前場コメント No.13 ＪＣＲファーマ、九州電力、四国電力、富士通、帝人など
★10:12 ＪＣＲファーマ－反発 血液脳関門通過型ハンター症候群の治験計画をブラジルが受理
ＪＣＲファーマ<4552.T>が反発。同社は28日、血液脳関門通過技術「J-Brain Cargo」を適用した血液脳関門通過型ハンター症候群治療酵素製剤について、ブラジル国家衛生監督庁（ANVISA）に治験計画届を提出し、所定の調査が終了したと発表した。6月にブラジルでの第II相臨床試験開始を予定している。
ブラジルでの第II相臨床試験は単独で実施し、ハンター症候群患者18名を対象として用量設定に加え全身症状や中枢神経症状に対する有効性・安全性を評価する。研究開発の進展への期待から、株価は上昇している。
ＪＣＲファーマ<4552.T>が反発。同社は28日、血液脳関門通過技術「J-Brain Cargo」を適用した血液脳関門通過型ハンター症候群治療酵素製剤について、ブラジル国家衛生監督庁（ANVISA）に治験計画届を提出し、所定の調査が終了したと発表した。6月にブラジルでの第II相臨床試験開始を予定している。
ブラジルでの第II相臨床試験は単独で実施し、ハンター症候群患者18名を対象として用量設定に加え全身症状や中枢神経症状に対する有効性・安全性を評価する。研究開発の進展への期待から、株価は上昇している。
★10:18 住友ゴム－ＪＰモルガンが目標株価引き下げ 1Q決算を踏まえて業績予想を微修正
住友ゴム<5110.T>が6日続落。ＪＰモルガン証券では、1Q決算を踏まえて業績予想を微修正。投資判断「Neutral」を継続、目標株価は2050円→2000円と引き下げた。
今18.12期事業利益予想を755億円、来19.12期を同797億円へ修正。今18.12期のグローバルタイヤ販売本数はほぼ会社計画線での前期比5％増を想定。Falkenブランドの米国での販売好調や欧州での拡販が続くと見られる。価格面では国内を中心に昨年度の値上げ影響が継続し、堅調な業績が続く見通し。短期的にはやや需要が低迷している中国市場の動向を注視。また、中長期ではFalkenブランドの今後の拡販戦略、TBCにおけるミシュランブランドとの競合環境についても注視していくとした。
住友ゴム<5110.T>が6日続落。ＪＰモルガン証券では、1Q決算を踏まえて業績予想を微修正。投資判断「Neutral」を継続、目標株価は2050円→2000円と引き下げた。
今18.12期事業利益予想を755億円、来19.12期を同797億円へ修正。今18.12期のグローバルタイヤ販売本数はほぼ会社計画線での前期比5％増を想定。Falkenブランドの米国での販売好調や欧州での拡販が続くと見られる。価格面では国内を中心に昨年度の値上げ影響が継続し、堅調な業績が続く見通し。短期的にはやや需要が低迷している中国市場の動向を注視。また、中長期ではFalkenブランドの今後の拡販戦略、TBCにおけるミシュランブランドとの競合環境についても注視していくとした。
★10:21 九州電力－三菱ＵＦＪＭＳが目標株価引き下げ 原子力利用率上昇で経常増益を見込む
九州電力<9508.T>が3日続落。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、原子力利用率上昇で今19.3期は経常増益を見込むとし、投資判断「Overweight」を継続した。目標株価を1530円→1520円と引き下げた。
目標株価算出基準期間の変更（予想ROEの計算対象を19.3期～20.3期の2年間平均から19.3期～21.3期の3年間平均に変更）により、目標株価を微調整。玄海原子力発電所3・4号の再稼働などにより、今19.3期の原子力利用率が前年よりも上昇する（燃料費減少）シナリオは、まだ株価に織り込まれていないと判断、
九州電力<9508.T>が3日続落。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、原子力利用率上昇で今19.3期は経常増益を見込むとし、投資判断「Overweight」を継続した。目標株価を1530円→1520円と引き下げた。
