決算寸評:天津発展の16年12月本決算、関連会社の利益貢献縮小で8%減益

2017/05/23(火) 11:03
 天津発展(00882)がこのほど発表した2016年12月本決算は、売上高が前年比4.1%減の61億1000万HKドル、純利益が同8.4%減の5億1500万HKドルだった。  関連会社からの利益貢献の縮小が減益の主因。港湾運営の利益貢献が16%減少したほか、昇降機事業の利益貢献も28%減と落ち込んだ。本業では主力の公共サービス事業で電力部門が燃料調達費の縮小を受けて10%の部門増益を確保。水道水部門は運営費の削減で13%増益となったが、蒸気供給部門は政府補助金の減少を受けて5%減益と苦戦した。医薬品事業は収益率は改善したものの、研究開発費の増加で部門利益は横ばい。機電事業は需要の低迷や運営費の増加が響き部門赤字が続いた。
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