〔Market Flash〕4月貿易統計 先行きの輸出は鈍化の公算大~三菱UFJMS

2017/05/23(火) 09:50
【9:45】4月貿易統計 先行きの輸出は鈍化の公算大~三菱UFJMS  三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、4月の貿易統計を受けてリポートしている。4月の輸出額は前年比+7.5%と5カ月連続の前年比プラスとなったが、実質輸出(季調値、三菱UFJMS試算)では前月比-1.0%と2カ月連続の減少となったと指摘している。自動車部品、IC、半導体製造装置の輸出減少が全体を押し下げた。一方で、アジア向け医薬品輸出は増加基調が続いている。実質輸入(季調値、三菱UFJMS試算)は前月比+1.5%と2カ月連続の増加となった。輸入価格上昇だけでなく、生産増加に伴う部品輸入の増加が貿易収支黒字幅縮小要因となっている。三菱UFJMSでは、海外経済の循環的減速により先行きの輸出は鈍化の公算大とみており、先行指標として、諸外国の消費動向とハイテク関連の受注動向を注視しておきたいとコメントしている。 【9:25】時計大手3社の18.3期の業績は回復に向かう~野村  野村証券では時計大手の決算を受けてリポートしている。セイコーHD(8050)、カシオ計算機(6952)、シチズン時計(7762)の3社の17.3期決算は、円高の悪影響やインバウンド需要の減速、ムーブメント市況の低迷などから各社とも減収減益を余儀なくされた。ただし、現地通貨ベースの海外販売はおおむね堅調に推移しており、ムーブメント市況にも底打ち感がみられるなど、18.3期の各社の業績は回復に向かう見通し。野村では、高価格モデルのグローバルな拡販を志向するセイコーについて、現状の株価の割安感が強いと考え、「強気」の見方を継続している。カシオについては教育事業の復調や新規事業の立ち上げ、シチズンについては高付加価値ムーブメント市況回復が、今後の再評価に向けたポイントになると考えている。 【8:45】寄り前気配はタカタ、阪和興、淀川鋼、グローリーが高い気配値  主力株の寄り前気配では、タカタ(7312)+16.94%、阪和興(8078) +7.06%、淀川鋼(5451) +4.05%、グローリー(6457) +3.87%、ケーヒン(7251) +3.52%、日新鋼HD(5413) +2.81%、東海理化(6995) +2.79%、日テレHD(9404) +2.67%、ジャフコ(8595) +2.39%、フジクラ(5803) +2.05%などが高い気配値。  一方、日梱包(9072)-20.75%、メディパル(7459) -7.30%、H2Oリテイ (8242) -5.20%、ネクソン(3659) -3.52%、ロート(4527) -3.17%、ベネッセHD(9783) -3.14%、関西ペ(4613) -3.10%、アイカ工(4206) -3.08%、TSテック(7313) -3.01%、三菱ガス(4182) -2.68%などが安い気配値となっている。
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