後場コメント No.2 三菱電機、日本ペイント、サンユー建設、サイバーA、アドテックなど

2018/05/18(金) 15:00
★13:02  三菱電機-3日ぶり反発 Ingersoll Rand社とダクトレス空調機販売の合弁会社を設立
 三菱電機<6503.T>が3日ぶり反発。同社は18日に、子会社のMitsubishi Electric USとIngersoll Rand社(以下、IR社)との折半出資によって、ダクトレス空調機販売の合弁会社Mitsubishi Electric Trane HVAC US(米国ジョージア州)を設立し、営業を開始したと発表した。
 合弁会社を通じて、同社の従来の販売網に加えて、強い販売力を持つIR社の全米を網羅する広い販売網に同社製ダクトレス空調機の提供を行い、きめ細かな営業・サービス体制を確立することで競争力を向上し、米国や中南米での事業拡大を目指すとしている。

★13:04  日本ペイント-BofAMLが目標株価引き上げ 割安な株価バリュエーションを評価
 日本ペイントホールディングス<4612.T>がもみ合い。バンク・オブ・アメリカ・メリルリンチ(BofAML)では、割安な株価バリュエーションを評価。投資判断「買い」を継続、目標株価を4600円→5250円と引き上げた。
 1Q営業利益は米国の荒天による塗料販売不振、原料高を踏まえると、健闘が目立ったと判断。中国の塗料に関しては、前1Qは一時的に塗料が前期比+32%と急激に伸びたため、今1Qで同+2%と低く見えるが、実際は健闘したと指摘。特に、主力の中国の内装用塗料は、前期比+10%伸びている。同社は中国のTier1・2都市に強く、今年の中国不動産の改善の恩恵を受けていると推計。業績予想は原料高を踏まえ若干減額も、中国の汎用塗料の業況改善観測などを踏まえ、アジア事業のEBITDA倍率を14.5→17.5倍に変更。

★13:11  サンユー建設-後場買い気配 今期営業益14億円見込む 前期は24%減益着地
 サンユー建設<1841.T>が後場買い気配。同社は18日13時に、19.3期通期の連結営業利益予想を14.0億円と発表した。同社は、19.3期より連結決算を開始することから前期比較はできない。
 併せて発表した、18.3期通期の個別営業利益は5.1億円(前の期比24.4%減)だった。不動産事業部門が、賃貸用物件の大規模修繕を実施したことなどにより、減益となったことが響いた。

★13:16  サイバーエージェント-UBSが目標株価引き上げ ゲーム事業の成功で
 サイバーエージェント<4751.T>が4日ぶり反発。UBS証券では、ゲーム事業では今後も市場シェアの緩やかな上昇が続くと予想。レーティング「Buy」を継続、目標株価を5450円→6850円と引き上げた。
 ゲーム事業の業績予想を引き上げた(19年度期営業利益:+17%引き上げ)。従来予想では市場の成熟と、特に海外プレーヤーとの競争激化により、同社業績も微減収傾向が継続(国内市場シェアは漸減)と予想していたが、新予想では19年度にピークを迎えた後に売上規模を維持可能(国内市場シェアは緩やかに上昇を続ける)と予想した。
 子会社Cygamesが、任天堂との業務提携を発表。将来的には、任天堂IPの活用による協業タイトルが出てくる可能性も大いにあるとした。

★13:28  アドテックプラズマテクノロジー-丸三が新規「買い」 両輪での成長を予想
 アドテック プラズマ テクノロジー<6668.T>が続伸。丸三証券では、半導体製造装置向け、光学成膜装置向けの両輪での成長を予想。投資判断「買い」、目標株価3000円として、新規カバレッジを開始した。
 半導体製造装置向け、光学成膜装置向けプラズマ用電源の売上拡大により成長が続くと予想。将来の業績成長期待を勘案すると、現状の株価には投資妙味があると判断。
 同社は4月にベトナム子会社の生産能力増強を発表。新工場を建設し、ベトナムでの生産能力を来19.8期中に現在の2倍となるように取り組んでいく方針。半導体製造装置・光学成膜装置メーカー向けにプラズマ用高周波電源の需要が好調に推移すると予測されるほか、同社が開発している新製品の寄与により、高い業績成長が続くと予想。


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