、孫会社が不適切な取引をしていたことで発表が遅れていた前16.12期決算を正式に公表。併せて、2月に発表していた今期業績予想を大幅に上方修正した。今後は決算発表延期という悪材料が片づいたことで、割安感のある株価の水準訂正が期待可能。上方修正の要因は石油化学部門の好調持続だが、HDメディアの需要が底打ちし、黒鉛電極も市況が上向くなど、低調だった2事業に復調の兆しが見えてきたことも注目とした。

★9:03  スタンレー電気-4日続伸 自己株式40万株を消却へ
 スタンレー電気<6923.T>が変わらずを挟み4日続伸。同社は26日、自己株式40万株を5月10日に消却すると発表した。消却前の発行済み株式総数に対する割合は0.23%。

★9:03  アルファ-買い気配 前期営業益を上方修正 増収や生産面での内製化・合理化効果で
 アルファ<3434.T>が買い気配。同社は26日に、17.3期通期の連結営業利益予想を従来の21億円から30億円(前期比2.2倍)へと引き上げると発表した。
 各事業の売り上げの増加および2016年11月から対ドルの為替が円安になったことなどによる売り上げの増加や、生産面での内製化・合理化効果などが寄与した。

★9:03  ナガオカ-買い気配 中国子会社でスクリーン・インターナルの大口受注
 ナガオカ<6239.T>が買い気配。同社は4月26日の大引け後に、子会社である那賀日造設備(大連)において、スクリーン・インターナルの大口受注があったと発表した。契約納期は2018年4月で、受注金額は4454.3万元(7.46億円)。


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