前場コメント No.9 NF回路設計ブロック、VTHD、アエリア、ジンズ、リブセンスなど

2018/01/22(月) 11:31
★9:43  YKTやNF回路など-量子コンピューター関連高い NECや富士通投資本格化で期待高まる
 YKT<2693.T>やエヌエフ回路設計ブロック<6864.T>、ブレインパッド<3655.T>など量子コンピューター関連が高い。22日付の日経新聞朝刊で、計算速度が現在のコンピューターをはるかに上回る「量子コンピューター」の研究開発をNEC<6701.T>や富士通<6702.T>などが本格化させると報じられ、材料視されている。
 NECは23年度までに実機開発に数十億円を投じるほか、富士通は20年度までに500億円を投じるとしており、関連製品を扱っている企業の業績拡大を期待した買いが向かっている。

★9:46  VTHD-東海東京が目標株価引き下げ 業績予想を引き下げ
 VTホールディングス<7593.T>が続伸。東海東京調査センターでは、レーティング「Outperform」を継続も、業績予想を引き下げ、目標株価は800円→680円と引き下げた。
 日産自動車の無資格検査問題の影響、海外ディーラーでの収益改善の遅れなどを織り込み、業績予想を引き下げ。今18.3期業績は売上高2000億円(前年比18.0%増)、営業利益87億円(同14.6%増)と予想。前回予想は売上高2012億円、営業利益97億円。営業利益は前回予想から引き下げるとしたが、会社計画(85億円)は上回る予想。来19.3期は売上高2055億円(前年比2.8%増)、営業利益99億円(同13.8%増)と予想。前回予想は売上高2055億円、営業利益107億円。

★9:49  積水ハウスリート-みずほが目標株価引き上げ NAV割れの株価の調整リスクは低い
 積水ハウス・リート投資法人<3309.T>が反発。みずほ証券では、DPU(1口当たり分配金)成長は鈍化も、NAV割れの株価のさらなる調整リスクは低いとみて、投資判断「中立」を継続した。目標株価は14.00万円→14.50万円と引き上げた。
 株価がNAVを下回っており、エクイティ調達および外部成長が難しい現状ではDPU成長余地は限られる。一方で、株価がこれ以上調整すれば自社株買いの可能性も高まり、株価を下支えする見込み。当面は大きなカタリストに欠ける展開が予想されるとした。予想DPUは、18年度を5427円、19年度を5552円、20年度を5620円とした。

★9:53  アエリア-3日続伸 新作アプリ『干支かれ~十二支に猫が漏れた理由~』今春配信へ
 アエリア<3758.T>が3日続伸。同社は1月19日の大引け後に、子会社のアリスマティック(東京都渋谷区)が、新作アプリ『干支かれ~十二支に猫が漏れた理由~』の公式事前登録キャンペーンを開始したと発表した。十二支をテーマにしたアプリで、2018年の春リリースに向けて現在、開発中とした。詳細は随時公式サイトや公式Twitterで告知の予定。

★9:53  ジンズ-みずほが目標株価引き下げ 既存店回復のための取り組み成果に注目
 ジンズ<3046.T>が反落。みずほ証券では、商品力向上といった既存店回復のための取り組み成果に注目。投資判断「中立」を継続も、目標株価は6500円→5400円と引き下げた。
 今18.8期に入り、10月と12月の国内既存店売上高は減収となった。既存店売上高を一式単価と本数に分解すると、一式単価の下落が既存店減収の主因。この背景には、2017年3月に行った価格改定と、2017年9月に投入した高価格帯商品(12000円)の不振があると推察。一方、本数は増加基調を維持しており、商品の競争優位性低下による既存店減収とは考えにくい。短期的には、既存店売上動向に株価が左右される状況が続く可能性が高いが、デザイン性向上や使い捨てコンタクトレンズ販売といった既存店売上高回復に向けた、各取り組みの成果に注目。

★9:54  リブセンス-一時ストップ高 前期営業益を上方修正 コスト見直しや投資費用繰り越しで
 リブセンス<6054.T>が一時ストップ高。同社は19日、17.12期通期の連結営業利益予想を従来のゼロから2.2億円(前の期比56.5%減)へと引き上げると発表した。
 コストを見直したほか一部投資費用を来期に繰り越したことで販売管理費が予想を下回った。


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