前場コメント No.15 大同工業、ホシザキ、大阪ガス、アマノ、北陸電力など

2017/04/27(木) 11:30
★10:17  大同工業-4日続伸 米国で四輪車用チェーンの一貫生産体制を構築 稼働開始へ
 大同工業<6373.T>が変わらずを挟んで4日続伸。同社は4月26日の大引け後に、昨年6月より進めていた米国子会社DAIDO CORPORATION OF AMERICAにおける四輪車用チェーンの一貫生産体制が整い、稼動すると発表した。
 稼働により、製品をタイムリーに提供できる体制の確立はもとより、輸入に頼っていた四輪車用チェーンの部品を同社で生産することで為替変動影響を低減しつつ、米国新政権の打ち出す内需拡大政策にも対応し得る体制を実現できる見込みとした。7月より本格稼働を開始し、9月より自動車メーカーへの納品を開始する予定。

★10:20  ホシザキ-みずほが新規「買い」 海外事業展開と拡大するFCFを評価
 ホシザキ<6465.T>が6日続伸。みずほ証券では、海外事業展開と拡大するFCF(フリーキャッシュフロー)を評価。投資判断「買い」、目標株価10500円として、新規カバレッジを開始した。
 海外事業は欧州・アジアでの拡販もあり、2ケタ成長に転じると予想する。足元で伸率が縮小していた国内事業は、外食・小売業界の人手不足対応や、2018年からの衛生管理プロセス対応義務化などによって、今17.12期から伸び率の上昇を見込むとした。中長期でも業務用厨房機器市場の緩やかな拡大が続く中で、同社はハイエンドの製品ラインナップ拡充、普及価格帯製品の拡販によるシェア上昇に期待。今17.12期から年間300億円前後のFCFが創出されると予想。

★10:21  大阪ガス-5日ぶり反落 今期32%営業減益見込む 前期は34%減益着地
 大阪瓦斯<9532.T>が5日ぶり反落。同社は26日、18.3期通期の連結営業利益予想を665億円(前期比31.6%減)にすると発表した。
 原料価格の変動がガス販売単価に反映されるまでのタイムラグによる影響が今期に比べて縮小することや、海外エネルギー事業の減益、ガス小売全面自由化などが影響する。
 17.3期通期の営業利益は973億円(前の期比33.7%減)だった。原料費調整制度で都市ガスの販売単価が低めに推移したことで、減収となった。

★10:25  アマノ-大幅に3日ぶり反発 今期営業益5%増見込む 人事労務管理ソフトの提案強化で
 アマノ<6436.T>が大幅に3日ぶり反発。同社は26日に、18.3期通期の連結営業利益予想を138億円(前期比4.8%増)と発表した。
 中小市場向け人事労務管理パッケージソフトウェア「TimePro-NX」による就業・人事・給与のトータル提案を強化するなどにより、顧客基盤の拡大を図るとしている。今期の前提為替レートは、1米ドル105円、1ユーロ114円としている。
 また、17.3期通期の連結営業利益は132億円(前期比1.7%増)だった。市場・プロダクトのグローバル展開や総合提案ビジネスの拡大に取り組むとともに、原価低減、販管費抑制にも努めたことが奏功した。

★10:28  西武HD-続落 みずほ証券が「取得後ただちに転売する目的で買い付け」と発表で思惑
 西武ホールディングス<9024.T>が続落。みずほ証券が4月27日、西武HDの議決権比率8.59%の株式を「取得後ただちに転売する目的で買い付けを実施した」と発表しており、材料視されているもよう。
 サーベラス(プロモントリア)では発行済み株式の9.66%、3300万株保有していたとみられ、市場では、8.59%(約3000万株)が売却されたと観測されている。よって、クロスで見えてない分がまだ2000万株強あり、それが潜在的に損益分岐点である1969円以上での売り需要になっていると、一部のレポートでは指摘されており、需給悪化を懸念する向きがあるもよう。

★10:31  北陸電力-5日ぶり反落 前期72%減益着地 老朽設備の修繕費かさむ
 北陸電力<9505.T>が5日ぶり反落。同社は26日、17.3期通期の連結営業利益が105億円(前期比72.4%減)だったと発表した。
 燃料費調整額が減少したほか、電気事業以外での請負工事などの受注減少などが響いた。老朽化した設備などに係る修繕費も増加した。


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