前場コメント No.3 双日、オロ、昭電工、インタアクション、兼松、ANA、サイバダインなど
★9:04 双日-UBSが新規に「Sell」 資本配分最適化の構造変化は道半ばにして足踏み
双日<2768.T>が軟調。UBS証券では、資本配分最適化の構造変化は道半ばにして足踏みとコメント。新規にレーティングを「Sell」、目標株価を280円で設定した。
2010-2015年に他商社が持続不可能な高水準の投資を継続する中、双日は財務を大幅に改善した。一方、16年度以降、他商社が周回遅れで財務改善に取り組む中、双日は逆に多額の投資による規模拡大指向に転じている。双日の資本配分最適化の構造変化は、道半ばにして足踏みとなり、株価の再評価は期待しにくいとみる。
双日<2768.T>が軟調。UBS証券では、資本配分最適化の構造変化は道半ばにして足踏みとコメント。新規にレーティングを「Sell」、目標株価を280円で設定した。
2010-2015年に他商社が持続不可能な高水準の投資を継続する中、双日は財務を大幅に改善した。一方、16年度以降、他商社が周回遅れで財務改善に取り組む中、双日は逆に多額の投資による規模拡大指向に転じている。双日の資本配分最適化の構造変化は、道半ばにして足踏みとなり、株価の再評価は期待しにくいとみる。
★9:05 オロ-買い気配 通期営業益の上方修正と配当実施(初配)を発表
オロ<3983.T>が買い気配。同社は14日に、17.12期通期の連結営業利益予想を従来の6.8億円から8.2億円(前期比20.2%増)に引き上げると発表した。なお、市場コンセンサスは6.8億円となっている。
主にビジネスソリューション事業において新規顧客獲得が好調であったことにより売上高が前回予想を上回る見込みとなった。また、当初見込んでいた採用関連経費などを圧縮したことも寄与した。
併せて、17.12期の中期末配当予想を0円→15円(前期は無配)に修正すると発表した。年間配当は同額となる。なお、配当の実施は会社設立以来初となる。
オロ<3983.T>が買い気配。同社は14日に、17.12期通期の連結営業利益予想を従来の6.8億円から8.2億円(前期比20.2%増)に引き上げると発表した。なお、市場コンセンサスは6.8億円となっている。
主にビジネスソリューション事業において新規顧客獲得が好調であったことにより売上高が前回予想を上回る見込みとなった。また、当初見込んでいた採用関連経費などを圧縮したことも寄与した。
併せて、17.12期の中期末配当予想を0円→15円(前期は無配)に修正すると発表した。年間配当は同額となる。なお、配当の実施は会社設立以来初となる。
★9:06 昭和電工-大和が目標株価引き上げ 長期投資にも耐えうる収益体質となりつつある
昭和電工<4004.T>が買い気配。大和証券では、長期投資にも耐えうる収益体質となりつつあると判断。投資判断「3(中立)」→「2(アウトパフォーム)」を継続、目標株価を4300円→4900円と引き上げた。
同社は12月12日、今17.12期業績予想の上方修正を発表。営業利益の会社計画は600億円から700億円に増額修正。大和予想(735億円)に対しては無機が20億円、エレクトロニクスが15億円下回った。前者は旧SGL GE社の買収に関わる一時的費用が主因であり、中国の電炉向け黒鉛電極(GE)のスポット販売は4Qも3Q並みの利益を維持するもよう。後者は4QにHDメディアの生産調整が織り込まれたが、やや保守的な印象。今回修正は市場コンセンサスも下回ったが、まだ若干の上振れ余地があると指摘。
昭和電工<4004.T>が買い気配。大和証券では、長期投資にも耐えうる収益体質となりつつあると判断。投資判断「3(中立)」→「2(アウトパフォーム)」を継続、目標株価を4300円→4900円と引き上げた。
同社は12月12日、今17.12期業績予想の上方修正を発表。営業利益の会社計画は600億円から700億円に増額修正。大和予想(735億円)に対しては無機が20億円、エレクトロニクスが15億円下回った。前者は旧SGL GE社の買収に関わる一時的費用が主因であり、中国の電炉向け黒鉛電極(GE)のスポット販売は4Qも3Q並みの利益を維持するもよう。後者は4QにHDメディアの生産調整が織り込まれたが、やや保守的な印象。今回修正は市場コンセンサスも下回ったが、まだ若干の上振れ余地があると指摘。
