前場コメント No.15 亀田製菓、太平洋セメント、ツバキナカシマ、住友大阪セメント、ＧＭＯなど
★10:46 亀田製菓－野村が目標株価引き上げ 業績予想を若干上方修正
亀田製菓<2220.T>が3日ぶり反発。野村証券では、業績予想を若干上方修正。レーティング「Neutral」を継続も、目標株価は5300円→6000円と引き上げた。
為替前提や会計処理方法の見直しを織り込み、業績予想を若干上方修正。今19.3期経常増益は76億円を予想、実質的には前期比10％程度の増益。増益要因は海外MGCの一時的な利益押し下げ要素のはく落、国内米菓での収益性の改善などだが、会計処理方法の変更の影響（減価償却を定率法から定額法へ、5億円の影響）を除くと実質的な増益率は10％程度と推察。国内米菓の販売動向を鑑みると、会社計画の達成はややハードルが高い印象を受けるとした。
亀田製菓<2220.T>が3日ぶり反発。野村証券では、業績予想を若干上方修正。レーティング「Neutral」を継続も、目標株価は5300円→6000円と引き上げた。
為替前提や会計処理方法の見直しを織り込み、業績予想を若干上方修正。今19.3期経常増益は76億円を予想、実質的には前期比10％程度の増益。増益要因は海外MGCの一時的な利益押し下げ要素のはく落、国内米菓での収益性の改善などだが、会計処理方法の変更の影響（減価償却を定率法から定額法へ、5億円の影響）を除くと実質的な増益率は10％程度と推察。国内米菓の販売動向を鑑みると、会社計画の達成はややハードルが高い印象を受けるとした。
★10:55 太平洋セメント－ＪＰモルガンが目標株価引き下げ 固有のグロスファクターが寄与へ
太平洋セメント<5233.T>が反落。ＪＰモルガン証券では、固有のグロスファクターがバリュエーション拡大に寄与するとみて、投資判断「Overweight」を継続した。目標株価は4800円→4700円と引き下げた。
需要低迷・原料高に苦しむ国内事業に反し、良好な需要モメンタムと値上げが着々と浸透する米国事業では収益拡大が続く。ＪＰモルガンでは2019年度にかけて、海外事業の収益力は国内事業を遂に上回ると予想。株式市場の海外市場の動向に対する関心が高まる展開を想定。
米国西海岸では粉砕ミルの増強による稼働上昇・数量拡大が、さらに輸入本格再開による値上げ加速も見込まれ、持続的な利益成長が今後も見込める。同社固有のグロースファクターがより鮮明となることで、セクター内での相対的なバリュエーション評価が進行する見通し。
太平洋セメント<5233.T>が反落。ＪＰモルガン証券では、固有のグロスファクターがバリュエーション拡大に寄与するとみて、投資判断「Overweight」を継続した。目標株価は4800円→4700円と引き下げた。
需要低迷・原料高に苦しむ国内事業に反し、良好な需要モメンタムと値上げが着々と浸透する米国事業では収益拡大が続く。ＪＰモルガンでは2019年度にかけて、海外事業の収益力は国内事業を遂に上回ると予想。株式市場の海外市場の動向に対する関心が高まる展開を想定。
米国西海岸では粉砕ミルの増強による稼働上昇・数量拡大が、さらに輸入本格再開による値上げ加速も見込まれ、持続的な利益成長が今後も見込める。同社固有のグロースファクターがより鮮明となることで、セクター内での相対的なバリュエーション評価が進行する見通し。
★10:55 ツバキナカシマ－3日続落 外部調査報告書で多くのコンプラ違反が露呈
ツバキ・ナカシマ<6464.T>が3日続落。同社は25日、販売した製品の一部に関する不適切な行為に関する事実の認定、発生原因の究明、再発防止策についての調査・提言を目的として構成した外部調査委員会の報告書を受け取ったと発表した。
報告書の中では同不適切行為のほか、サービス残業が日常的になっているなど労働環境でのコンプライアンス意識の欠如などについても記述があり、取引先からの信用の毀損や今後の未払い給与の追加計上などへの警戒から、株価は下落している。
