後場コメント No.2 チェンジ、アダストリア、DNAチップ研究所、日本ガイシ、大塚HDなど

2017/10/24(火) 15:01
★12:39  ミネベアミツミ-野村が目標株価引き上げ Switch向け事業とBLUの見方を引き上げ
 ミネベアミツミ<6479.T>が続伸。野村証券では、Switch向け事業とBLUの見方を引き上げ、業績予想を上方修正。レーティング「Neutral」を継続、目標株価は1960円→2050円と引き上げた。
 (1)快進撃が続く、任天堂「Switch」の生産台数前提を引き上げた結果、ミツミ事業の業績予想を引き上げ。(2)OLED価格の高止まりを受け、ハイエンドスマホではOLEDの採用増加ペースが緩慢になる可能性が高まったと考え、来期以降の液晶バックライトの減収が従来予想比で緩やかになるとの見方を取り入れたとした。
 7~9月期は、スイッチ向け事業の好調と液晶バックライトの出荷増にけん引され、売上高は約2400億円、営業利益250億円前後と推定。

★12:47  チェンジ-後場下げ幅縮小 AIを用いた業務自動化アルゴリズム「HIA」提供開始
 チェンジ<3962.T>が後場下げ幅縮小。同社は24日12時30分に、RPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)とAI/画像認識技術組み合わせ、ホワイトカラーの業務を自動化させるべく「Human Intelligence Automation(HIA)」の提供を開始すると発表した。
 同社の提供する「HIA」は、入力・登録・削除といったルールベースの自動化を図るためのRPA技術と判断・評価・予測といった判断ベースの自動化を図るためのAI技術を組み合わせ、企業の働き方改革を支援するという。また、社内外とのコミュニケーション業務については、従来から取り組んでいるAIチャットボットとの接続連携による自動化も可能にするとしている。今後の収益拡大への寄与が期待され、買いが入っている。

★12:52  アダストリア-ドイツ証が目標株価引き下げ 19.2期は3期ぶりの営業増益へ
 アダストリア<2685.T>が続落。ドイツ証券では、来19.2期は3期ぶりの営業増益と想定。レーティング「Hold」を継続も、目標株価は3200円→2800円と引き下げた。
 業績予想を下方修正。国内は前17.2期に続き、今18.2期も売上高が意欲的な会社計画を下回り、採算悪化を余儀なくされているほか、海外も想定以上に販売が苦戦。ローリーズファームの建て直しなど難易度の高い課題もあるが、経営計画の精度向上による収益回復は、経営の意思決定で実現可能であり、期待するとした。

★12:54  DNAチップやPSS-高い 政府が「ゲノム医療」の推進などの基本計画を閣議決定で思惑
 DNAチップ研究所<2397.T>やプレシジョン・システム・サイエンス<7707.T>などが高い。24日に、政府は患者の遺伝情報をもとに効果が高い治療薬を選択する「ゲノム医療」の推進などを盛り込んだ国の新たな基本計画を閣議決定した。これを受けて、関連銘柄として買いが入っているもよう。

★12:55  日本ガイシ-続伸 放射性廃棄物の重さ減らす装置実用化
 日本ガイシ<5333.T>が続伸。24日付の日経産業新聞で、同社が2020年をめどに、専用施設の地下に埋めている低レベル放射性廃棄物の重さを50分の1に減らせる装置を実用化すると報じられた。
 セ氏約550度で蒸し焼きにして無機物に変える仕組みで、原子力発電所で大量に使われる水の浄化用樹脂が対象になるという。今後の業績拡大への期待から、株価は上昇している。

★13:00  大塚HD-ドイツ証が目標株価引き上げ リスク・リワードは均衡
 大塚ホールディングス<4578.T>が6日ぶり反落。ドイツ証券では、リスク・リワードは均衡とみて、レーティング「Hold」を継続した。目標株価は4500円→4650円と引き上げた。
 3Q決算は売上高約3400億円(8%増)を予想。中期的な主要ドライバーであるレキサルテイ(抗精神病薬、50%増)、エビリファイメンテナ(抗精神病薬、57%増)の強い伸びに加え、米国でエビリファイメンテナの双極性障害1型の効能追加が承認されることで、マイルストン達成に対するロイヤリティの一時金支払い(約55億円)が見込まれるとした。


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