後場コメント No.2 任天堂、TIS、グリー、スカパーJSAT、サイバーエージェントなど

2017/08/23(水) 15:00
★12:39  任天堂-下げに転換 「スイッチ」予約受付を開始も混雑のためにアクセス制限
 任天堂<7974.T>が下げに転換。同社は8月23日12時ごろより、家庭用ゲーム機「ニンテンドースイッチ」の予約受付を開始したが、通販サイト「マイニンテンドーストア」において、混雑のためにアクセス制限が行われていると、日本経済新聞・電子版で同日12時23分に伝えられている。予定数は非公表だが、達した時点で受け付けを終了するとされる。

★12:39  TIS-小高い 「マルウェアインターセプションサービス」のクラウド提供開始
 TIS<3626.T>が小高い。同社は23日に、傘下のインテック(富山県富山市)が、標的型攻撃対策の内部対策強化に特化した新サービス「マルウェアインターセプションサービス」の提供を開始すると発表した。
 このサービスは、標的型攻撃で行われるマルウェア感染後の振る舞いを検知するための製品としてPFU社製「iNetSec Intra Wall」を採用し、インテックのビジネスクラウドサービス基盤「EINS/SPS SelfPortal」上に「iNetSec Intra Wall」の管理サーバを設置し、顧客の運用負荷軽減のためにサーバ管理サービスを組み合わせたクラウドサービスとしている。

★12:45  グリー-いちよしがフェアバリュー引き上げ ゲーム売上アプリ内ランキングは10位を確保
 グリー<3632.T>が続伸。いちよし経済研究所では、7月ゲーム売上アプリ内ランキングは10位を確保し、それまでの圏外から浮上していると注目。レーティング「B」を継続、フェアバリューは750円→800円と引き上げた。
 前17.6期4Q実績(4~6月)は売上高192.3億円(前四半期比21%増)、営業利益24.1億円(同55%増)と、会社計画(各158.6億円、14.1億円、いちよしの従前予想も同水準)を上回った。国内ネイティブゲームのアプリ消費量が前四半期比85%増の100億コインといちよしの従前予想の62億コインを上回っている。一方、今18.6期1Q(17年7~9月)の会社計画は売上高205億円(前四半期比7%増)、営業利益15億円(同38%減)と、いちよしの従前予想(各158.7億円、21.5億円)と比べてコストは大幅に増加する前提となっている。しかし、この見方は保守的と思われると指摘。

★12:53  スカパーJSAT-いちよしがフェアバリュー引き下げ 1Qは計画線も大幅な減益
 スカパーJSATホールディングス<9412.T>が3日ぶり反落。いちよし経済研究所では、今18.3期1Q は会社計画に沿った滑り出しではあるものの大幅な減益と指摘。レーティング「B」を継続、フェアバリューは540円→510円と引き下げた。
 いちよしでは、同社の2020年までの衛星打上計画に基づき償却費などの経費を織り込み、今18.3期以降の営業収益および利益予想を下方修正。自社保有の衛星の高機能化により、単年度当たりの償却費の増加を見込んだとした。
 中長期では、20.3期以降の打ち上げを計画しているJCSAT-17は、NTTドコモ(9437)とIRU契約を結び、長期安定した利用が見込まれる。すでに過去打ち上げ2基についても、IRU契約を結んでおり、長期で安定した収益寄与が見込まれるとした。

★12:53  サイバーエージェント-続伸 傘下のサムザップが新作スマホゲーム「戦国ASURA」事前登録開始
 サイバーエージェント<4751.T>が続伸。同社傘下のサムザップは22日に、新作スマホゲーム「戦国ASURA」を2017年秋にリリースするにあたり、事前登録を開始したと発表した。
 スマホゲーム「戦国ASURA」は、戦国時代を舞台に、混沌の化身「ASURA」に変貌する力を持った敵将に立ち向かう、4人協力マルチプレイに特化した戦国MORPGという。なお、サムザップは大ヒットスマホゲーム「戦国炎舞-KIZNA-」の開発、配信を行っている。今後の業績への貢献が期待され、買いが入っている。


関連ニュース
日本株の最新ニュース
マーケットデータ
日経平均 37,068.35 -1011.35
TOPIX 2,626.32 -51.13
グロース250 638.74 -21.13
NYダウ 37,775.38 +22.07
ナスダック総合 15,601.50 -81.87
ドル/円 154.42 -0.22
プレミアム銘柄の最新情報
ページTOPへ