★9:06 インターアクション-大幅反発 3億1700万円の大口受注
インターアクション<7725.T>が大幅反発。同社は14日に、大口受注を受けたと発表した。受注金額は3億1700万円で、18.5期4Qに売り上げを計上する見込み。なお、18.5期の連結業績予想は現在精査中であり、修正が必要な場合は速やかに開示するとした。
インターアクション<7725.T>が大幅反発。同社は14日に、大口受注を受けたと発表した。受注金額は3億1700万円で、18.5期4Qに売り上げを計上する見込み。なお、18.5期の連結業績予想は現在精査中であり、修正が必要な場合は速やかに開示するとした。
★9:07 兼松-大和が目標株価引き上げ 中期ビジョンの目標到達に向け一歩前進
兼松<8020.T>が続伸。大和証券では、中期ビジョンの目標到達に向け一歩前進と判断。投資判断「3(中立)」→「2(アウトパフォーム)」を継続、目標株価を1350円→1580円と引き上げた。
順調な足元業績が確認できた2Q決算も踏まえ、大和の今18.3期~20.3期純利益予想をそれぞれ引き上げ。今18.3期純利益の大和予想は、想定を上回る「電子・デバイス」の好調や持ち分法投資損益の改善を踏まえ、125億円から135億円に上方修正。来19.3期と20.3期の純利益予想も、さらなるICTソリューション事業の伸長やモバイル事業の経営効率化、海外油井管事業の収益性改善などを織り込み、各々10億円、15億円の上方修正とした。
中期ビジョン「VISION-130」の最終年度である来19.3期の純利益目標150億円についても、それに近い水準が視野に入りつつある。堅調な業績拡大をベースに、今後の追加的な株主還元も期待し得る状況と指摘。
兼松<8020.T>が続伸。大和証券では、中期ビジョンの目標到達に向け一歩前進と判断。投資判断「3(中立)」→「2(アウトパフォーム)」を継続、目標株価を1350円→1580円と引き上げた。
順調な足元業績が確認できた2Q決算も踏まえ、大和の今18.3期~20.3期純利益予想をそれぞれ引き上げ。今18.3期純利益の大和予想は、想定を上回る「電子・デバイス」の好調や持ち分法投資損益の改善を踏まえ、125億円から135億円に上方修正。来19.3期と20.3期の純利益予想も、さらなるICTソリューション事業の伸長やモバイル事業の経営効率化、海外油井管事業の収益性改善などを織り込み、各々10億円、15億円の上方修正とした。
中期ビジョン「VISION-130」の最終年度である来19.3期の純利益目標150億円についても、それに近い水準が視野に入りつつある。堅調な業績拡大をベースに、今後の追加的な株主還元も期待し得る状況と指摘。
★9:08 ANAHD-底堅い AIやロボなど先端技術導入で毎年100億円投資
ANAホールディングス<9202.T>が底堅い。15日付の日経新聞朝刊で、同社が今後数年間にわたり、人工知能(AI)やロボットなど先端技術の導入に毎年100億円以上を投資すると報じられた。
空港での手荷物搬送などでロボット技術の活用を検討するほか、コールセンターのシステムを刷新しAIを使って最適な航路を解析するという。業界で先駆けて先端技術へ投資し、業務効率化や懸念される人手不足への対応を急ぐもよう。なお、同社は成田国際空港でサイバーダイン<7779.T>が開発した装着型ロボットスーツを試験導入している。今後の業績へのポジティブな影響が期待され、株価は底堅く推移している。
ANAホールディングス<9202.T>が底堅い。15日付の日経新聞朝刊で、同社が今後数年間にわたり、人工知能(AI)やロボットなど先端技術の導入に毎年100億円以上を投資すると報じられた。
空港での手荷物搬送などでロボット技術の活用を検討するほか、コールセンターのシステムを刷新しAIを使って最適な航路を解析するという。業界で先駆けて先端技術へ投資し、業務効率化や懸念される人手不足への対応を急ぐもよう。なお、同社は成田国際空港でサイバーダイン<7779.T>が開発した装着型ロボットスーツを試験導入している。今後の業績へのポジティブな影響が期待され、株価は底堅く推移している。
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