後場コメント No.6 ジャパンディスプレイ、じげん、豊田通商、ソニー、横河電機など

2018/01/16(火) 15:00
★13:57  ジャパンディスプレイ-底堅い 電子棚札向け30cm-wide高精細電子ペーパーを開発
 ジャパンディスプレイ<6740.T>が底堅い。同社は1月15日、E Ink Holdingsとの業務提携のもと、3色表示が可能で電子棚札に最適な30cm‐wideの高精細電子ペーパーを開発したと発表した。
 同製品はサンプル出荷を開始し、2018年の夏から秋をメドに量産出荷を予定。E Inkの電子インク技術を採用した電子ペーパーは、紙のような反射特性を持ちながら、表示を電気的に書き替えることができる反射型ディスプレイ。広視野角、あらゆる環境光下での高い視認性、低消費電力といった特長があることから、電子ブックや電子棚札などの幅広いアプリケーションに活用されており、今後一層の用途拡大が見込めるとした。

★14:01  じげん-上げ幅拡大 アップルワールドを買収 旅行領域への本格参入を決定
 じげん<3679.T>が上げ幅拡大。同社は1月16日13時に、アップルワールド・ホールディングス(東京都豊島区)の発行済み全株式を取得すると発表した。旅行領域への本格参入する。
 アップルワールドは、世界約150カ国約11万件のホテル情報を、日本国内を主とする旅行代理店約3000社や提携企業、個人ユーザーに提供するランドオペレーションアグリゲーター。法人向けWEBメディアである『アップルワールド』と個人向けWEBメディアである『ホテリスタ』を主に運営している。

★14:10  トッパンフォームズ-3日続落 「リスク感度データベース」を活用したサービス提供開始
 トッパン・フォームズ<7862.T>が3日続落。同社は16日に、構築した「リスク感度データベース」を活用して、健康やお金などに対して感じるリスクを生活者一人ひとりに適切に伝えるためのリスク訴求を最適化するサービスの提供を開始すると発表した。
 「リスク感度データベース」は同社が実施した定量調査をもとに構築した独自データベースという。このサービスでは「リスク感度データベース」と顧客が保持している顧客データを照合し、さまざまな軸で分析、分類。各分類がリスクを感じるポイントを導き出すことで、一人ひとりに訴求内容を最適化し、コミュニケーションの目的達成をサポートするとしている。しかし、株価へのポジティブな影響は限定的だ。

★14:14  豊田通商-続伸 豪州リチウム資源開発Orocobreに戦略出資
 豊田通商<8015.T>が続伸。同社は16日、オーストラリアのリチウム資源開発会社であるOrocobre(ブリスベン)による第三者割当増資の引き受けと新株予約権無償割り当てへの参加を通じ、同社に出資すると発表した。
 出資金額は約260億円、出資比率は出資完了後15%になる予定。これにより、豊田通商とOrocobreは戦略的アライアンスを締結し、より強固なパートナー関係を築く。また、出資資金は同プロジェクトの拡張プロジェクトに充当することを予定している。今後の収益の伸びが期待され、株価は上昇している。

★14:22  ソニー-5日ぶり反発 自動動画制作ソリューションをファッションECサイト向けに導入開始
 ソニー<6758.T>が5日ぶり反発。同社は16日に、撮影、編集、納品といった一連の動画制作の工程を自動化することで、動画コンテンツを簡単かつ低コストで作成できる自動動画制作ソリューション「isuca(イスカ)」を、ファッションEC(Eコマース)サイト向けに導入を開始したと発表した。
 「isuca」は動画撮影システムと自動編集を行うクラウドサービスが一体となったソリューションという。撮影システムはスタジオなどに常設し、撮影は専用アプリケーションをインストールしたパソコンやタブレットを操作することで簡単に行える。そして、撮影した動画は、自動的に専用クラウドサーバーへ転送され、同社のディープラーニング技術「Neural Network Libraries」を活用したアルゴリズムによって、用途に合わせた動画コンテンツに自動編集されるとしている。

★14:23  横河電機-反発 山東省の製油所統合に向けコンサル契約締結
 横河電機<6841.T>が反発。同社は16日、子会社であるKBCアドバンストテクノロジーズ(英国)が、中国能源工程集団のグループ会社である中能源工程集団北方と、中国山東省にある6つの製油所の統合に向けたコンサルティング契約を締結したと発表した。
 今回KBCは製油所の処理量と利益の最大化を図るための製油所統合に向けた調査、石油化学分野を含む生産拡張計画の検証についてコンサルティングする。

★14:36  グノシー-エースが「強気」継続 押し目買いのスタンスを推奨
 Gunosy<6047.T>が大幅に5日続落。エース経済研究所では、Gunosy AdsやADNW事業の成長が続くと予想。投資判断「強気」、目標株価4000円を継続した。
 今18.5期2Qは売上高51億2000万円(前年同期比+40%)、営業利益9億2500万円(同+48%)、経常利益9億2500万円(同+49%)、当期利益5億9600万円(同+9%)と好調が持続。決算発表後に株価は急落しているが、これは2Qの営業利益が、上期のコンセンサス予想に届かなかったことが主因と推察(コンセンサス5億6000万円に対し、5億0800万円)。会社予想に対する進ちょくは高く、上振れ含みであるため、押し目買いのスタンスを推奨するとした。


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