後場コメント No.3 SCSK、静岡銀行、富士フイルム、スルガ銀行、パイオニアなど

2018/01/18(木) 15:00
★13:10  SCSK-底堅い コストを抑えたインフラ拡張を実現する「USiZE for Exadata」提供開始
 SCSK<9719.T>が底堅い。同社は18日に、クラウドサービス・ソリューション「USiZE」の新たなラインアップとして、オラクルのデータベースマシン「Oracle Exadata Database Machine X6(以下、Oracle Exadata)」を稼働させるためのPaaSソリューション「USiZE for Exadata」の提供を開始すると発表した。
 「USiZE for Exadata」は、同社のクラウドサービス・ソリューション「USiZE」上で、「Oracle Database」の実行に最適化されたデータベースマシン「Oracle Exadata」を稼働させるための PaaSソリューションという。同社のオラクル専門技術者による24時間365日のハイレベルなサポートなど、「Oracle Exadata」利用の際に発生する、ほぼ全ての運用をサービスとして提供することで、運用上の不安を解消し、最適な環境を提供するとしている。

★13:17  静岡銀行-ドイツ証が目標株価引き上げ 新領域での成長が続く
 静岡銀行<8355.T>がもみ合い。ドイツ証券では、新領域での成長が続くと想定。レーティング「Hold」を継続も、目標株価は1135円→1335円と引き上げた。
 今18.3期上期決算を受けて、業績予想を見直し。目標株価の基準となる来期予想EPSに大きな変更はないとしたが、市場平均の上昇に伴って適用PERを14.0倍から16.5倍に変更したため、目標株価は引き上げ。20.3期は中計目標に近い着地を予想するとした。

★13:26  富士フイルム-3日続伸 バイオ医薬品の開発・製造受託事業を拡大 米国の新生産棟稼働
 富士フイルムホールディングス<4901.T>が3日続伸。同社は18日に、傘下の富士フイルムが、バイオ医薬品の開発・製造受託事業をさらに拡大するため、米国テキサス拠点に新たに建設した生産棟を稼働させたと発表した。
 今回稼働させた新生産棟は、ニーズが高まっている多品種生産に適した2000リットルの培養タンクを最大12基まで設置できるスペースを有しているという。さらに、富士フイルムの一定条件製造技術や品質管理技術、FUJIFILM Diosynth Biotechnologiesが持つ業界最高水準を誇る高生産性細胞作製技術「Apollo」とを組み合わせることにより、高効率生産を実現し大量生産にも対応。顧客が求める高品質な抗体医薬品の提供を可能にするとしている。

★13:31  スルガ銀行-ドイツ証が目標株価引き上げ カードローンの残高増加は来期から
 スルガ銀行<8358.T>が3日ぶり反発。ドイツ証券では、カードローンの残高増加は来期からとコメント。レーティング「Buy」を継続、目標株価は3000円→3130円と引き上げた。
 今18.3期中間決算を受けて、業績予想を見直し。目標株価の基準となる来期のEPS予想に大きな変動はないとしたが、最近の市場全体の水準上昇から適用PERを15.0倍→15.5倍に変更したため、目標株価を引き上げ。これまで目標株価算定に際し、ROEと成長性の高さから、地銀標準と比較して2.0倍のプレミアムを付与してきたが、カードローンの伸び率減速で預貸金利ザヤの改善がやや滞っているため、プレミアムをつけない15.5倍を適用するとした。

★13:39  パイオニア-底堅い 茨城交通などと路線バスの自動運転化の技術開発に向けた実証実験開始
 パイオニア<6773.T>が底堅い。同社は18日に、みちのりホールディングス(東京都千代田区)および茨城交通(茨城県水戸市)の3社で、路線バスの自動運転の実現に向けた実証実験を行うと発表した。
 この実証実験は、2017年の8月にパイオニアとみちのりホールディングスが実施について合意したもので、実際に顧客が乗車する路線バスを利用して行うという。将来的な路線バスの自動運転化に向けて、リアルな運行情報を収集・解析し、スムーズかつ安心・安全な自動運転を実現する技術の研究・開発につなげることを目的としている。


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