目標株価算出基準期間の変更（予想ROEの計算対象を19.3期～20.3期の2年間平均から19.3期～21.3期の3年間平均に変更）により、目標株価を微調整。玄海原子力発電所3・4号の再稼働などにより、今19.3期の原子力利用率が前年よりも上昇する（燃料費減少）シナリオは、まだ株価に織り込まれていないと判断、
★10:24 四国電力－ＪＰモルガンが目標株価引き上げ 引き続き様子見スタンスを推奨
四国電力<9507.T>が反落。ＪＰモルガン証券では、引き続き様子見スタンスを推奨するとし、投資判断「Neutral」を継続した。目標株価は1310円→1410円と引き上げた。
前18.3期決算を踏まえてモデルをアップデート。伊方3号の再稼動時期見通しは変更せず、2018年10月としている。今19.3期経常利益は300億円（前年比+7.1％）、来20.3期を同340億円（前年比+13.3％）と予想。広島高裁より仮処分を下され、2018年9月までは稼動停止が続くが、基本的には効力期限切れ後の再稼動は可能になってくると予想。大分地裁、高松高裁、山口地裁でも引き続き仮処分事案の裁判が行われているが、判決が決定するまでには半年以上時間を要する見込みとした。
四国電力<9507.T>が反落。ＪＰモルガン証券では、引き続き様子見スタンスを推奨するとし、投資判断「Neutral」を継続した。目標株価は1310円→1410円と引き上げた。
前18.3期決算を踏まえてモデルをアップデート。伊方3号の再稼動時期見通しは変更せず、2018年10月としている。今19.3期経常利益は300億円（前年比+7.1％）、来20.3期を同340億円（前年比+13.3％）と予想。広島高裁より仮処分を下され、2018年9月までは稼動停止が続くが、基本的には効力期限切れ後の再稼動は可能になってくると予想。大分地裁、高松高裁、山口地裁でも引き続き仮処分事案の裁判が行われているが、判決が決定するまでには半年以上時間を要する見込みとした。
★10:28 富士通－ＳＭＢＣ日興が目標株価引き下げ トップラインの反転が待たれる
富士通<6702.T>が反落。ＳＭＢＣ日興証券では、事業ボラティリティは低減も、トップラインの反転が待たれるとコメント。投資評価「2（中立）」を継続、目標株価は840円→770円と引き下げた。
同社が注力する海外サービス事業は、前18.3期3Q、4Qと会社想定を下回るなど、苦戦している。中長期での成長ドライバーを見出すことができなければ、株価はボックス圏で推移する見通し。ただし、構造改革によって事業ボラティリティリスクは減少しつつあることや、バリュエーションは同社過去実績に基づくと安値圏であり、ダウンサイドは限定的との見方を示した。
富士通<6702.T>が反落。ＳＭＢＣ日興証券では、事業ボラティリティは低減も、トップラインの反転が待たれるとコメント。投資評価「2（中立）」を継続、目標株価は840円→770円と引き下げた。
同社が注力する海外サービス事業は、前18.3期3Q、4Qと会社想定を下回るなど、苦戦している。中長期での成長ドライバーを見出すことができなければ、株価はボックス圏で推移する見通し。ただし、構造改革によって事業ボラティリティリスクは減少しつつあることや、バリュエーションは同社過去実績に基づくと安値圏であり、ダウンサイドは限定的との見方を示した。
★10:29 帝人－続伸 車リアガラス向けのディスプレーになるPC開発
帝人<3401.T>が続伸。28日付の日経産業新聞で、同社は自動車後部のリアウインドーがディスプレーになるポリカードネート（PC）を開発したと報じられた。
23～25日に横浜市で開いた自動車向け素材・部品の見本市「人とくるまのテクノロジー展」で、同社は透明の導電膜が貼られ、電圧をかけると映像を表示できるリアウインドー用PCを出展したという。今後の業績の広がりが期待され、株価は上昇している。
帝人<3401.T>が続伸。28日付の日経産業新聞で、同社は自動車後部のリアウインドーがディスプレーになるポリカードネート（PC）を開発したと報じられた。
23～25日に横浜市で開いた自動車向け素材・部品の見本市「人とくるまのテクノロジー展」で、同社は透明の導電膜が貼られ、電圧をかけると映像を表示できるリアウインドー用PCを出展したという。今後の業績の広がりが期待され、株価は上昇している。
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