前場コメント No.5 東和薬品、ＨｙＡＳ＆Ｃｏ．、クロスフォー、コムシスＨＤ、第一生命、日医工など
★9:26 東和薬品－みずほが目標株価引き上げ 広域卸との提携順調で利益の安定成長に期待
東和薬品<4553.T>が3日続伸。みずほ証券では広域卸との提携が順調に進んでいることから19.3期以降の売上高予想を増額した。投資判断「中立」を継続。目標株価を5270円→5900円と引き上げた。
今年4月に始めた広域卸との提携で順調に販売量が拡大しているほか、現時点では今後大きな支出は考えにくく、競合と比べて安定的な営業利益の成長が期待できるとした。18.3期の営業利益予想を85億円に若干増額した（前回84億円）ほか、19.3期分も88億円（同85億円）へと引き上げた。
東和薬品<4553.T>が3日続伸。みずほ証券では広域卸との提携が順調に進んでいることから19.3期以降の売上高予想を増額した。投資判断「中立」を継続。目標株価を5270円→5900円と引き上げた。
今年4月に始めた広域卸との提携で順調に販売量が拡大しているほか、現時点では今後大きな支出は考えにくく、競合と比べて安定的な営業利益の成長が期待できるとした。18.3期の営業利益予想を85億円に若干増額した（前回84億円）ほか、19.3期分も88億円（同85億円）へと引き上げた。
★9:28 ハイアス＆カンパニー－売り気配 上期営業益25％増も計画上振れ小幅で失望
ハイアス・アンド・カンパニー<6192.T>が売り気配。同社は14日に、18.4期上期（5-10月）の連結営業利益は1.5億円（前年同期比24.7％増）だったと発表した。会社計画1.4億円をやや上振れた。
主力の高性能デザイナーズ住宅「R+house」においては、全国6カ所のモデルハ
ウスの展開として、10月に第1号のモデルハウスが茨城県守谷市に完成した。また、「不動産相続の相談窓口」事業において、全国約140エリアで展開中の不動産相続の相談窓口の会員企業とともに、9月に「全国一斉相続勉強会」を初開催ことなども寄与した。しかし、1Q時点で1.0億円だったため計画上振れを期待して株価は上昇していたが、上振れが小幅にとどまったことから失望売りとなっている。
ハイアス・アンド・カンパニー<6192.T>が売り気配。同社は14日に、18.4期上期（5-10月）の連結営業利益は1.5億円（前年同期比24.7％増）だったと発表した。会社計画1.4億円をやや上振れた。
主力の高性能デザイナーズ住宅「R+house」においては、全国6カ所のモデルハ
ウスの展開として、10月に第1号のモデルハウスが茨城県守谷市に完成した。また、「不動産相続の相談窓口」事業において、全国約140エリアで展開中の不動産相続の相談窓口の会員企業とともに、9月に「全国一斉相続勉強会」を初開催ことなども寄与した。しかし、1Q時点で1.0億円だったため計画上振れを期待して株価は上昇していたが、上振れが小幅にとどまったことから失望売りとなっている。
★9:34 クロスフォー－急落 1Q営業赤字4200万円 CM実施による広告宣伝費の増加で
クロスフォー<7810.T>が急落。同社は14日に、18.7期1Q（8-10月）の営業損益は4200万円の赤字だったと発表した。同社は、17.7期1Qは四半期財務諸表を作成していないため、前年同期比較はできない。
クリスマス商戦に向けての需要拡大への布石として1Qに大規模なテレビコマーシャルを実施したことにより、広告宣伝費が増加したことが響いた。上期の会社計画3億6300万円の黒字は据え置いた。
クロスフォー<7810.T>が急落。同社は14日に、18.7期1Q（8-10月）の営業損益は4200万円の赤字だったと発表した。同社は、17.7期1Qは四半期財務諸表を作成していないため、前年同期比較はできない。
クリスマス商戦に向けての需要拡大への布石として1Qに大規模なテレビコマーシャルを実施したことにより、広告宣伝費が増加したことが響いた。上期の会社計画3億6300万円の黒字は据え置いた。
★9:34 コムシスＨＤ－野村が目標株価引き上げ 繰越工事を抱え19.3 期の業績拡大への確度が高まる
コムシスＨＤ<1721.T>が続伸。野村証券では、繰越工事を抱えて19.3期の業績拡大への確度が高まったと判断。レーティングを「Neutral」→「Buy」に引き上げ、目標株価を2760円→3540円に引き上げた。
