後場コメント No.1 そーせい、日野自動車、アンジェス、プロパティエージェント、いすゞなど

2018/01/22(月) 15:00
★12:30  そーせい-ドイツ証が新規「Buy」 StaR技術という強みを踏まえて
 そーせいグループ<4565.T>が反発。ドイツ証券では、StaR技術という強みを踏まえて、レーティング「Buy」、目標株価16050円として、新規カバレッジを開始した。
 同社は英国子会社Heptaresにおいて、魅力的な創薬プラットフォームを有する。2018年には第2相臨床試験段階の資産がゼロから4つに増え、開発パイプラインが前進すると予想。これは同社の技術の有効性をさらに証明し、より規模の大きな投資運用会社の関心を引くと考えられるとした。

★12:30  日野自動車-BofAMLが目標株価引き上げ 業績モメンタムはさらに加速傾向
 日野自動車<7205.T>がもみ合い。バンク・オブ・アメリカ・メリルリンチ(BofAML)では、来19.3期へ向けて業績モメンタムはさらに加速傾向と判断。投資判断「買い」を継続、目標株価を1600円→1850円と引き上げた。
 グローバルCV小売前提は若干の上方修正。足元のインドネシア販売台数は従来想定以上に好調であり、今18.3期:3.2万台(前期比+30%、会社計画:2.9万台)→来19.3期:3.8万台へ変更。国内は下期に入って販売も新型車が中心となっており、受注/販売ともに至って堅調を維持。
 為替前提の変更やインドネシア販売増の影響を織り込み、業績予想を若干増額修正。インドネシア販売増は、国ミックスの観点からも日野にとって大きなプラス。また、来19.3期には一過性の新型車投入関連費用(広告宣伝費など)の消失効果が見込めるとの従来見解も不変とした。

★12:31  アンジェス-後場買い気配 HGF遺伝子治療薬の国内承認申請 国内初の遺伝子治療薬
 アンジェス<4563.T>が後場買い気配。同社は22日11時30分に、開発を進めてきた重症虚血肢を対象としたHGF遺伝子治療薬について、厚生労働省に対し再生医療等製品の製造販売承認申請を行ったと発表した。
 HGF遺伝子治療薬の開発は、同社が設立以来手がけてきた主力のプロジェクトという。2008年3月に製造販売承認申請を行ったが、さらなる臨床データの集積が必要との判断に至ったことから、一旦、申請を取り下げていた。その後、2013年に再生医療等製品への条件及び期限付承認制度が導入されたことから、今回完了した医師主導臨床研究の結果と既存の臨床データなどを合わせて、再生医療等製品として、製造販売承認申請を行ったとしている。なお、本剤が承認を得た場合、国内では初の遺伝子治療薬となる。

★12:33  プロパティA-後場買い気配 Robby Technologiesと国内宅配ロボット市場の共同研究へ
 プロパティエージェント<3464.T>が後場買い気配。同社は22日12時に、米国カリフォルニア州シリコンバレーの宅配ロボットベンチャー企業Robby Technologiesと日本における宅配ロボット市場の共同研究を行うことに関する合意書を締結したと発表した。
 Robby Technologiesが開発する宅配ロボットを将来日本市場に展開するにあたっての基礎的共同研究の実施を計画することや、当該共同研究において米国における宅配ロボット技術の進歩や法的整備状況、マーケット進ちょく、政治的状況の共有、また日本における同様の情報共有を行うことなどで合意した。
 Robby Technologiesでは、中期的にグローバル展開していくことを計画しているという。同社としては、これに合わせて宅配業界が抱える問題が深刻な日本市場での展開および同社の優先的な地位での関与を交渉していくとしている。

★12:34  いすゞ自動車-BofAMLが目標株価引き上げ タイ・トラックの販売増は心強い
 いすゞ自動車<7202.T>がもみ合い。バンク・オブ・アメリカ・メリルリンチ(BofAML)では、タイピックアップトラックの販売増は心強いとコメント。投資判断「買い」を継続、目標株価を1900円→2150円と引き上げた。
 ピックアップトラック販売は、主力のタイにてモメンタムが加速中。今18.3期のタイ販売は上期で上方修正された会社計画:15.3万台を上回り、15.9万台(前期比+16%)と予想。中近東向けのピックアップトラック輸出は在庫調整が続くが、来19.3期には調整も一巡と予想。一方の商用トラックは、日本向けこそ前年の高ハードルで前年同期比減が続くが、おおむね上期で修正された会社計画線と見られる。
 為替前提変更やタイピックアップトラックの販売好調を踏まえて、再び若干の増額修正。引き続き、来19.3期はタイピックアップトラックの販売回復に加えて、国内商用車の収益性改善や、中近東向けピックアップトラックの在庫調整終了に伴う販売回復が主な収益ドライバーで増益確度は高いとした。


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