後場コメント No.1 トヨタ、トリドール、クラリオン、ホンダ、レシップＨＤなど
★12:30 トヨタ－ＳＭＢＣ日興が目標株価引き上げ ミックス改善も期待できる局面
トヨタ自動車<7203.T>がもみ合い。ＳＭＢＣ日興証券では、モデルチェンジで数量のみならず、ミックス改善も期待できる局面と判断。投資評価「1（アウトパフォーム）」を継続、目標株価は9000円→9500円と引き上げた。
今18.3期3Q 決算を経て、日本/アジア/欧州/その他地域が前四半期比で増益となったことはポジティブといえるが、一方で、北米収益が減益となったことは、市場自体の弱含みも併せて気がかり。ただし、来期にかけては（1）米国：RAV4のみならず、マイナーチェンジを含めて15車種を投入することや、（2）タイ：ヤリス/ハイラックスの新車効果により前年比25％増を目指していることなど、主要市場でのボリューム増が同社業績をけん引すると予想。
トヨタ自動車<7203.T>がもみ合い。ＳＭＢＣ日興証券では、モデルチェンジで数量のみならず、ミックス改善も期待できる局面と判断。投資評価「1（アウトパフォーム）」を継続、目標株価は9000円→9500円と引き上げた。
今18.3期3Q 決算を経て、日本/アジア/欧州/その他地域が前四半期比で増益となったことはポジティブといえるが、一方で、北米収益が減益となったことは、市場自体の弱含みも併せて気がかり。ただし、来期にかけては（1）米国：RAV4のみならず、マイナーチェンジを含めて15車種を投入することや、（2）タイ：ヤリス/ハイラックスの新車効果により前年比25％増を目指していることなど、主要市場でのボリューム増が同社業績をけん引すると予想。
★12:34 トリドール－反発 「丸亀製麺」が世界13の国と地域で1000店舗達成
トリドールホールディングス<3397.T>が反発。同社は16日に、丸亀製麺イオンモール座間店を開店したことで、同ブランドにおける「世界1000店舗」を達成したと発表した。
丸亀製麺は、国内の全792店舗に製麺機を設置し、毎日店ごとに小麦粉と水と塩だけを使って店内製麺することが特徴。そして2011年4月には初の海外店舗をアメリカ・ハワイに出店した。今では日本以外にも世界12の国と地域に208店舗を展開する人気業態に成長したとしている。
トリドールホールディングス<3397.T>が反発。同社は16日に、丸亀製麺イオンモール座間店を開店したことで、同ブランドにおける「世界1000店舗」を達成したと発表した。
丸亀製麺は、国内の全792店舗に製麺機を設置し、毎日店ごとに小麦粉と水と塩だけを使って店内製麺することが特徴。そして2011年4月には初の海外店舗をアメリカ・ハワイに出店した。今では日本以外にも世界12の国と地域に208店舗を展開する人気業態に成長したとしている。
★12:47 クラリオン－みずほが「買い」へ引き上げ 事業構造改革効果など再評価する局面へ
クラリオン<6796.T>が続伸。みずほ証券では、事業構造改革効果、OEM（相手先ブランドでの製造）や車載カメラ関連の回復を、徐々に再評価する局面とみて、投資判断を「中立」→「買い」と引き上げた。目標株価は440円→400円と引き下げた。
ポイントは、（1）事業構造改革効果や主力顧客向けOEM売上の回復により、18.3期をボトムに19.3期以降は利益回復を期待できる、（2）18.3期4Q以降、車載カメラ関連（含むECU）の増収率は前年同期比でプラス転換を見込む、（3）中期的な日立グループとの連携強化への期待など。
3Q実績で確認された想定以上に厳しい業績は、決算後の株価下落（約20％下落）で織り込まれたと判断。株価は徐々に、来19.3期以降の業績回復を織り込みに行くとの見方を示した。
クラリオン<6796.T>が続伸。みずほ証券では、事業構造改革効果、OEM（相手先ブランドでの製造）や車載カメラ関連の回復を、徐々に再評価する局面とみて、投資判断を「中立」→「買い」と引き上げた。目標株価は440円→400円と引き下げた。
ポイントは、（1）事業構造改革効果や主力顧客向けOEM売上の回復により、18.3期をボトムに19.3期以降は利益回復を期待できる、（2）18.3期4Q以降、車載カメラ関連（含むECU）の増収率は前年同期比でプラス転換を見込む、（3）中期的な日立グループとの連携強化への期待など。
