〔Market Flash〕自動車消耗品関連の株価低迷が続いている~CS

2017/08/22(火) 12:35
【12:35】自動車消耗品関連の株価低迷が続いている~CS  クレディ・スイス証券では、自動車消耗品関連4社の株価低迷が続いていることでリポートした。産業機械向け事業は昨年7-9月をボトムに回復基調を強めているが、各社営業利益の約7割を占める自動車向け事業の先行き不透明感と19/3期の業績悪化懸念が株価低迷の主因とみている。特に米国と中国における19/3期の自動車販売台数の減少リスクが懸念されることに加えて、長期的なEV(電気自動車)シフトに伴う構造的な悪影響を懸念する意見も市場では根強い。EVは今後5年程度はポジティブな業績貢献が期待可能とみているが、10年先を見た株価バリュエーションの低下が続くと考えている。銘柄選好順位に関しては、日本精工(6471)>NTN(6472)>椿本チエイン(6371)>ジェイテクト(6473)としている。 【11:10】ドイツで開催されるゲーム見本市「Gamescom」に注目~SMBC日興  SMBC日興証券では、8/22~26(現地時間)にドイツのケルンで開催されるコンピュータゲーム見本市「Gamescom」に注目している。国内からは、ソニー(6758)、任天堂(7974)のほか、カプコン(9697)、コナミ(9766)、スクエニ(9684)、バンナム(7832)などが参加予定。同イベントの「Gamescom Award」の大賞である「Best of gamescom」の受賞タイトルは欧米でヒットしたことが多いとのこと。また、出展企業からのニュースフローにも注目している。、任天堂は「Nintendo Switch」向けソフト「スーパーマリオオデッセイ」や「ニンテンドー3DS」向けソフト「メトロイド サムスリターンズ」の紹介ビデオなどをライブストリームで配信する予定。また、スクウェア・エニックスが「FINAL FANTASY XV」に関する新情報をGamescomで発表することが見込まれているとコメントしている。 【10:40】天候不順と日本株 食品や小売りの業績モメンタムに注意~野村  野村証券では、長雨による冷夏の影響についてリポートしている。一般論として、天候不順は経済活動にとってネガティブと考えられる。冷夏・長雨の影響は、足元の個別株の値動きにも反映されつつあるが、過去の経験では、意外とその影響は長引いたことを指摘している。冷夏が発生した93年、03年の株価動向を振り返ると、食料品、繊維製品、小売業などでアンダーパフォーム傾向が見られたとのこと。4月を起点に、そこから半年程度、株価は軟調に推移した。その先、小売りの株価は回復に向かったが、食料品、繊維製品の株価はさらに半年程度、アンダーパフォームが持続したとコメントしている。 【10:05】個別株物色の潮流変化の兆候も~SMBC日興  SMBC日興証券では、決算発表後に株価の動きに変化が生じた銘柄を中心に、今後の見通しをまとめた。総論としては、2017年前半にかけて大幅な上昇を続けてきた銘柄では、日用品メーカーやFA関連などの一角に、一段と上昇する銘柄も散見されるが、食品、医薬品、サービス株の一部などには下げがやや拡大し、基調が変わりつつあると判断される銘柄も出始めていると指摘。一方で、電機・半導体関連や、機械のやや出遅れていた銘柄では、決算発表後に上向く銘柄も見られるとのこと。今後、米国金利やドル/円がボトムアウトし、マーケット全体の上昇基調が強まるようなら、個別株物色の潮流が変化していく可能性があるとみている。 【9:20】中国の足元の経済活動は減速~みずほ  みずほでは、中国の経済活動が7月に減速したと指摘している。7月の鉱工業生産は前年同月比6.4%増と、6月の強い伸びから1.2pt減速しており、ほかの経済指標も鈍化している。こうした経済指標の減速は、全国金融工作会議で強調されたレバレッジの圧縮、公害型産業の操業停止、悪天候などによる影響とみている。一方、1-6月のインターネット通販の売り上げは好調に推移し、前年同期比29%増と拡大した。みずほでは、中国の実質GDP成長率は2017年4-6月期の6.9%から、下期に緩やかに減速すると予想している。北朝鮮情勢に依存するが、トランプ政権は中国の知的財産権侵害の調査を開始しており、米中貿易摩擦の再燃も懸念材料と指摘している。 【8:45】寄り前気配はニッパツ、エクセディ、スズケン、日油が高い気配値  主力株の寄り前気配では、ニッパツ(5991) +5.32%、エクセディ(7278) +4.64%、スズケン(9987) +4.56%、日油(4403) +3.60%、戸田建(1860) +3.26%、武蔵銀(8336) +3.02%、フジHD(4676) +3.01%、ニチコン(6996) +2.93%、セイノーHD(9076) +2.56%、NKSJHD(8630) +2.34%などが高い気配値。  一方、ダイセキ(9793) -5.16%、三和HD(5929) -3.02%、山口FG(8418) -2.96%、キヤノンMJ(8060) -2.94%、JFEHD(5411) -2.72%、ウシオ電(6925) -2.62%、アサツーDK(9747) -2.53%、セ硝子(4044) -2.48%、大特鋼(5471) -2.33%、参天薬(4536) -2.32%などが安い気配値となっている。
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