前場コメント No.4 アドバンスクリエイト、日本特殊陶業、任天堂、DeNA、丸和運輸機関など

2017/11/22(水) 11:31
★9:04  アドバンスクリエイト-反発 上限5万株・1億円の自己株取得枠を設定
 アドバンスクリエイト<8798.T>が反発。同社は21日に、上限5万株・1億円の自己株取得枠を設定すると発表した。
 機動的な資本政策の遂行を可能とするため。取得期間は2017年11月27日~2018年3月26日。上限5万株を取得した場合の発行済株式総数に対する割合は0.46%となる。

★9:04  日本特殊陶業-JPモルガンが「OW」へ引き上げ 為替プレイからバリュー株へ
 日本特殊陶業<5334.T>が4日続伸。JPモルガン証券では、為替プレイからバリュー株へとコメント。投資判断を「Neutral」→「Overweight」、目標株価を2400円→3000円と引き上げた。
 JPMでは世界のエンジン搭載車(HEV、PHEV含む)市場は悲観シナリオでも、2030年まで拡大が続くと予想している。そのうえで、同社の設備投資計画は、従来JPMが警戒していたよりも規律があると考えること、およびテクニカルセラミック関連事業の収益改善が軌道に乗ってきたことから、一定の中期利益成長が期待できると予想。従来、利益成長力が乏しい中、為替に大きく左右される収益構造から為替プレイとみていたが、一定の利益成長が期待できる中、株価パフォーマンスの大幅アンダーパフォームにより、割安バリュー株として注目できるとした。

★9:04  イノベーション-エースが目標株価引き下げ 来期は成長施策の効果を見込む
 イノベーション<3970.T>が続伸。エース経済研究所では、株価変動リスクは大きいが、現在の株価には上値余地があると見られるとして、投資判断「強気」を継続した。目標株価は3600円→2670円と引き下げた。
 今18.3期第2四半期は売上高6億5500万円(前年同期比9%増)と伸長したが、広告宣伝や採用募集、研究開発などの費用が先行、経常損失900万円、当期損失500万円。会社側は第2四半期の赤字は下期にばん回可能な範囲として、通期計画を据え置いた。
 エースでも当面、今期予想の売上高14億8000万円、経常利益2億円、当期利益1億3000万円を据え置き。今後の進ちょくに応じて見直しを図る。来期は成長施策の効果を見込んで、売上高19億円、経常利益3億3000万円、当期利益2億1500万円を予想。

★9:05  任天堂とDeNA-高い 「どうぶつの森 ポケットキャンプ」アップストアのセールスランキング9位
 任天堂<7974.T>とディー・エヌ・エー<2432.T>が高い。両社の協業ゲームであるスマホ向けアプリ「どうぶつの森 ポケットキャンプ」について21日に正式サービスを開始し、22日現在のアップストアのiPhone向けゲーム総合トップセールスランキングでは9位となっている。好調なスタートとなったことが好感され、買いが入っているもよう。

★9:05  丸和運輸機関-三菱UFJMSが目標株価引き下げ ECラストワンマイル当日配送に注目
 丸和運輸機関<9090.T>が5日ぶり反落。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、ECラストワンマイル当日配送に注力するが、利益貢献に時間を要するとみるとコメント。投資判断「Hold」を継続、目標株価は2050円→2000円と引き下げた。
 今18.3期上期決算を受けて、下期以降のコスト抑制、EC向けの収益貢献を慎重にみて、今18.3期以降の営業利益予想を減額。目標株価は、経常利益予想の減額と妥当倍率変更により引き下げるとした。
 物流品質が高い食品物流や、成長が続く米国系大手EC(electronic commerce)業者向けECラストワンマイル当日配送に注力しているが、ドライバー不足などコスト増により、利益貢献に時間を要する見通し。

★9:07  すかいらーく-売り気配 米ベインが持ち株全て売却
 すかいらーく<3197.T>が売り気配。同社は22日、米投資会社で、筆頭株主であるベインキャピタルが保有する全株式を売却すると発表した。発行済み株式の約20%にあたる3894万株を売り出す。22日付の日経新聞によると、野村証券などが引き受け内外の機関投資家に売り出すという。


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