ツバキ・ナカシマ<6464.T>が3日続落。同社は25日、販売した製品の一部に関する不適切な行為に関する事実の認定、発生原因の究明、再発防止策についての調査・提言を目的として構成した外部調査委員会の報告書を受け取ったと発表した。
報告書の中では同不適切行為のほか、サービス残業が日常的になっているなど労働環境でのコンプライアンス意識の欠如などについても記述があり、取引先からの信用の毀損や今後の未払い給与の追加計上などへの警戒から、株価は下落している。
★10:58 住友大阪セメント－ＪＰモルガンが目標株価引き下げ 値上げの低進ちょくを予想
住友大阪セメント<5232.T>が反落。ＪＰモルガン証券では、目先は値上げが最大の株価材料も、低進ちょくを予想。投資判断「Underweight」を継続、目標株価は460円→440円と引き下げた。
2018年度の業績進ちょくを占う上で、まずは目先国内セメントの値上げ進ちょくが最大の注目材料と見られる。同社は上期に前年同期比約+160円/トン、下期に同約+290円/トンで、18年度平均では前年比約+230円/トン程度を前提に織り込んでいると推察。今後数カ月の値上げ進ちょくが最大の注目材料と見られるが、値上げ決着時期の足並みもばらつく中、4～6月期の値上げ進ちょくは極めて鈍いと予想。業績不透明感から上値の抑制要因になる見通しとした。
住友大阪セメント<5232.T>が反落。ＪＰモルガン証券では、目先は値上げが最大の株価材料も、低進ちょくを予想。投資判断「Underweight」を継続、目標株価は460円→440円と引き下げた。
2018年度の業績進ちょくを占う上で、まずは目先国内セメントの値上げ進ちょくが最大の注目材料と見られる。同社は上期に前年同期比約+160円/トン、下期に同約+290円/トンで、18年度平均では前年比約+230円/トン程度を前提に織り込んでいると推察。今後数カ月の値上げ進ちょくが最大の注目材料と見られるが、値上げ決着時期の足並みもばらつく中、4～6月期の値上げ進ちょくは極めて鈍いと予想。業績不透明感から上値の抑制要因になる見通しとした。
★11:02 ＧＭＯインターネット－ＵＢＳが目標株価引き上げ 仮想通貨関連が収益化を始める
ＧＭＯインターネット<9449.T>が反発。ＵＢＳ証券では、仮想通貨事業の業績貢献が少しずつ見えてきたと判断。レーティング「Buy」を継続、目標株価は2700円→3500円と引き上げた。
Q1実績は、交換事業：売上高1億9200万円/営業損失7億6000万円、マイニング事業：売上高4億4200万円/営業利益2500万円。交換事業月次収益は2月以降プラス転換し、4月は5億0900万円。マイニング事業も主要指標が堅調に上昇中。
期末自社ハッシュレートは1000PH/S強で予想（会社想定より保守的に設定）。今後も各事業のボラティリティは大きいとみられるが、仮想通貨に関わる複数のマネタイズ機能をグループ内に有することは、改めて同社ならではの強みと評価。なお、クラウドマイニングによる貢献分は詳細不明につきまだＵＢＳ予想には織り込んでいないとした。
ＧＭＯインターネット<9449.T>が反発。ＵＢＳ証券では、仮想通貨事業の業績貢献が少しずつ見えてきたと判断。レーティング「Buy」を継続、目標株価は2700円→3500円と引き上げた。
Q1実績は、交換事業：売上高1億9200万円/営業損失7億6000万円、マイニング事業：売上高4億4200万円/営業利益2500万円。交換事業月次収益は2月以降プラス転換し、4月は5億0900万円。マイニング事業も主要指標が堅調に上昇中。
期末自社ハッシュレートは1000PH/S強で予想（会社想定より保守的に設定）。今後も各事業のボラティリティは大きいとみられるが、仮想通貨に関わる複数のマネタイズ機能をグループ内に有することは、改めて同社ならではの強みと評価。なお、クラウドマイニングによる貢献分は詳細不明につきまだＵＢＳ予想には織り込んでいないとした。
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