3Q実績で確認された想定以上に厳しい業績は、決算後の株価下落（約20％下落）で織り込まれたと判断。株価は徐々に、来19.3期以降の業績回復を織り込みに行くとの見方を示した。
★12:52 ホンダ－東海東京が目標株価引き下げ 二輪車と四輪車が駆動する業績拡大
ホンダ<7267.T>が反落。東海東京調査センターでは、二輪車と四輪車が駆動する業績拡大とみて、レーティング「Outperform」を継続した。目標株価は4720円→4680円と引き下げた。
3Q決算発表にてガイダンスが上方修正された。二輪車と四輪車、両事業とも販売台数および収益性ともに好調を確認。最終利益では米国税制改正による約3500億円の押し上げ効果があった。来19.3期予想にて対ドルでの円高による悪影響が懸念されるが、二輪車と四輪車の両事業が好循環に入っていることや、品質関連コストの落ち着きによって高い利益水準を確保できると見込まれる。新規事業の「ホンダ・ジェット」の出荷機数も増加中。二輪車はインド市場の成長に加え、アセアン市場が回復しており、10％台の売上営業利益率を挙げている。四輪車では、今18.3期のグループ販売台数を前年比4.0％増、来19.3期は同3.3％増と予想。
ホンダ<7267.T>が反落。東海東京調査センターでは、二輪車と四輪車が駆動する業績拡大とみて、レーティング「Outperform」を継続した。目標株価は4720円→4680円と引き下げた。
3Q決算発表にてガイダンスが上方修正された。二輪車と四輪車、両事業とも販売台数および収益性ともに好調を確認。最終利益では米国税制改正による約3500億円の押し上げ効果があった。来19.3期予想にて対ドルでの円高による悪影響が懸念されるが、二輪車と四輪車の両事業が好循環に入っていることや、品質関連コストの落ち着きによって高い利益水準を確保できると見込まれる。新規事業の「ホンダ・ジェット」の出荷機数も増加中。二輪車はインド市場の成長に加え、アセアン市場が回復しており、10％台の売上営業利益率を挙げている。四輪車では、今18.3期のグループ販売台数を前年比4.0％増、来19.3期は同3.3％増と予想。
★12:56 レシップＨＤ－東海東京が目標株価引き下げ 来期の大幅増益の見通しに変更なし
レシップホールディングス<7213.T>が続伸。東海東京調査センターでは、来期の大幅増益の見通しに変更はないとし、レーティング「Outperform」を継続した。目標株価は1400円→1200円と引き下げた。
今18.3期3Q累計（17年4～12月）業績は売上高99億円（前年比7.2％減）、営業損失10.1億円（前年は営業損失4.4億円）であり、東海東京予想（売上高110億円、営業損失7.4億円）を下回った。研究開発費が予想以上に生じたこと、バス市場向けの売上高が東海東京予想を下回ったことが要因。
今回、3Q決算を反映して、今18.3期通期業績を見直し。通期業績は売上高162億円（前年比4.6％減）、営業利益は収支均衡（前年は営業利益4.8億円）と予想。前回予想は売上高172億円、営業利益2.5億円。
レシップホールディングス<7213.T>が続伸。東海東京調査センターでは、来期の大幅増益の見通しに変更はないとし、レーティング「Outperform」を継続した。目標株価は1400円→1200円と引き下げた。
今18.3期3Q累計（17年4～12月）業績は売上高99億円（前年比7.2％減）、営業損失10.1億円（前年は営業損失4.4億円）であり、東海東京予想（売上高110億円、営業損失7.4億円）を下回った。研究開発費が予想以上に生じたこと、バス市場向けの売上高が東海東京予想を下回ったことが要因。
今回、3Q決算を反映して、今18.3期通期業績を見直し。通期業績は売上高162億円（前年比4.6％減）、営業利益は収支均衡（前年は営業利益4.8億円）と予想。前回予想は売上高172億円、営業利益2.5億円。
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