後場コメント No.2 エボラブルアジア、三菱自動車、デンソー、アイシン精機、チェンジなど

2018/03/16(金) 15:00
★12:56  エボラブルアジア-大幅に5日続伸 2月度取扱高63%増
 エボラブルアジア<6191.T>が大幅に5日続伸。同社は15日、2月度の取扱高が48億3589万7636円となり、前年同月比63%増だったと発表した。今期(18.9期)累計は215億9842万5438円。このうち一般顧客向け取扱高は同49%増になったとしている。

★13:00  三菱自動車-東海東京が目標株価引き下げ 円高反転は懸念だが構造改革の効果が勝ろう
 三菱自動車<7211.T>が続落。東海東京調査センターでは、円高反転は懸念だが、構造改革の効果が勝ろうとコメント。レーティング「Outperform」を継続した。目標株価は990円→950円と引き下げた。
 会社側は3Q決算発表にて上方修正を公表。今18.3期営業利益計画では700億円から950億円に見直された。世界販売台数の回復とコスト構造の改が進展しているため。今後、タイやインドネシア、フィリピンなどのアセアンを中心とした販売拡大が収益を押し上げると見込まれる。
 円高反転による予想への悪影響は懸念要因としたが、想定するルノー/日産アライアンスの下での構造改革や新製品ならびに新技術の開発による中期的な経営革新のシナリオには変更なし。中期的に、国内販売体制の改革やルノーのライバルであるPSAとのロシア合弁事業の見直しに注目。

★13:04  デンソー-東海東京が目標株価引き下げ 自動車部品事業のエレクトロニクス化が進行中
 デンソー<6902.T>が4日続落。東海東京調査センターでは、自動車部品事業のエレクトロニクス化が進行中とし、レーティング「Outperform」を継続した。目標株価は8500円→7350円と引き下げた。
 基本的な強気シナリオに変更はなし。円高前提の採用で業績予想を減額修正するが、株式市場におけるデンソーの高い競争力への再認識が浸透するにつれて、株価バリュエーションにおいて自動車部品銘柄の平均的な評価から、欧米メガサプライヤーあるいはエレクトロニクス企業並みの水準訂正が期待できると考えるとした。
 クルマの電動化や自動運転、コネクテッドカーなどの最新技術に関して、積極的な取り組みを加速しているトヨタとともに、中期的な収益拡大が見込まれる。グループ再編ならびにアライアンス・投融資戦略を推進している点に注目。

★13:07  アイシン精機-東海東京が目標株価引き下げ AT増産に関する見通しには変更なし
 アイシン精機<7259.T>が4日続落。東海東京調査センターでは、AT増産に関する見通しに変更はないとして、レーティング「Outperform」を継続した。目標株価は7700円→7200円と引き下げた。
 AT(自動変速機)の増産とグループ企業の収益性の改善による利益成長との強気シナリオに変更はなし。AT事業は、2020年度に1250万台への増強(18.3期予想980万台)との計画に向けて受注ならびに先行投資が着実に拡大中。収益性重視の選別投資であると推察。ATだけでなく、ブレーキでは協調回生や自動駐車などの新機能への受注増加が見込め、売上営業利益率は上昇するとみられるとした。

★13:09  チェンジ-後場プラス転換 LINE WORKSおよびSansanソリューション連携による協業開始
 チェンジ<3962.T>が後場プラス転換。同社は16日13時に、同社とワークスモバイルジャパン(東京都渋谷区)およびSansan(東京都渋谷区)の3社は、各社ソリューションの連携に関して協業を行うことに合意したと発表した。
 3社は協業合意に基づき、「LINE WORKS」と法人向け名刺管理サービス「Sansan」を連携し、4月より新たなサービスとして「Sansan BOT(仮)」の提供を開始する予定。両製品の連携においては、同社がチャットBOTの技術提供と開発協力を行うという。「LINE WORKS」は「LINE」とつながる唯一のビジネスチャットとしている。今後の収益拡大への寄与が期待され、買いが入っている。


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