前場コメント No.7 東海理化、住友重、日本郵政、エニグモ、デンソー、協エクシオなど
★10:22 東海理化－みずほが「中立」継続 先行投資で短期業績は踊り場
東海理化電機製作所<6995.T>が3日続落。みずほ証券では研究開発費といった先行投資費用、固定費、経費の増加で短期業績は踊り場とみて、投資判断「中立」を継続。18.3期業績を若干上方修正し、目標株価を2200円→2300円と引き上げた。
同社は8日にエレクトロニクス事業の取り組みに関する説明会を開催し、次世代技術への研究開発を強化する方針が示された。みずほ証券ではその成果や刈り取りの時期に注目。カタリストはトヨタの国内生産台数の増加基調が続くことや円安進行とし、リスクは円高や品質関連費用の発生が挙げられるとした。
東海理化電機製作所<6995.T>が3日続落。みずほ証券では研究開発費といった先行投資費用、固定費、経費の増加で短期業績は踊り場とみて、投資判断「中立」を継続。18.3期業績を若干上方修正し、目標株価を2200円→2300円と引き上げた。
同社は8日にエレクトロニクス事業の取り組みに関する説明会を開催し、次世代技術への研究開発を強化する方針が示された。みずほ証券ではその成果や刈り取りの時期に注目。カタリストはトヨタの国内生産台数の増加基調が続くことや円安進行とし、リスクは円高や品質関連費用の発生が挙げられるとした。
★10:27 住友重機－ジェフリーズが目標株価引き上げ FA分野の拡張や建機需要回復などの恩恵享受
住友重機械工業<6302.T>が続落。ジェフリーズ証券では、FA分野の拡張、建機需要回復、グローバルな設備投資改善などの恩恵を享受すると指摘。投資判断「BUY」を継続、目標株価を4750円→5700円と引き上げた。
18/3期末に向けて住友重機械工業を推奨銘柄として選好した。多角化された事業ポートフォリオが、FA分野の拡張、建機需要回復、グローバル設備投資改善の恩恵を享受するためとしてる。機械銘柄のバリュエーションに割高感が出る中、魅力的な投資対象であるとコメントしている。
住友重機械工業<6302.T>が続落。ジェフリーズ証券では、FA分野の拡張、建機需要回復、グローバルな設備投資改善などの恩恵を享受すると指摘。投資判断「BUY」を継続、目標株価を4750円→5700円と引き上げた。
18/3期末に向けて住友重機械工業を推奨銘柄として選好した。多角化された事業ポートフォリオが、FA分野の拡張、建機需要回復、グローバル設備投資改善の恩恵を享受するためとしてる。機械銘柄のバリュエーションに割高感が出る中、魅力的な投資対象であるとコメントしている。
★10:35 日本郵政－ＳＭＢＣ日興が目標株価引き下げ かんぽ生命は売れてもゆうちょ銀行は売れない
日本郵政<6178.T>が7日ぶり反落。ＳＭＢＣ日興証券では、かんぽ生命は売れてもゆうちょ銀行は売れないと指摘。投資判断「2」を継続、目標株価を1400円→1350円と引き下げた。
ＳＭＢＣ日興では、今回から資本コストを考慮したPBR-ROEの相関による目標株価の導出に変更した。ＳＭＢＣ日興のメーンシナリオは、19/3期に財務省による同社株の売り出し、20/3期に同社によるかんぽ生命株の売り出しである。一方、ゆうちょ銀行については取り込み利益の減少が大きいうえ、日本郵便の一段の増益や、新規M&Aによる利益水準の底上げも容易には見込みがたいため、当面売り出しは難しいと予想。かんぽ生命の取り込み利益の減少も踏まえて、同社の純利益は4000億円前後の推移が続くとしている。
日本郵政<6178.T>が7日ぶり反落。ＳＭＢＣ日興証券では、かんぽ生命は売れてもゆうちょ銀行は売れないと指摘。投資判断「2」を継続、目標株価を1400円→1350円と引き下げた。
ＳＭＢＣ日興では、今回から資本コストを考慮したPBR-ROEの相関による目標株価の導出に変更した。ＳＭＢＣ日興のメーンシナリオは、19/3期に財務省による同社株の売り出し、20/3期に同社によるかんぽ生命株の売り出しである。一方、ゆうちょ銀行については取り込み利益の減少が大きいうえ、日本郵便の一段の増益や、新規M&Aによる利益水準の底上げも容易には見込みがたいため、当面売り出しは難しいと予想。かんぽ生命の取り込み利益の減少も踏まえて、同社の純利益は4000億円前後の推移が続くとしている。
★10:45 エニグモ－急落 3Q累計営業益18％減 ソーシャルコマース事業の減益で
