後場コメント No.1 コスモエネルギー、パスコ、東レ、ニッポン高度紙、旭化成など
★12:30 コスモエネルギーなど－ＪＰモルガンでは石油元売りに強気 ＪＸＴＧのコア保有継続
ＪＰモルガン証券では、堅調な1Qの出足と2Qの好調な精製マージンを反映し、ＪＸＴＧとコスモエネルギーの業績予想を引き上げた。高度化法対応とＪＸＴＧの誕生を経て国内の石油精製環境好転が具現化したことで、好調な精製マージンを追い風として2Q決算における上方修正の確度が高まっており、石油元売りセクターに対する強気スタンスをとるとした。
1Q決算では、4月以降の国内精製環境が5月の調整局面を含めても底堅く推移したことで、ＪＸＴＧの堅調なスタートとコスモのポジティブ・サプライズとなる好決算を確認。2Qに向けて、精製マージンはさらに強含んでいることで、2Q決算における上方修正確度は高い。元売り各社の供給姿勢からは、下期にかけてのダウンサイド・リスクも小さいとみているとした。
コード 銘柄 投資判断 目標株価引き上げ
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5021 コスモエネＨＤ Neutral→Over 1950→2660円
5020 ＪＸＴＧ Over継続 630→660円
ＪＰモルガン証券では、堅調な1Qの出足と2Qの好調な精製マージンを反映し、ＪＸＴＧとコスモエネルギーの業績予想を引き上げた。高度化法対応とＪＸＴＧの誕生を経て国内の石油精製環境好転が具現化したことで、好調な精製マージンを追い風として2Q決算における上方修正の確度が高まっており、石油元売りセクターに対する強気スタンスをとるとした。
1Q決算では、4月以降の国内精製環境が5月の調整局面を含めても底堅く推移したことで、ＪＸＴＧの堅調なスタートとコスモのポジティブ・サプライズとなる好決算を確認。2Qに向けて、精製マージンはさらに強含んでいることで、2Q決算における上方修正確度は高い。元売り各社の供給姿勢からは、下期にかけてのダウンサイド・リスクも小さいとみているとした。
コード 銘柄 投資判断 目標株価引き上げ
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5021 コスモエネＨＤ Neutral→Over 1950→2660円
5020 ＪＸＴＧ Over継続 630→660円
★12:30 パスコ－底堅い 衛星画像から駐車台数推定する事業を開始
パスコ<9232.T>が底堅い。23日付の日刊工業新聞で、同社が人工知能（AI）を使い、衛星画像から駐車場の駐車台数を推定する新事業を2018年3月期めどに始めると報じられた。
人工衛星で撮影した駐車場の画像をAIが解析し、駐車している自動車の台数を自動で抽出する技術を開発したという。民間向けサービスとして、国内外で駐車場をモニタリングする需要を取り込むとされる。今後の収益の伸びへの貢献が期待され、買いが入っている。
パスコ<9232.T>が底堅い。23日付の日刊工業新聞で、同社が人工知能（AI）を使い、衛星画像から駐車場の駐車台数を推定する新事業を2018年3月期めどに始めると報じられた。
人工衛星で撮影した駐車場の画像をAIが解析し、駐車している自動車の台数を自動で抽出する技術を開発したという。民間向けサービスとして、国内外で駐車場をモニタリングする需要を取り込むとされる。今後の収益の伸びへの貢献が期待され、買いが入っている。
★12:33 東レ－大幅に4日ぶり反発 ハンガリーにPPS樹脂コンパウンド拠点を新設
東レ<3402.T>が大幅に4日ぶり反発。同社は23日に、子会社でラージトウ炭素繊維の世界最大の供給メーカーであるZoltekのハンガリー工場内にPPS（ポリフェニレンサルファイド）樹脂コンパウンド生産設備を新設すると発表した。
