前場コメント No.8 エボラブル、島津製作所、ファーストブラザーズ、三菱重工業、ALBERTなど

2017/11/22(水) 11:31
★9:16  エボラブルアジア-急騰 10月度取扱高60%増
 エボラブルアジア<6191.T>が急騰。同社は21日、10月度の取扱高が44億4718万6518円となり、前年同月比60%増だったと発表した。今期(18.9期)累計は44億4718万6518円。このうち直販取扱高は同26%増となったとしている。

★9:22  島津製作所-みずほが目標株価引き上げ 計測機器を中心とした安定成長基調は不変
 島津製作所<7701.T>がもみ合い。みずほ証券では、計測機器を中心とした安定成長基調は不変だが、投資指標面に割安感は小さいとみて、投資判断「中立」を継続した。目標株価は2080円→2450円と引き上げた。
 2Qの計測機器増収率は前年同期比8%増(為替影響を除くベース)となり、世界分析機器の競合企業同様に安定成長持続が確認された。一見やや物足りなく映る同事業の収益性についても、未実現利益の影響や将来の成長に向けた先行投資負担が主因であり、ネガティブ視は不要。ただし、投資指標面に特段の割安感はないため、投資判断は「中立」の見方を継続。今後については、株価バリュエーションの切り上がりにつながる可能性のある、ヘルスケア事業の拡大動向などに注目。

★9:24  ファーストブラザーズ-急騰 東京都豊島区の賃貸不動産(信託受益権)を売却
 ファーストブラザーズ<3454.T>が急騰。同社は21日、子会社のファーストブラザーズキャピタルが販売用不動産(信託受益権)の売却を行うと発表した。
 物件は東京都豊島区所在の賃貸不動産(信託受益権)。売却先や売却価格は非公表としているが、同社の直前会計年度(16.11期)の連結売上高146億円の10%に相当する額以上という。なお、17.11期の業績予想に織り込んでいるが、今後の精査で開示すべき事項が生じた場合は速やかに開示するとしている。

★9:26  NTTドコモ-3日続伸 5G分散投資でFCF安定 負債活用の還元余地あり 「買い」継続
 NTTドコモ<9437.T>が3日続伸。シティグループ証券では、5G分散投資でFCFは安定しており、負債活用の還元余地ありと判断。投資評価「1(買い)」を継続、目標株価を3300円→3400円と引き上げた。
 Q2決算はシティ想定を下回ったが、Tata Teleservicesからの資金回収もあり、シティ予想を調整。今18.3期営業利益は9800億円→9702億円、EPSは187円→204円。一過性の利益が今期EPSを押し上げるため、中期EPS年率成長率予想は10%増→8%増となる。既報のとおり、NTTドコモの5G投資は前倒し/分散して始められ、今後の設備投資圧力は限られる。この結果、向こう5年間平均予想FCFイールドは6.9%と良好とした。

★9:29  三菱重-反落 ジェット旅客機MRJに初キャンセルの可能性
 三菱重工業<7011.T>が反落。22日付の日経新聞朝刊で、同社子会社の三菱航空機が開発している国産初のジェット旅客機「MRJ」の注文が初めてキャンセルされる可能性が出てきたと報じられた。
 2014年9月にMRJ40機(購入権含む)の契約に調印した米イースタン航空が経営危機に陥り、今年6月、アリゾナ州を地盤とするスウィフト航空に買収されることが明らかになったという。新規航空機計画についてのスウィフト航空の意向によると契約中のMRJについて言及がなく、注文を維持するのは難しいとされる。今後の業績への悪影響が警戒され、売りが出ている。

★9:30  ALBERT-反発 主要株主がファンドに持ち株売却
 ALBERT<3906.T>が反発。同社は21日、主要株主である山川義介氏が売り主、A&T投資事業有限責任組合が買い主となり、普通株式が市場外での相対取引により譲渡されると発表した。
 同売り出しと同時に、山川氏の配偶者が保有する普通株式も同ファンドに譲渡される。売り出し株数は23万7300株(1株につき1400円)、売り出し価格の総額は3億3222万円。これに伴い、同ファンドは第3位の株主となる。


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