前場コメント No.4 バリューHR、カーチス、メディネット、総合メディカル、三菱ケミカルなど

2018/03/23(金) 11:30
★9:08  バリューHR-3日続伸 上限8万株・1億3000万円の自己株取得枠を設定
 バリューHR<6078.T>が3日続伸。同社は22日に、上限8万株・1億3000万円の自己株取得枠を設定すると発表した。
 経営環境の変化に対応した機動的な資本政策の遂行を可能とするため。取得期間は3月26日~9月30日。なお、上限8万株を取得した場合の自己株式を除いた発行済株式総数に対する割合は1.40%となる。

★9:08  カーチスHD-大幅続伸 輸出事業で韓国のレンタカー大手「ロッテレンタル」と提携
 カーチスホールディングス<7602.T>が変わらずを挟んで大幅に続伸。3月23日付け日本経済新聞・朝刊で、同社が4月、輸出事業で韓国のレンタカー大手、ロッテレンタルと提携すると伝えられた。
 カーチスが運営する輸出サイトにロッテレンタルが持つ韓国車を掲載する。現在は主にアフリカの右ハンドル国に日本車を輸出しているが、韓国車で左ハンドルの国を開拓する。初年度に12万台の販売を目指すと、記事では報じられている。

★9:09  くらコーポレーション-みずほが目標株価引き上げ 海外出店数を上方修正
 くらコーポレーション<2695.T>が反落。みずほ証券では、海外出店数を上方修正。投資判断「中立」を継続も、目標株価は6600円→7300円と引き上げた。
 今18.10期1Q決算後の取材を踏まえ、業績予想を修正。国内では新サイドメニュー発売による原価率の低下効果を新たに織り込み、海外では出店数の前提を年間6店舗から同10店舗へ上方修正した。みずほでは、他社に先駆けて新しいシステムやサイドメニューを投入する同社の研究開発力を高く評価。
 一方で、同社は現在、中期経営計画は開示しておらず、決算後の投資家向け説明会も開催していない。株主還元の拡充と併せ、株式市場との対話姿勢に改善余地があると指摘した。

★9:09  メディネット-底堅い 国立病院機構と共同開発契約 ATL-DC-101製造販売承認取得目指す
 メディネット<2370.T>が底堅い。同社は22日に、国立病院機構との間で「成人T細胞白血病を対象とした樹状細胞ワクチン」(以下、ATL-DC-101)の再生医療等製品としての製造販売承認取得を目的とした共同開発契約を締結したと発表した。
 この締結により、同社は国立病院機構と共同で、再生医療等製品としてATL-DC-101の製造販売承認を2021年に得ることを目指し開発を進める。また、上市後の製造を鑑み、医師主導治験(第2相)に使用するATL-DC-101は、同社の品川細胞培養加工施設で製造する計画としている。

★9:10  総合メディカル-6日続落 病院内のコンビニ運営事業に参入 「文教」を買収
 総合メディカル<4775.T>が6日続落。3月23日付け日本経済新聞・朝刊で、同社が病院内のコンビニ運営事業に参入すると伝えられた。
 関東や中部、九州の病院を中心にコンビニや売店などを展開する文教(東京都渋谷区)を4月下旬に買収する。買収額は数十億円とみられるとし、調剤薬局チェーンを巡って4月に調剤報酬の一部引き下げが迫っている状況下、総合メディは薬局事業以外の分野で収益源を育てたい考えと報じられている。

★9:11  三菱ケミカル-岩井コスモが目標株価引き下げ 低株価バリュエーションに注目
 三菱ケミカルホールディングス<4188.T>が反落。岩井コスモ証券では、低株価バリュエーションに注目とし、投資判断「B+」を継続した。目標株価は1300円→1150円と引き下げた。
 来期業績の伸びは鈍化が予想されるが、予想PERが市場平均を大きく下回る状況が解消されていないほか、今期予想配当利変わりも2%台後半と高水準。外部環境が落ち着きを取り戻せば、株価は一定レベルの反発が期待できると判断。一方で、市況が高止まりしているケミカルズ事業が来期も好調を持続できるのか、国内医療用医薬品の薬価改定や、海外で販売する主力薬の米国での特許切れを控えるヘルスケア事業の業績が、来期はどの程度厳しくなるのかということを意識していることを踏まえ、目標株価を引き下げるとした。


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