後場コメント No.3 伊藤忠食品、石塚硝子、日本特殊陶業、ツバキナカシマ、ＮＴＮなど
★13:06 伊藤忠食品－みずほが目標株価引き上げ 18.3期会社業績予想を上方修正
伊藤忠食品<2692.T>が続伸。みずほ証券では、今18.3期会社業績予想の上方修正を受け、投資判断「アンダーパフォーム」を継続も、目標株価は3890円→4260円と引き上げた。
同社は10月23日、今18.3期上期および通期の会社業績予想を上方修正した。みずほでは、今18.3期営業利益について会社予想を5％上回ると予想してきたが、コスト削減は想定をやや上回る見通し。予想PERベースでの割高感は残るとの見方から、投資判断「アンダーパフォーム」は継続。
営業利益予想について、上期を13億円から15億円に、通期を39億円から42億円に引き上げ。採算強化やコスト圧縮の効果が拡大する見通し。みずほでは発表内容を踏まえ、業績予想を上方修正。
伊藤忠食品<2692.T>が続伸。みずほ証券では、今18.3期会社業績予想の上方修正を受け、投資判断「アンダーパフォーム」を継続も、目標株価は3890円→4260円と引き上げた。
同社は10月23日、今18.3期上期および通期の会社業績予想を上方修正した。みずほでは、今18.3期営業利益について会社予想を5％上回ると予想してきたが、コスト削減は想定をやや上回る見通し。予想PERベースでの割高感は残るとの見方から、投資判断「アンダーパフォーム」は継続。
営業利益予想について、上期を13億円から15億円に、通期を39億円から42億円に引き上げ。採算強化やコスト圧縮の効果が拡大する見通し。みずほでは発表内容を踏まえ、業績予想を上方修正。
★13:09 石塚硝子－後場上げ幅拡大 通期営業益を上方修正 上期は計画上振れ着地
石塚硝子<5204.T>が後場上げ幅拡大。同社は24日13時に、18.3期通期の連結営業利益を従来の22.5億円を25.5億円（前期比12.4％減）に引き上げると発表した。上期の増益要因のほか、7号炉閉鎖に伴う諸費用の一部および税金費用などを見直したことが寄与する。
併せて発表した、18.3期上期（4-9月）の連結営業利益は17.7億円（前年同期比2.7％増）だった。上期の会社計画は14.5億円だったので着地は上振れた。生産効率の向上によるコストダウンや販管費を見直したことに加え、品種構成の変化により利益率が改善したことが寄与した。
石塚硝子<5204.T>が後場上げ幅拡大。同社は24日13時に、18.3期通期の連結営業利益を従来の22.5億円を25.5億円（前期比12.4％減）に引き上げると発表した。上期の増益要因のほか、7号炉閉鎖に伴う諸費用の一部および税金費用などを見直したことが寄与する。
併せて発表した、18.3期上期（4-9月）の連結営業利益は17.7億円（前年同期比2.7％増）だった。上期の会社計画は14.5億円だったので着地は上振れた。生産効率の向上によるコストダウンや販管費を見直したことに加え、品種構成の変化により利益率が改善したことが寄与した。
★13:12 日本特殊陶業－野村が目標株価引き上げ 自動車センサーの出荷予想を引き上げ
日本特殊陶業<5334.T>が続伸。野村証券では、自動車センサーの出荷予想を引き上げ。レーティング「Buy」を継続、目標株価を3000円→3150円と引き上げた。
自動車センサーの収益見通しを引き上げ。野村では今後、車両の電動化は加速するが、リチウムイオン電池の生産に不可欠な資源（コバルトなど）の制約などを考えると、全固体電池など、電池技術の飛躍的なブレークスルーがなければ、当面はBEVの普及が加速するのは中国や北欧など一部地域となり、それ以外の地域での電動化はプラグインハイブリッドを中心としたxEVの採用増を通じて進展すると想定。内燃機関の環境規制対応強化には、自動車センサーの搭載数増が不可欠。野村の想定よりも、急ピッチで環境対応強化が進んでいることから、今回、センサー事業の業績見通しを引き上げたとしている。
日本特殊陶業<5334.T>が続伸。野村証券では、自動車センサーの出荷予想を引き上げ。レーティング「Buy」を継続、目標株価を3000円→3150円と引き上げた。