通信工事2社は豊富な繰越工事を抱えて19.3期以降の業績拡大への確度が高まったこと、11月までの月次受注の発表を終えて底堅いモバイル向け受注の推移を確認できたとコメント。特にコムシスＨＤでは18年1～3月期以降は前年同期の水準が低下するため、前年同期比でのモバイル向け受注の増減値に改善の可能性が出てきていることを考慮したという。楽天の周波数割当の申請については現状では不透明な点が多く、業績予想に対して好影響を織り込むには時期尚早と考えており、今回の投資判断引き上げの要因とはしていないと言及している。
コムシスＨＤ<1721.T>が続伸。野村証券では、繰越工事を抱えて19.3期の業績拡大への確度が高まったと判断。レーティングを「Neutral」→「Buy」に引き上げ、目標株価を2760円→3540円に引き上げた。
通信工事2社は豊富な繰越工事を抱えて19.3期以降の業績拡大への確度が高まったこと、11月までの月次受注の発表を終えて底堅いモバイル向け受注の推移を確認できたとコメント。特にコムシスＨＤでは18年1～3月期以降は前年同期の水準が低下するため、前年同期比でのモバイル向け受注の増減値に改善の可能性が出てきていることを考慮したという。楽天の周波数割当の申請については現状では不透明な点が多く、業績予想に対して好影響を織り込むには時期尚早と考えており、今回の投資判断引き上げの要因とはしていないと言及している。
★9:35 第一生命－大和が目標株価引き上げ 良好な市場環境が業績の追い風
第一生命ホールディングス<8750.T>が続落。大和証券では、良好な市場環境が業績の追い風と判断。投資判断「2（アウトパフォーム）」を継続、目標株価を2300円→2800円と引き上げた。
修正P/EV倍率は0.43倍にとどまり、現状の市場環境を踏まえてもバリュエーションは割安な水準。金利や株式市場との感応度は高く、市場環境の改善が進めば恩恵は大きいと考えられる。金利上昇局面では特に上場生保の象徴的な銘柄として注目が高まると想定。なお、仮に超長期金利が上昇すれば債券デュレーションの長期化を進めやすくなり、入れ替えに伴う債券売却益の計上も予想される。10月以降の市場環境の改善を踏まえると、さらなるアップサイドもあると考えるとした。
第一生命ホールディングス<8750.T>が続落。大和証券では、良好な市場環境が業績の追い風と判断。投資判断「2（アウトパフォーム）」を継続、目標株価を2300円→2800円と引き上げた。
修正P/EV倍率は0.43倍にとどまり、現状の市場環境を踏まえてもバリュエーションは割安な水準。金利や株式市場との感応度は高く、市場環境の改善が進めば恩恵は大きいと考えられる。金利上昇局面では特に上場生保の象徴的な銘柄として注目が高まると想定。なお、仮に超長期金利が上昇すれば債券デュレーションの長期化を進めやすくなり、入れ替えに伴う債券売却益の計上も予想される。10月以降の市場環境の改善を踏まえると、さらなるアップサイドもあると考えるとした。
★9:45 日医工－みずほが目標株価引き下げ 国内GEの薬価改定率予想引き下げ
日医工<4541.T>が続落。みずほ証券では国内ジェネリック（GE）事業の業績予想を下方修正した。投資判断「買い」を継続。目標株価を3190円→2630円と引き下げた。
既存製品の販売不振と、19.3期の薬価改定率の予想を従来の-14％から-15％に引き下げた。カタリストは11月28日に発売した自己免疫疾患治療薬レミケードBSの立ち上がりと指摘。リスクは米国GE事業の競争激化による価格引き下げ圧力だが、傘下のＳａｇｅｎｔ社が販売する注射剤GEは競争が少ないため、圧力の影響は比較的小さいと予想している。
日医工<4541.T>が続落。みずほ証券では国内ジェネリック（GE）事業の業績予想を下方修正した。投資判断「買い」を継続。目標株価を3190円→2630円と引き下げた。
既存製品の販売不振と、19.3期の薬価改定率の予想を従来の-14％から-15％に引き下げた。カタリストは11月28日に発売した自己免疫疾患治療薬レミケードBSの立ち上がりと指摘。リスクは米国GE事業の競争激化による価格引き下げ圧力だが、傘下のＳａｇｅｎｔ社が販売する注射剤GEは競争が少ないため、圧力の影響は比較的小さいと予想している。
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