〔Market Flash〕さらに強気になったオフィスビル・オーナー~CS

2018/03/23(金) 10:09
【10:05】さらに強気になったオフィスビル・オーナー~CS  クレディ・スイス証券では不動産・J-REITセクターに関して、東京都心5区のオフィスビルの賃料上昇が続いている点に注目している。2月の新規募集賃料は、前年同期比4.53%増であった。17年12月は同3.41%増、18年1月は同4.34%増と、賃料が上昇しているだけでなく、伸び率も改善していると指摘している。また、賃料上昇の伸び率の改善が続けば、不動産株とオフィスREITの評価が高まると予想している。個別では、オフィスポートフォリオの平均契約年数が2.5年程度の住友不動産(8830)を不動産デベロッパーのトップピック推奨としており、J-REITでは、賃料上昇が業績寄与する日本ビルファンド投資法人(8951)を推奨している。 【9:40】化学・繊維では信越化学、三井化学、宇部興産に注目~SMBC日興  SMBC日興証券では、信越化学工業(4063)、三井化学(4183)、宇部興産(4208)の3銘柄を、化学・繊維セクターのトップピックとして位置付けている。信越化学はタイトな需給バランスを裏付けに300mm・200mmウエハーの持続的かつ大幅な値上げが見込めるうえに、シェールガスベースのエチレン設備新設により米国塩ビ樹脂事業の収益力が一層向上すること、三井化学はフェノールのマージン改善と自動車材料の拡販を両輪に2018年度の業績モメンタム好転を予想すること、宇部興産はセパレータとナイロンの数量効果、セメントやマグネシアクリンカーの値上げをけん引役に着実な増益基調が続くこと―をそれぞれ評価ポイントとして挙げている。 【8:45】寄り前気配は長瀬産、ヒロセ電、ニフコ、紀陽銀が高い気配値  主力株の寄り前気配では、長瀬産(8012) +5.00%、ヒロセ電(6806) +4.74%、ニフコ(7988) +3.07%、紀陽銀(8370) +2.82%、いすゞ(7202) +2.74%、コカウエスト(2579) +2.51%、レオパレス21(8848) +2.30%、北国銀(8363) +2.18%、ケーズHD(8282) +1.99%などが高い気配値。  一方、東建物(8804)-18.75%、日揮(1963)-13.92%、トレンド(4704)-12.54%、アダストリア(2685)-10.02%、三井金(5706) -8.68%、ヤマハ発(7272) -7.69%、日産化(4021) -7.63%、日野自(7205) -7.04%、ミネベア(6479) -6.90%、日新鋼HD(5413) -6.83%などが安い気配値となっている。
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