エニグモ<3665.T>が急落。同社は14日に、18.1期の3Q累計（2-10月）の連結営業利益は10.0億円（前年同期比17.8％減）だったと発表した。
主力のソーシャルコマース事業が、エンジニアを始めとする社内体制強化の為の人材獲得投資および、組織拡大による本社移転による戦略投資を先行したことにより、減益となった。また、メディア事業が、1Qからの広告出稿数の減少の影響で赤字となったことも響いた。なお、通期の会社計画14.2億円に対する進ちょくは70.1％となっている。
エニグモ<3665.T>が急落。同社は14日に、18.1期の3Q累計（2-10月）の連結営業利益は10.0億円（前年同期比17.8％減）だったと発表した。
主力のソーシャルコマース事業が、エンジニアを始めとする社内体制強化の為の人材獲得投資および、組織拡大による本社移転による戦略投資を先行したことにより、減益となった。また、メディア事業が、1Qからの広告出稿数の減少の影響で赤字となったことも響いた。なお、通期の会社計画14.2億円に対する進ちょくは70.1％となっている。
★10:47 デンソー－続伸 米国スマートキーベンチャーを買収
デンソー<6902.T>が続伸。同社は14日、スマートフォンを車の鍵として用いるスマートキー・スマートエントリーに関する特許技術を持つ米国のベンチャー企業、インフィニットキー（ミシガン州）を買収したと発表した。
インフィニットキーはスマートフォンを車の鍵として利用するPhone-as-a-Key（PaaK）の先進技術を開発したソフトウエア開発会社。省電力な無線規格であるBLE（Bluetooth Low Energy）を用い、スマートキーシステムに求められる位置特定技術を省電力、高セキュリティーで実現する。今後の収益の伸びへの期待から、株価は上昇している。
デンソー<6902.T>が続伸。同社は14日、スマートフォンを車の鍵として用いるスマートキー・スマートエントリーに関する特許技術を持つ米国のベンチャー企業、インフィニットキー（ミシガン州）を買収したと発表した。
インフィニットキーはスマートフォンを車の鍵として利用するPhone-as-a-Key（PaaK）の先進技術を開発したソフトウエア開発会社。省電力な無線規格であるBLE（Bluetooth Low Energy）を用い、スマートキーシステムに求められる位置特定技術を省電力、高セキュリティーで実現する。今後の収益の伸びへの期待から、株価は上昇している。
★10:57 協和エクシオ－野村が目標株価引き上げ 豊富な手持ち工事を抱えて粗利率が上昇
協和エクシオ<1951.T>が続伸。野村証券では、豊富な手持ち工事を抱えて粗利率が上昇と指摘。レーティングを「Neutral」→「Buy」に引き上げ、目標株価を2260円→3070円に引き上げた。
モバイルの受注は前年比で減少しているものの、前年にあった複数年におよぶ折衝案件での増加の反動減によるものであり、驚きはないと指摘。足元では折衝工程から工事施工へと段階的に案件が進捗している模様であり、前年同月比で受注は減少しているものの、減少幅は17年4月から11月までの累計で6％減と18.3期上期時点の8％減より小幅となっている点に注目した。受注高が売上高を上回る状況であり、繰越工事は増加すると考えるため、高水準の粗利率を背景に19.3期も同様の好業績が続く可能性が高まったとみている。
協和エクシオ<1951.T>が続伸。野村証券では、豊富な手持ち工事を抱えて粗利率が上昇と指摘。レーティングを「Neutral」→「Buy」に引き上げ、目標株価を2260円→3070円に引き上げた。
モバイルの受注は前年比で減少しているものの、前年にあった複数年におよぶ折衝案件での増加の反動減によるものであり、驚きはないと指摘。足元では折衝工程から工事施工へと段階的に案件が進捗している模様であり、前年同月比で受注は減少しているものの、減少幅は17年4月から11月までの累計で6％減と18.3期上期時点の8％減より小幅となっている点に注目した。受注高が売上高を上回る状況であり、繰越工事は増加すると考えるため、高水準の粗利率を背景に19.3期も同様の好業績が続く可能性が高まったとみている。
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