前場コメント No.1 ヤクルト、センコー、ルネサンス、Jストリーム、明治HDなど

2017/05/23(火) 11:30
★9:00  ヤクルト-みずほが「買い」へ引き上げ 国内飲料・食品OPM目標11%をポジティブに評価
 ヤクルト本社<2267.T>が変わらずを挟んで9日続伸。みずほ証券では、国内飲料・食品OPM目標11%をポジティブに評価。投資判断を「中立」→「買い」、目標株価を6180円→8800円と引き上げた。
 5月12日発表の新中計で、国内飲料・食品の営業利益率を21.3期に10.7%(17.3期6.8%)に引き上げる目標を掲げた。国内の商品・価格戦略の転換とポテンシャルに注目。
 同社は16年5月30日に、宅配専用の「ヤクルト400」などの希望小売価格(税抜)を70円から80円に14%(10円)引き上げた。前17.3期の「ヤクルト400」類の1日当たりの売上数量は前期比3.5%増で着地したが、ポテンシャルを再確認する実績と判断。広告活動に加え、訪問販売員「ヤクルトレディ」の保育所整備など労働環境整備も宅配の好調の一因とみるとした。

★9:00  センコー-買い気配 SMBC日興が「1」へ引き上げ 低温物流事業の拡大ポテンシャルに注目
 センコーグループホールディングス<9069.T>が買い気配。SMBC日興証券では、低温物流事業の拡大ポテンシャルに注目。投資評価を「2(中立)」→「1(アウトパフォーム)」、目標株価を750円→830円と引き上げた。
 今18.3期から新たな新中期経営計画期間(18.3期~22.3期)に入り、低温物流事業や3PL事業の一段の拡大が加速すると予想。
 2014年に株式取得をしたランテックを核とする低温物流事業の拡大に注目。2020年におけるフロンの排出規制により低温物流の需給はタイト化することが見込まれる。(1)中小プレイヤーの減少による大手の荷量増加や、(2)償却費が増加した中小プレイヤーを発端とする物流単価上昇などが同社業績にも好影響をもたらすと予想。低温物流の需給がひっ迫するなかで、同社の資金力を生かした積極的な成長投資による事業規模拡大に期待。

★9:00  ルネサンス-3日ぶり反落 野村証券に新株予約権割り当て 40億7122万円調達へ
 ルネサンス<2378.T>が3日ぶり反落。同社は22日、野村証券を割当先とする第三者割当で行使価額修正条項付新株予約権を発行すると発表した。
 スポーツクラブ事業の新規出店や、M&A・資本業務提携に対して備えるため。同社は野村証券に新株予約権を2万個(潜在株式数200万株、当初行使価額2030円)を割り当て、手取概算で40億7122万円を調達する。

★9:00  Jストリーム-買い気配 動画データに含まれる文字情報の検出システムに関する特許取得
 Jストリーム<4308.T>が買い気配。同社は22日に、ケイ・ピー・アイ(東京都品川区)と共同で 動画データに表示される文字情報を高精度に検出するシステムに関して、日本における特許を取得したと発表した。
 この特許は、動画内に表示される文字情報を正確に検出し、テキストとして取り込みメタデータを生成する技術にかかるものという。Jストリームでは、今後も動画に関連する先進技術に継続的に関わり、動画のもつ可能性を広げ、付加価値の高い魅力あるサービスの提供に取り組むとしている。

★9:01  明治HD-JPモルガンが「Neutral」へ引き下げ エビデンス・マーケティングにブレーキ
 明治ホールディングス<2269.T>が4日続落。JPモルガン証券では、エビデンス・マーケティングにブレーキとコメント。投資判断を「Overweight」→「Neutral」、目標株価を10700円→10000円と引き下げた。
 同社の研究開発力と大型商品化を実現するマーケティング力への評価は変わらないとしたが、内閣府有識者会議の調査開始がセンチメントを冷やすと指摘。情報不足ゆえ、株価の下値リスクは限定的とも考えられるが、上値を追う展開も見通しにくいとした。"Best of Japan"銘柄から削除。


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