後場コメント No.4 富士製薬、エンジャパン、セガサミー

2017/05/24(水) 15:05
★14:28  富士製薬-いちよしがフェアバリュー引き上げ 中期利益予想を上方修正
 富士製薬工業<4554.T>が大幅に4日続伸。いちよし経済研究所では、造影剤「オプチレイ」の効能追加および剤形追加の承認取得などを考慮し、中期利益予想を上方修正。レーティング「B」を継続、フェアバリューを2600円→3300円と引き上げた。
 今年3月末に、同社は造影剤「オプチレイ」に関する効能追加および剤形追加の承認を取得。効能追加については、腹部のコンピューター断層撮影における造影が認められた。剤形追加は高用量製剤の135mL製剤が認められた。これにより、これまでの用量では十分な造影効果が得られなかった高体重の患者にも使用できるようになった。これらが加わることで、「オプチレイ」の競争力が増すと期待されると指摘している。

★14:36  エンジャパン-いちよしがフェアバリュー引き上げ 中期業績予想を上方修正
 エン・ジャパン<4849.T>が大幅反落。いちよし経済研究所では、主力の転職求人サイト「エン転職」が好調に推移していることから、中期業績予想を上方修正。レーティング「B」を継続、フェアバリューを2100円→2800円に引き上げた。
 主力の「エン転職」は、テレビCMなど積極的なプロモーションなどでブランド力や応募効果が高まり、求人サイトとしての競争力が増している。また、人材紹介においては、自社のリソースを活用したエンエージェントが順調に立ち上がっているとし、いちよしでは、高いブランド力を背景に、求人サイトと人材紹介の両輪で中期成長は可能と指摘している。

★14:41  セガサミー-いちよしがフェアバリュー引き下げ 18.3期のパチスロ機の苦戦を予想
 セガサミーホールディングス<6460.T>が3日ぶり反発。いちよし経済研究所では、18.3期はパチスロ機の苦戦が予想され、会社計画は妥当な水準と判断。レーティング「B」を継続、フェアバリューを1700円→1500円と引き下げた。
 18.3期の遊技機市場については、パチンコ機は新基準機への移行がスムーズに完了したことやサミットの影響(約1カ月の販売自粛)もなくなるため、横ばい圏の推移を見込んでいる。パチスロ機は新基準機の低迷に加え、17年10月以降さらなる低射幸性機種へ移行することもあり、一段と厳しい環境が見込まれると指摘している。


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