後場コメント No.7 トヨタ紡織、西松建設、関西電力、日本軽金属、ポラテクノなど

2017/04/28(金) 15:00
★14:00  日本ピラー-急反発 前期営業益を上方修正 半導体業界の設備投資堅調で
 日本ピラー工業<6490.T>が急反発。同社は27日、17.3期通期の連結営業利益予想を従来の48.0億円から51.0億円へと引き上げると発表した。
 半導体・液晶製造装置関連業界向けピラフロン製品で、半導体業界の設備投資が引き続き堅調に推移したという。

★14:07  リンテック-売り買い交錯 裏面研削用表面保護テープ貼付装置で性能を拡充
 リンテック<7966.T>が売り買い交錯。同社は4月28日14時に、回路形成後の半導体ウエハーの裏面研削・薄型化加工時にウエハーの回路面を保護する表面保護テープを貼付する装置について、その中でもベストセラー機種の「RAD-3510F/12」の性能を拡充し、高機能・省スペース化した「RAD-3520F/12」を開発したと発表した。装置設計を見直すことで、各種性能と生産能力がさらに向上。5月1日から本格販売を開始する。

★14:10  トヨタ紡織-後場急落 今期営業益17%減見込む 市場コンセンサスも下回る
 トヨタ紡織<3116.T>が後場急落。同社は28日14時に、18.3期通期の連結営業利益予想を600億円(前期比16.6%減)と発表した。なお、主な想定為替レートは1米ドル105円、1ユーロ115円となっている。市場コンセンサスは780億円。
 また、17.3期通期の連結営業利益は719億円(前期比20.9%増)だった。製品価格変動や為替の影響などによる減益要因はあったが、商品力を向上させた新製品の増産による影響や合理化などが寄与した。
 併せて、17.3期の期末配当予想について21円→29円(前期は15円)に引き上げると発表した。年間配当は42円→50円(前期は30円)となる。

★14:10  西松建設-後場プラス転換 前期営業益・配当金を上方修正 土木・建築の工事利益増加
 西松建設<1820.T>が後場プラス転換。同社は28日14時、17.3期通期の連結営業利益予想を従来の240億円から252億円(前の期比55.7%増)へと引き上げると発表した。主に土木事業および建築事業の完成工事総利益が増加した。
 併せて、従来前の期並みの16円としていた期末配当金予想を21円へと引き上げた。

★14:14  関西電力-続伸 高浜原発4号機で原子炉内に核燃料を入れる作業 5月中旬に再稼働へ
 関西電力<9503.T>が続伸。同社が4月28日、高浜原発4号機(福井県高浜町)の原子炉内に核燃料を入れる作業を始めたと複数のメディアで伝えられており、材料視されているもよう。
 朝日新聞デジタルによると、157体の核燃料集合体を5月1日まで4日間かけて運び入れる。この中にはプルトニウムとウランの混合酸化物(MOX)燃料4体も含まれるとし、作業や検査が順調に進めば、5月中旬に再稼働させる予定と報じられている。

★14:17  日本軽金属-後場プラス転換 前期営業益・配当金を上方修正 車向け合金など堅調
 日本軽金属ホールディングス<5703.T>が後場プラス転換。同社は28日14時、17.3期通期の連結営業利益予想を従来の270億円から300億円(前の期比11.9%増)へと引き上げると発表した。
 自動車向け二次合金や電機電子向けアルミ板材および食品工場・低温物流倉庫向けパネルシステムなどで販売量が増加し、品種構成やコストも改善した。
 併せて、従来前の期並みの6円としていた年間配当金予想を8円へと引き上げた。

★14:19  ポラテクノ-反発 可視光線から近赤外線まで幅広い波長帯に対応した偏光フィルムを開発
 ポラテクノ<4239.T>が反発。4月28日付け化学工業日報で、同社が親会社の日本化薬<4272.T>と共同で、可視光線から近赤外線まで幅広い波長帯に対応した偏光フィルムを開発したと伝えられた。
 ガラス基板の表面に微細な凹凸を付けて偏光機能を持たせる近赤外線対応の従来品に比べ、機器に組み込みやすいのが特徴。先進運転支援システム(ADAS)向けセンシングシステム、スマートフォンや交通監視用カメラなど幅広い需要を想定。カメラや通信メーカーに売り込み、2019年をメドに事業化を目指すと報じられている。


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