自動車センサーの収益見通しを引き上げ。野村では今後、車両の電動化は加速するが、リチウムイオン電池の生産に不可欠な資源（コバルトなど）の制約などを考えると、全固体電池など、電池技術の飛躍的なブレークスルーがなければ、当面はBEVの普及が加速するのは中国や北欧など一部地域となり、それ以外の地域での電動化はプラグインハイブリッドを中心としたxEVの採用増を通じて進展すると想定。内燃機関の環境規制対応強化には、自動車センサーの搭載数増が不可欠。野村の想定よりも、急ピッチで環境対応強化が進んでいることから、今回、センサー事業の業績見通しを引き上げたとしている。
★13:19 ツバキナカシマ－野村が目標株価引き上げ 事業買収したNN-PBCを業績に反映
ツバキ・ナカシマ<6464.T>がもみ合い。野村証券では、レーティング「Buy」を継続、事業買収したNN-PBCを業績に反映させ、目標株価を2250円→3000円と引き上げた。
野村では、従来予想比で8月下旬より連結子会社となったNN-PBCの業績（約4カ月分）を主に反映。IFRSの今17.12期営業利益は、（1）NN-PBCの加算で12億円（売上収益で95億円）増えるが、（2）M&A関連の一時費用で20億円減る（NN-PBC含む調整後営業利益は前期比20％増の87 億円）。
来18.12期営業利益は、（1）NN-PBCの通期寄与で38億円（売上収益で275億円）、（2）一時費用はく落、（3）購買・生産・販売面での相乗効果がおおむねゼロ（19.12期から徐々に発現見込み）、（4）無形資産償却4億円で予想（同・調整後営業利益は同38％増の120億円、営業利益率16.4％）。
ツバキ・ナカシマ<6464.T>がもみ合い。野村証券では、レーティング「Buy」を継続、事業買収したNN-PBCを業績に反映させ、目標株価を2250円→3000円と引き上げた。
野村では、従来予想比で8月下旬より連結子会社となったNN-PBCの業績（約4カ月分）を主に反映。IFRSの今17.12期営業利益は、（1）NN-PBCの加算で12億円（売上収益で95億円）増えるが、（2）M&A関連の一時費用で20億円減る（NN-PBC含む調整後営業利益は前期比20％増の87 億円）。
来18.12期営業利益は、（1）NN-PBCの通期寄与で38億円（売上収益で275億円）、（2）一時費用はく落、（3）購買・生産・販売面での相乗効果がおおむねゼロ（19.12期から徐々に発現見込み）、（4）無形資産償却4億円で予想（同・調整後営業利益は同38％増の120億円、営業利益率16.4％）。
★13:21 ＮＴＮ－4日続伸 摩擦抵抗半減のハブベアリング開発
ＮＴＮ<6472.T>が4日続伸。24日付の日刊工業新聞で、同社が回転摩擦抵抗を同社従来品比で50％低減し、耐泥水性は30～40％向上した「低フリクションハブベアリングII」を開発したと報じられた。
ガソリン車の燃費で0.42％改善するほか、ハイブリッド車（HV）やプラグインハイブリッド車の燃費、電気自動車（EV）の電費（電気エネルギーの単位容量当たりの走行距離）も向上できるという。ハブベアリングはタイヤの回転を支える足回り部品で、泥水などの侵入を防ぐシール部の内部構成を見直したとされる。今後の業績拡大への期待から、買いが入っている。
ＮＴＮ<6472.T>が4日続伸。24日付の日刊工業新聞で、同社が回転摩擦抵抗を同社従来品比で50％低減し、耐泥水性は30～40％向上した「低フリクションハブベアリングII」を開発したと報じられた。
ガソリン車の燃費で0.42％改善するほか、ハイブリッド車（HV）やプラグインハイブリッド車の燃費、電気自動車（EV）の電費（電気エネルギーの単位容量当たりの走行距離）も向上できるという。ハブベアリングはタイヤの回転を支える足回り部品で、泥水などの侵入を防ぐシール部の内部構成を見直したとされる。今後の業績拡大への期待から、買いが入っている。
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