今回、Zoltekハンガリー工場のインフラ・人員を活用した、PPS樹脂の試作・生産拠点の設置により、東レグループは6カ国、8拠点にPPS樹脂コンパウンド拠点を保有することになるという。今回の欧州での拠点設置により、製品評価、試作対応のスピードアップを図り、欧州市場への供給体制の強化と新規需要の開拓を目指すとしている。今後の収益拡大への寄与が期待され、買いが入っている。
東レ<3402.T>が大幅に4日ぶり反発。同社は23日に、子会社でラージトウ炭素繊維の世界最大の供給メーカーであるZoltekのハンガリー工場内にPPS（ポリフェニレンサルファイド）樹脂コンパウンド生産設備を新設すると発表した。
今回、Zoltekハンガリー工場のインフラ・人員を活用した、PPS樹脂の試作・生産拠点の設置により、東レグループは6カ国、8拠点にPPS樹脂コンパウンド拠点を保有することになるという。今回の欧州での拠点設置により、製品評価、試作対応のスピードアップを図り、欧州市場への供給体制の強化と新規需要の開拓を目指すとしている。今後の収益拡大への寄与が期待され、買いが入っている。
★12:35 ニッポン高度紙－いちよしがフェアバリュー引き上げ コンデンサ用セパレータの需要好調
ニッポン高度紙工業<3891.T>が大幅反発。いちよし経済研究所では、コンデンサ用セパレータの需要は好調で、想定を上回る収益性改善を評価。レーティング「A」を継続、フェアバリューは1500円→2600円と引き上げた。
今18.3期1Q（4～6月）決算の内容が、いちよし予想を大きく上回ったことを踏まえて、業績予想を上方修正。アルミ電解コンデンサ用セパレータの生産稼働率が急上昇したことにより、収益性が想定以上に改善る。来19.3期以降もアルミ電解コンデンサ需要の増加に伴い、好調な業績推移が予想されるとした。
ニッポン高度紙工業<3891.T>が大幅反発。いちよし経済研究所では、コンデンサ用セパレータの需要は好調で、想定を上回る収益性改善を評価。レーティング「A」を継続、フェアバリューは1500円→2600円と引き上げた。
今18.3期1Q（4～6月）決算の内容が、いちよし予想を大きく上回ったことを踏まえて、業績予想を上方修正。アルミ電解コンデンサ用セパレータの生産稼働率が急上昇したことにより、収益性が想定以上に改善る。来19.3期以降もアルミ電解コンデンサ需要の増加に伴い、好調な業績推移が予想されるとした。
★12:37 旭化成－続落 中国子会社が樹脂コンパウンド製造工場を建設
旭化成<3407.T>が続落。同社は23日、子会社である旭化成（中国）投資（上海市）は、樹脂コンパウンド製造工場を中国江蘇省常熟市で建設すると発表した。
同社グループの中期経営計画「Cs for Tomorrow 2018」ではマテリアル領域でのエンジニアリング樹脂事業を重点戦略事業と位置づけ、グローバルに展開するとともに自動車用途向けなどでの拡大を目指している。なかでも樹脂コンパウンド事業は、日本、中国、タイ、シンガポール、米国、メキシコ、ドイツで製造拠点や販売拠点を有しており、グローバルネットワークを強化している。今般、中国市場での需要拡大と顧客のニーズに応えた安定供給体制の拡充を図るため、江蘇省常熟市でコンパウンド製造工場を建設するとした。しかし、株価へのポジティブな影響は限定的だ。
旭化成<3407.T>が続落。同社は23日、子会社である旭化成（中国）投資（上海市）は、樹脂コンパウンド製造工場を中国江蘇省常熟市で建設すると発表した。
同社グループの中期経営計画「Cs for Tomorrow 2018」ではマテリアル領域でのエンジニアリング樹脂事業を重点戦略事業と位置づけ、グローバルに展開するとともに自動車用途向けなどでの拡大を目指している。なかでも樹脂コンパウンド事業は、日本、中国、タイ、シンガポール、米国、メキシコ、ドイツで製造拠点や販売拠点を有しており、グローバルネットワークを強化している。今般、中国市場での需要拡大と顧客のニーズに応えた安定供給体制の拡充を図るため、江蘇省常熟市でコンパウンド製造工場を建設するとした。しかし、株価へのポジティブな影響は限定的だ。
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